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2011.08 白馬岳登山(1)

白馬岳(2,932m)・小蓮華山(2,766m)・乗鞍岳(2,469m)/長野県北安曇郡白馬村ほか



この夏もちょこちょこと山へお邪魔していた私ですが、そのほとんどが日帰りでした。
もちろん日帰り登山も楽しいのですが、せっかくの夏山、山に泊まってどっぷり自然に浸かりたい!
というわけで、以前から興味のあった白馬岳へ1泊でお邪魔することにしましたー!

同行者さんの都合が急に悪くなってしまったり、直前まで天気予報がイマイチだったりとバタバタしましたが、なんとか別の同行者さんが決まり、計画と荷物もまとめ終えて無事に夜行バスへ乗り込むことができたのでした。

環境が変わるとなかなか寝付けない私(だったはず)なのですが、登山を始めてから夜行バスには何度かお世話になっているせいか、細切れながらもしっかりと睡眠を取ることができました
特に朝方は熟睡で、ふと目を覚ますともう登山口の猿倉に到着していたというぐらいでした(笑)

猿倉荘の前には、準備をする登山者さんたちが大勢いらっしゃいました。
私たちも装備を整え、登山届に必要事項を記入します。

見上げれば、びっくりするほどの青空と美しい雲が広がっていました
猿倉荘

ここに来るまで、私はずっと天気のことが気がかりでした。
天気が悪い中、白馬大雪渓を通過することに不安を感じていたんです
イマイチだった天気予報は前日に好転しましたが、もし登山口に着いて天気が悪かった場合には、そのまま町に下りて温泉1泊旅行に予定を変更するつもりでした。

だから、この青空を見た時には本当に嬉しかったです!
「登れるんだ」っていう強烈なワクワク感と、山の厳しさにも向き合う2日間に踏み出す緊張感とで、体中がビリビリとしびれました。

さぁ、いよいよ出発です!!
最初はキレイに整備された砂利っぽい道を進んでいきました。
出発です!

渋滞するほどではないものの、前後に登山者さんたちの気配を感じながら歩いていきます。
前を行くご年配の男性グループに追いつくと、ちょっと立ち話。
皆さんはこれから白馬鑓温泉に向かわれるのだそうです。うーん、そちらのコースも楽しそうですよねー!温泉いいなー!

それから少し歩くと白馬鑓温泉方面への道が分かれ、私たちはそのまま大雪渓を目指します。
道端に咲くアジサイの花を愛でながら整備された道を快適に進んでいくと、前方の景色が開けてきました。

そこに見えた景色のあまりの素晴らしさに、私は思わず歓声を上げてしまいました!
「わーっ!!!!!!すごいーっ!!!
素晴らしい景色

緑と岩と残雪が織りなす、まさに高山といった雰囲気の迫力ある光景。
すごいなぁ。ここまで来ちゃったんだなぁ。これから2日間、あの世界を歩けるんだなぁ
登る前から心臓がドキドキしてきました(苦笑)

そして私は所々に雪解けの沢を見ながら、あの世界へどんどん近づいていきます。
進みます

「すごいなぁ・・・本当にすごい・・・
この光景の夢のような美しさは、私の知っている言葉を片っ端から拾い集めたって、到底表現できるものではありませんでした。
だから私はただ、「すごい、すごい」とばかりつぶやきながら進んでいきました(苦笑)

遠くの景色だけではなく、すぐそばの緑の中にも沢山の心ときめく出会いがありました!
街中ではあまり見かけないような花や、ものすごく大きなカタツムリなどなど・・・
後者は苦手な人もいると思うので写真掲載は自粛します(笑)

こちらはヤマハハコかな?丸っこいのがとってもかわいいし、純白ですごくキレイなんです!
かわいい花

こうして快適に歩いていくと、白馬尻小屋に着きましたー!
「おつかれさん!ようこそ大雪渓へ」
こういうメッセージを見ると嬉しくなりますね。
いよいよだなぁー
ようこそ大雪渓へ!

