【Q&A】メスティン蒸し器の作り方☆
ところが、諸事情あってここ数ヶ月はメールの返信がなかなかできていない状況です(ごめんなさい

そこで、「よくあるご質問」や、「ご質問された方以外にも参考になるかもしれない情報」については、当ブログ上で回答を公開させて頂くことにしました。(個別にご回答を差し上げられなかった方々には本当に申し訳ないのですが、どうかご理解下さい

今回は、「メスティン蒸し器の作り方」についてです!
山で蒸し料理が作れると、山ごはんのレパートリーが広がりますよね♪
昨秋の雲取山テント泊登山の時に蒸したほかほかの肉まんは感動的でした

蒸し料理と言っても基本的には食材がお湯に浸からなければいいわけなので、鍋に小石などを敷き詰める上げ底方式や、大きめの鍋に小さめの鍋を入れる二重鍋方式など、工夫次第で簡単に蒸し料理を作ることが可能なようです。
私の場合は、「山頂で優雅に飲茶を楽しむ!」というテーマの登山で使うために、ちょっとこだわって簡易すのこを自作しました

登山前夜にささっと作ったものなので、わざわざ写真でお見せするようなものでもありませんが・・・
これが自作の簡易すのこ。

100円均一でサイズの合う巻き簾がなかったので、自宅にあった竹串を麻糸で編んで作りました。
そのままだとまさに巻き簾なので、くるくるっと丸めて持ち運びできます。
蒸し器に入れるときにはすのこの幅より少し長めに切った竹串を横方向に渡して、食材を乗せてもぐにゃぐにゃ曲がらないように固定しました。
裏側から見るとこんな感じです↓

実際に山で使った時の写真を紹介しますね

トランギア メスティンに少し(数cm)水を入れて、上げ底になるものを置いた上に自作すのこを乗せます。ホラ、ぴったりサイズ!

そしてすのこの上に食材を乗せて、エスビット ポケットストーブの固形燃料1~1.5個分(食材によって調整が必要ですね)火にかければ、蒸し上がりです☆

これにて山頂飲茶の出来上がり~♪

上の写真に中国茶器が写っていますが、実は今回、すのこの下に置いて上げ底の役目を果たしてくれたのが中国茶の茶杯(小さな湯のみ)なんです。
お茶を淹れる時にはあらかじめ茶器を温めておくと良いと言われますが、蒸し器の上げ底に使ったことで茶杯は熱々、蒸している間にメスティンの蓋の上に急須を乗せておけば、こちらも温まって一石二鳥というわけです(笑)
写真のように茶器を持参してエビ蒸し餃子を作るというのは、行程の短い近郊日帰り低山ならではかもしれませんが、たまにはこんな風に山を楽しむのもアリかなって思いました

(ちなみにこの時はまさかの強風により、優雅というより罰ゲームみたいになりましたが・・・苦笑)
今回は自作すのこの作り方についてご質問を頂いたので、すのこを使った蒸し器についてご紹介しましたが、工夫次第でもっと簡単に蒸し料理を作れると思いますので、よろしければ皆さんも試してみて下さいね☆