しかし、8月後半とあってだいぶ雪は融けているようです。
雪渓はまだ見えませんねー。小屋前で少し休憩をしてから、私たちは先へ進みました。
先へ進みます

10分くらい歩いた辺りから沢には雪が出始めましたが、まだ脇の夏道を歩くことができました。
大雪渓

そして小屋から30分弱くらい歩いたところで、いよいよ雪渓へ入ることになりました!
6本爪アイゼン(エバニュー 巾調節式6本爪アイゼン)を装着します。
他の登山者さんたちも、皆さんこの場所で軽アイゼンを装着されていました。

そして、雪渓へと足を踏み出します。
魚のウロコやゴルフボールのようにボコボコとした雪面はぎゅっとしまっていて、アイゼンの歯がザクッ、ザクッと面白いように刺さります
スタート!

これまで軽アイゼンを何度か使用してきましたが、これほど長い距離を歩くのは初めてのこと。
体力を消耗しないようにのんびり登りたいところですが、なかなかそうもいきませんでした

それは前後に登山者さんが多くいたこともあるのですが、もうひとつの事情があったんです。

クレバスと落石

ルートのすぐ脇を走る亀裂、そして隕石みたいな大きな石。
写真のものはまだ序の口かもしれませんが、クレバスや落石など、ここには危険がいっぱい潜んでいるんです。
そのため、雪渓上でのんびり休憩したり、ぼんやり歩くのは危ないことなんですよね

ところどころにこうした注意喚起のメッセージも置かれていましたよー
雪上の注意書き

今回の登山計画を立てる中でも一番気にかけていたのが、この大雪渓でした。
過去発生した事故の事例も調べて、もし悪天候で視界が悪かったら、ここを通るのはやめようと決めていました。

幸い、今回は天気も良く視界も良好!
そこで、足下や両脇に聳える岩壁に神経を集中させながら、どんどん登っていきました。
雪の上には赤いマーキングや踏み跡があるので、道を外れないように気を付けながら進みます。

傾斜は結構出てきていましたが、アイゼンがよく効いて、とても歩きやすかったです。
それにこの景色!まるでどこかの国の氷河を歩いているみたい。
雪上を渡ってくる風はひんやりとしていて、とても快適でした
すごい景色です

やがて雪渓が終わり、大岩がゴロゴロと転がる道へとぶつかりましたー。
私たちはアイゼンを脱いで片付けます。

振り返ると、雪渓上にガスが低く立ち込めていました。
ガスの向こうから次々と現れる人々のシルエットがすごく幻想的で、私は思わずシャッターを切りました。
まるで別の世界からワープしてきたみたいだね。ようこそ、"雲の上の世界"へ!
ガスの向こうから、人

ガスがかかる前に雪渓を抜けられたのは良かったですが、この先もまだまだ登りが続いています。
落石の危険も残っているので、あまり長くは休まずに、岩だらけの道を登り始めました。

しかし、この先の傾斜がかなりきつく感じました
雪渓を離れると体感温度も上がり、かなり暑くもなってきましたー。
加えて歩きにくい岩がちな道は、時折雪解け水が押し寄せて沢のようにもなっています。

こ、これはきつい・・・!!

そして、ついに前方までガスが回ってきてしまいましたー
精神的にも体力的にもかなり消耗してきましたが、雨に降られなかったことは幸いでした。
岩だらけの急坂

それに、遠くの景色は白く霞んでしまいましたが、あちこちにキレイな花が沢山咲いていたんです
花たちに元気を分けてもらい、同行者さんと励まし合いながら、一歩ずつ登っていきました。
花に励まされます

そして、避難小屋に到着しましたー。
避難小屋

今日はこの先にある白馬岳頂上宿舎に宿泊する予定です。
私たちは地図を広げながら、
「あとどれくらいだろう?」
「うーん、1時間くらいかかるかもねー・・・」
などと話し合いました。

慣れない軽アイゼンで長く歩いてきたことや、思った以上に蒸し暑かったこともあり、普段以上に疲労感がありました
まだまだ先は長く感じられましたが、自分の足で進んでいくしかありません。

よーし、頑張るぞー!!

こうして、ガスにうっすらと霞む登山道を、一歩一歩、自分のペースで登っていきました。
沿道で声援を送ってくれる花たちを視界に入れながら、ひたすら前へ進みます。

そして40分くらい登ったところで、ふと見上げた先に建物があったんです。
建物が見えてきた!

「あれっ!?あの建物って民家じゃないよねぇ・・・?
「もしかして、頂上宿舎では!?

予想よりもずっと早く目的地が見えてきたことに驚いて、私たちは急にテンションが上がりました(笑)
そして、そんなパワーが残ってたの?というくらいペースアップして建物へと近づきます

やがて、立派な建物の前までやって来ましたー!
本日の宿に到着ですっ!!
白馬岳頂上宿舎

「着いたー!!
「やったー!!

山頂に着いたわけではありませんが、私たちは大喜び(笑)

実は今回ちょっとリッチに泊まる予定で、個室を予約していたんです。
割り当てられた部屋へ行ってみると・・・

おおーっ!!普通の旅館みたい!
個室

大きな窓もあって、外の景色も眺められるようになっていました。
今日はぐっすり眠れそうだなぁー

私たちは部屋で一息つくと、最低限の荷物を持って小屋を出ました。
まだお昼前だったので、周辺を少し散策することにしたんです。

小屋を出ると、辺りのガスはだいぶ薄くなってきていました。
少し登ったところから、テント場の全容が見下ろせます。
時間が早めだったせいか、テントはまばら。いつか私もテントをかついで登ってきたいなぁー。
テント場

そして、テント場の向こうに見えるこんもりとした山、丸山まで散歩しました。
のんびり歩いていると、お花畑の向こうのガスが切れて、雪の残る旭岳が姿を見せてくれています。
素晴らしい景色

本当に、夢のような素晴らしい景色

丸山から見る杓子岳、白馬鑓ヶ岳は、残念ながらガスでほとんど隠されてしまっていました。
まだまだ時間もあるので、もしガスが切れたらまた見に来ることにします!

そして私たちは適当な岩場に腰を下ろしてのんびりと軽食をつまみました。
目の前にはお花畑。ものすごく癒されます
お花畑

この時、大雪渓や急坂を無事に登り切った安堵感が、どっと押し寄せてきました。
私たちは部屋に戻ると、ぐっすりと昼寝をしたのでした(笑)

【次回へ続く】
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2011.08 白馬岳登山(2)

白馬岳登山、(1)の続きです。

無事山小屋へたどり着き、少しお昼寝をすることにした私たち
が、個室の居心地がよほど良かったのか、「少し」のつもりが2時間ほどぐっすり眠ってしまいました(笑)

16時前にようやく目を覚ますと、私たちは調理道具を持って小屋の外にあるテーブル&ベンチのところに出て行きました。
山ご飯は自炊したかったので、今回は素泊まりなんです

見上げた空は高く、青いキャンパスに筆で撫でたような白いすじ雲が薄く流れていました。
しかし、眼下には一面に雲が湧いていて、下界の様子を窺うことはできませんでした。
それはまさに、雲の上の世界の光景でした

そんな素晴らしい景色を眺めながら、具沢山の永谷園 煮込みラーメンを作りましたー!
煮込みラーメン

この煮込みラーメン、以前自宅で食べて美味しかったので持ってきたのですが・・・山で食べるとさらに美味しい!!
茹でたお湯をそのままスープにできるし、ずっと鍋に入っていても麺が伸びたりしないんですよー。
麺を食べ終わったらご飯を入れておじやも作りました。これも美味しいっ!
この時をきっかけに、その後の登山ではこの煮込みラーメンがかなりの頻度で登場することになりました(笑)

私たちが食事をしていたテーブルから少し前に出ると、杓子岳や白馬鑓ヶ岳方面の景色がよく見えました。
傾いた陽射しを受けてほんのりとオレンジ色に染まる山肌がとてもキレイですねー
杓子岳、白馬鑓ヶ岳方面

んっ・・・?
ってことは、反対側に回ったら夕陽が見えるんじゃないのかな?


私たちは慌てて荷物を片づけ、丸山方面へと移動しました!
すると・・・今まさに、雲海の向こうへ落ちて行こうとする太陽に出会うことができたんです。
夕陽

「わぁ・・・・っ!!

私は小走りで丸山へと向かいました。
丸山の山頂周辺には、すでに何人もの登山者さんたちがいて、冷たい風に身を縮めながら夕陽を静かに眺めていました。

雲海の上に浮かぶ山のシルエット、あれは剱岳でしょうか。
その向こうに湧き上がる雲の塊はオレンジ色に染まりながら、まるで生き物のようにじわじわと形を変えていきました。
美しい夕景

白馬岳もガスが晴れて、白馬山荘と特徴的な形の山頂がはっきりと見えています。
白馬岳の山頂が見えました

やがて太陽が雲海の向こうに消え、辺りの人々が少しずつ去っていきましたが、私はしばらくその場にとどまりました。
そして、オレンジ色に輝く雲の海が、頭上から下りてくる濃紺の夜に少しずつ溶けていく様子を眺めていました。
これは・・・なんて美しい世界なんだろう。
日没後

こうして昼から夜へと移り変わる山の景色を目に焼き付けた私。
感動で胸を一杯にしながら、来た道を引き返して小屋へと戻りました。
明日も天気が良さそう!ご来光も楽しみだなぁー

こうして白馬岳登山の1日目を終えたのでした。


翌朝、まだ暗いうちに起きだして外で朝食のお粥を食べると、私たちは白馬岳山頂へ向けて歩き始めました。
山頂で日の出を迎えるには時間が遅かったのですが、白馬山荘の少し上くらいから見れたらいいなと思っていました。

意外と傾斜がある坂を、息を上げながらどんどん登っていきます
そして、白馬山荘前を通過。まだ薄暗いので写真がぶれてしまいましたが、こちらもかなり大きくて立派な山小屋ですねー!
白馬山荘

私たちは小屋の少し先にある、大きく開けた場所に落ち着きました。
すっきりと晴れた空の下には、一面に雲海が広がっています。
そして・・・太陽が顔を出しました!
ご来光

太陽はあっという間に空に浮き上がり、まぶしい光を放ち始めました。
寒さで凍える身体に、熱がじんわりと伝わってきます。

眼下の岩肌も、朝陽を受けて輝いていました。
朝陽に照らされて

朝がきた。よし、今日も頑張ろう!
こうして私は登山2日目のスタートを切りました。
いざ出発!

ご来光待ちをしていた場所から白馬岳山頂までは、ほんの10分ほどの距離でした。
とはいえ、ザレた急坂なので、朝一番の身体にはなかなかこたえます

こうして息を弾ませながら、山頂標柱のところまでやってきましたー!
白馬岳、無事登頂です!
白馬岳頂上

この山頂からも、実に素晴らしい眺めが広がっていました。
朝陽に照らされて輝く山々の、なんと険しく美しいことか
崖っぷちに立ってる人、すごいっ!!
振り返る

そして、これから進む道も見えました。
この美しい稜線をひたすら歩いていけるなんて。幸せすぎます!
これから進む道

こうして歩き始めた私たち。
目指す道ははっきりしているので迷う心配はありませんが、小石で足を滑らせないように注意して進みます。

少し下って、振り返った景色がこちら。白馬岳の山頂って、本当にものすごい形をしてますよねー。
振り返った山頂

さぁ、進もう。
この上ないお天気の中、こんなにも素敵な道を歩かせてもらえることが本当に嬉しいです
進みます

そして、そんな私にさらなる幸運が訪れました!

あっ!!あれは・・・コマクサさんっ!!
コマクサさん!

時期がもう終わりだと思っていたコマクサさんが、1株だけ咲いていたんです!
実は昨日、白馬岳頂上宿舎周辺でウルップソウさんらしき植物に出会えたものの、花はすっかり終わっていたんですよね
そのこともあって、この時のコマクサさんとの出会いは私にとってとっても嬉しいサプライズでした。

いつか、群生しているところを間近でじっくり眺めてみたいなー。

その先も、色んな花が咲いていました。

これは、毛深くなさそうだからイワギキョウかな?ものすごく険しい岩場に花を咲かせていました。
イワギキョウかな?

チングルマさんは花が終わってふさふさ状態に(笑)
風を受けて気持ち良さそうにそよいでいます!
ふさふさのチングルマ

振り返れば、白馬三山の迫力ある姿が目に飛び込んできます。
昨日は途中からガスに覆われてしまった景色も、今日はこんなに鮮やかです
白馬三山

こうして、白馬岳の頂上から夢のような縦走路を歩くこと1時間ちょっとで、小蓮華山の山頂にたどり着きました!
剣の刺さっている山頂一帯は、崩落の危険があるため立ち入り禁止になっているようです。
というわけで、トラロープの前に立てられた山頂標識で記念撮影をしました
小蓮華山山頂

(顔を消した自分の写真を載せることについてご意見を頂いたので、できるだけ避けたいのですが・・・山頂標識と剣が写っている写真がこれしかなかったので、ご了承下さい
また、通りがかりの登山者さんが写っている場合も、一部加工して掲載させて頂いてますので、そちらもご了承下さい)

時間的なこともあってか、ここは白馬大池方面からと、白馬岳方面からの両方向の登山者さんたちが集まって賑わっていました。
素晴らしい天気と眺望に、皆さん本当に楽しそう!今日ここを歩けた皆さんは、私も含めて本当にラッキーでしたよねー

それでは、先へ進みます!

【次回へ続く】
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2011.08 白馬岳登山(3)

白馬岳登山、(1)(2)の続きです。

白馬岳頂上直下でご来光を迎え、美しく伸びる稜線を歩いて小蓮華山の山頂までやってきた私たち。

ここからも、まだまだ素晴らしい稜線が続いていました
岩とハイマツ、時々お花畑の登山道を進みます。
まだまだ進みます

空はひたすらに青く、眼下には見渡す限りに雲海が広がっていました。
私は今、まさに雲の上の世界を歩いていました。
素晴らしい雲海!

振り返れば、信じられないほど美しい山の景色と、稜線をなぞるように付けられた一本の道が見えました。
私達、あんなところを歩いてきたんだぁ!
振り返った景色

それはまるで夢のように幸せな時間でした
こんなにも素晴らしい世界がこの世にあったなんて。
そして、その世界をこの目で見ることができるなんて。

この稜線の道を歩きながら、私は何度も思いました。
生きてて良かったなぁ。これだから山はやめられないなぁ。ってね

やがて、前方にキレイな池が見えてきましたー
雲の上に浮いているみたいですねー!
池が見えてきました

私たちは池の畔に建っている赤い小屋を目指して下っていきました。
がっ!小屋の直前にはお花畑があって、思わずそちらに寄り道してしまいます(笑)

クジャクチョウもものすごくキレイです
クジャクチョウ

そして、白馬大池山荘にたどり着きましたー!
白馬大池山荘

私たちはここで一休み。ザックを下ろして、トイレを借りました。
山荘の入り口脇にも、大きなアザミが咲いていましたよー
大きなアザミ

小屋の前は広いテント場になっていて、いくつものテントが張られていました。
大きなテントが多かったです。山岳部の学生さんたちのものかな?
山荘のテント場

それにしてもこのテント場はとっても過ごしやすそうだし、水と山の景色も最高ですっ
ここでテント泊したら楽しいだろうなぁー

そして再びザックを背負った私たちは、「栂池」の案内に従って小屋の脇を通り抜けて行きました。
ここからは白馬大池を右手に見ながら進んでいきます。

少し歩いて振り返ると、池に山の姿がくっきりと映し出されていました。
「うわー、すっごいキレイ!!
しばらくこの景色を楽しみながら、池沿いの道を歩きました。
美しい白馬大池

それから私たちは池を離れて、大岩がゴロゴロと転がる斜面を登ることになりましたー。
これは歩きづらいし、かなりキツイっ!!
岩場の道

でも、この道の途中にも素敵な出会いがあったんです。
黄色く縁取られた茶色の羽根が実にオシャレなキベリタテハ。
キベリタテハ!

このキベリタテハさん、ずっと羽根を閉じていて、時々一瞬だけパッ!と開くんです。
羽根を開いた時に慌ててシャッターを切ろうとすると、すごい速さでパタンと閉じる(笑)
何枚撮っても羽根を閉じたところしか写せなくて、結局16枚も撮っちゃいましたー!
「しつこいなーこの人間」なんて思われて、からかわれていたのかもしれませんね・・・(苦笑)

こうして寄り道をしながらも、岩だらけのだだっ広い丘のような道を登っていきました。
すると、向こうの方に大きなケルンが見えてきて、そこが乗鞍岳の頂上でしたー!
乗鞍岳

この頂上写真でも分かる通り、白馬大池を離れた頃から突然もくもくと雲が湧いてきてしまったんです。
まだ私たちの進路を覆うほどではありませんが、少し気になるところ。

それじゃぁ、先へ進もう!

こうして岩に付けられたマーキングを目印にして、私たちはさらに進んでいきました。
すると、目の前に雪田が現れましたー。どうやらここを渡るようですね。
雪田を渡る

この雪田は距離が短いものの、表面がかなり踏み固められて結構ツルツルしていました。
滑りそうで怖いので、恐る恐る足を置いて渡ります

なんとか無事に雪田を渡り切ると、大岩がゴロゴロ、草がボーボーのエリアに入りました(笑)
ここにも色んな花が沢山咲いていて、とっても楽しかったです!
草ボーボーエリア

ついでに巨大なヤマナメクジさんも見つけましたが・・・写真掲載は自粛します(苦笑)

それから私たちは、大きな岩とぬかるみが混ざったような道を進んでいきました。
2日間の疲れがだいぶ足に出てきましたよー

しかし、そのうち木道(ちょっと古そうですが)が現れましたー!
ようやく歩きやすくなって一安心。下山地である栂池も近そうですね
ついに木道が・・・!

その後、木道の整備状況も良くなり、ちらほらと観光やハイキング目的の方々の姿も見られるようになりました。
辺りにはガスがかかってしまい、視界はあまり良くありませんでしたが、ワタスゲをはじめとした色々な植物や花を眺めながらのんびり進みました。
木道を進む

「天狗原」の標柱を過ぎてしばらく進むと、木道が終わって石畳の道に変わりましたー。
栂池までずっと快適な木道歩きかなー?という予想は外れました(苦笑)

やがて石畳も終わり、岩と土の道に変わると、ぬかるみがかなりひどくなってきました
ここなんて、踏み跡というより滑り跡ですっ!!
2日間の行程最後の最後で、「ここが一番キツイ道かもしれない・・・」と思いました(苦笑)
ぬかるんだ道

しかし、目的地は着実に近づいてきていました。
木々の合間から、いくつか並んだ建物の屋根も見えましたよー!

よーし、あとちょっと!
滑らないよう気を付けながら、下って、下って・・・

そして、栂池に到着しましたー!!
栂池到着!

山にどっぷり浸かった2日間。急に文明の世界へ飛び出したみたいで、不思議な気分です。

私たちは足洗い場でドロドロになった靴を洗うと、近くのお店でこけももソフトを頂きました!
うーん、美味しいー!!
こけももソフト

こうして私たちは、ロープウェイとゴンドラを乗り継いで、無事に下界へ・・・

・・・

帰れませんでしたっ!!


実は、ロープウェイを降りてゴンドラに乗り継ごうとした時、デジタル一眼カメラ(SONY NEX-5)を忘れてきたことに気付きまして・・・
慌てて引き返し、靴を洗った場所に置きっぱなしになっていた愛機を見つけることができたんです。
あー、良かった。。


というわけで、最後にちょっとしたアクシデントはありましたが(苦笑)、2日間事故なく歩き通すことができました
今回の山行中、白馬の山々は私に信じられないほど美しい世界の光景を見せてくれました。
でもそれは、圧倒的な険しさや厳しさが共存しているからこそ、生まれる美しさなのだとも感じられました。

これからも命を大切に、生きていることの喜びを噛みしめながら、雲の上の世界を一歩一歩、大切に歩いていきたいと思います。
白馬はとっても素敵なところ。またお邪魔したいと思います!



ちなみに・・・

帰りのあずさの中で、念願の駅弁「ますのすし」を頂いたのですが、
間違えてさかさまに開けてしまい、単なる白ごはんになってしまいましたー!!(苦笑)

ますのすしが・・・

【終わり】
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