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2014.09涸沢~奥穂高岳テント泊登山(2)【2日目】

涸沢~奥穂高岳テント泊登山、(1)の続きです。

朝方まで一度も目を覚ますことなく、ぐっすりと眠ってしまった私。自宅のベッドよりもよく眠れたかもしれません(笑)

予定通り起床して朝食を済ませると、サブザックに必要な荷物を詰め、ヘルメットを持ってテントを後にしました。
さぁ、奥穂高岳の頂を目指した登山の始まりです!

最初は岩ゴロゴロの道を進んでいきます。
既に上部の稜線からは朝の光が下りてきていますよー。うーん、今日もいい天気
岩ゴロゴロの道

岩ゴロゴロの道というと、先日登った北八ヶ岳の大岳辺りを思い出しますが、今回の道の方がかなり整備されていてマーキングが多く、足場となる岩も平らな物が多かったので歩きやすいと感じました。

今日は荷物も軽いので快適です。上下左右、どこを見ても景色が素晴らしいので、時々カメラを向けながらマイペースに進んでいきました。
何と言っても紅葉が素晴らしい
素晴らしい紅葉

そして、チングルマさんにも出会いましたよー
チングルマも

やがて涸沢小屋経由の道と合流し、登山者さんの数が一気に増えてきましたー。
目指すはザイテングラート。この写真で左上方へと伸びていく登山道が見えますが、その行きつく先にある盛り上がった部分がそれです。
ザイテングラートを目指します

前を行くグループの方々に合わせて、ややペースダウンして進みます。時には少し立ち止まって景色を眺めたり、譲ってもらえた時は抜かさせてもらったりして、できるだけ前後に人が数珠つなぎにならないよう調整しながら登っていきました。

そしてザイテングラートが目の前に迫ってきました。「こんなところを登るのかー!!」と思わず声に出してしまいます。
ここを登ります

取り付きからはゴロゴロ大岩が多くなり、両手を使う場面が増えてきました。しばしば険しい登りも出てきます。
直射日光を受けてかなり暑くなってきましたが、前後の登山者さんとの間隔が程よく空いたので、自分のペースでゆったりと進むことができました。

登っていくほどに、振り返った景色も素晴らしくなってきています。紅葉のカールだけでなく、向こうの山並みや雲海も見えてきました
稜線や山頂からの眺めがますます楽しみになってきますねー。
振り返ると・・・

また、時々わずかですが花も見ることができました。こんな険しいところに咲いているなんて・・・すごい!

こうしてひたすら登っていき、穂高岳山荘まであと20分という文字の書かれた辺りまでやってきましたー。
あと20分!

その後20分経っても、私はまだ岩場を登っていた訳ですが・・・(苦笑)
「まだかなぁ、やっぱり20分じゃ着かないかな・・・」と気持ちが萎えかけてきたところで、ふいに山荘の建物が見えました。しかも、かなり近いところにです!
私はびっくりして、思わず後ろを登っていた見知らぬおじさまに、「大変ですよっ!山荘がすぐそこに!!ホラッ!!」と変なテンションで絡んでしまいました(苦笑)

そして穂高岳山荘に到着!
ここは稜線上にテント場や山荘の建物などが細長く配置され、キレイに石畳が敷かれた広場からは雄大な景色が広がっているという素晴らしい立地のところでした。
穂高岳山荘

広場では多くの方々が休んでいらっしゃいました。私たちもいったんザックを下ろして休憩します。
山荘のすぐ脇に、ものすごく険しい岩壁が黒々と聳えているのですが・・・なんと、奥穂高岳へはここを登っていくんです!
すごい岩です

いやぁー、これはものすごい迫力だなぁ。気を付けて登らないと・・・。下山者さんとのすれ違いがあると大変だなぁ・・・。
これから先の道のりのことをあれこれ想像しながら、私はしばらくの間、この岩壁を登り下りしていく方々を見上げていました。

さぁ、それでは出発です
私は装備を再点検し、ヘルメットをしっかりかぶり直して岩壁へと取り付きました。

ここは鎖やハシゴのあるかなり急な岩壁ですが、ホールドやスタンスがしっかりしているので三点支持で落ち着いて登っていきます。
岩には細かくマーキングもされているので、通るべきルートが分かりやすかったです。(逆に言うと、ルートを外れると危険なのだと思います)
登ります

こうして険しいエリアを乗り切ると、岩だらけではあるものの、両手は使わずに歩けるような道になりました。
落ち着きました

辺りに広がる景色はあまりにも素晴らしく、まるで飛行機から見ているかのような高度感がありました。ここが街から自分の足で歩いてたどり着いた場所なのだということが信じられなくなるほどです。
秋の色に染まった笠ヶ岳の美しい縞模様やその奥の稜線、さらには富士山まで・・・。なんという景色なのでしょう!
素晴らしい景色

信じられないほどの絶景に胸をドキドキさせながら、空へと続く夢のような登山道を一歩ずつ登っていきます。
そして、前方のピークに何人もの登山者さんたちが立っているのが見えました。そうか、あそこが山頂なんだね。
私は息を弾ませながら、その場所へと向かいました。

そして・・・・・・奥穂高岳、無事登頂!
奥穂高岳頂上!

山頂の祠があるところはひときわ高く石が積まれていて、その上に行くには両手両足を使ってよじ登る必要がありました。
意外とここも難所だったという・・・

山頂は記念撮影待ちの人たちが何人かいましたが、少しすると空いてきたのでゆっくりと景色を眺めることができました。
360度どこにも視界を遮る物はなく、実に雄大な景色が見渡す限りに広がっていたんです

ここで紹介できる写真はそのごく一部ですが・・・こちらは槍ヶ岳方面です。
この圧倒的な光景を前にして、もう言葉など見つかりません
槍ヶ岳方面

そして・・・こちらが南側の景色。
幾重にも折り重なり続いていく山並みの景色がとても美しいのですが、ふと目に留まったのが最奥の木曽御嶽山でした。
南側

御嶽山を起点に左手へと流れていく白い筋。それが雲ではなく噴煙であることに気づいた時、ハッとしました。
山に入って電波が無くなるまでの間に、山頂付近の登山者さんが山小屋に避難したことや、山頂手前から下山してきた登山者さんの撮影した動画や写真などはニュースで見ていました。
思った以上に規模が大きいように見える噴火の状況を目の当たりにして、「山頂付近にいらっしゃった登山者さんたちは全員無事に下山できたのだろうか・・・」ととても不安になりました。

下山後すぐにあちこちのニュースから情報を集めて、愕然としました。
改めて、今回の御嶽山の噴火でお亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。


こうしてしばらく景色を眺めていた私たちですが、そろそろ登ってくる方々も増えてきたので下山することにしました。
道を譲りながらゆっくりと下ります。来た道を戻る形ではありますが、目の前や眼下に広がる景色はやはり新鮮でした。
眼下の景色

そして、最後は慎重に岩壁を下って穂高岳山荘まで戻りました。
ここでトイレを借りましたが、その設備にびっくり!まさかの水洗で、とてもキレイでした

私たちはひと休みした後、テント場へと下り始めました。
多くの登山者さんたちに道を譲りながら、ゆっくりゆっくり。今日の行程は涸沢までなので、焦る必要はありません

そしてザイテングラートも無事に下り切り、涸沢小屋とパノラマコースの分岐点に到着しましたー。
涸沢小屋で何か食べたいと思っていたので、小屋を経由するコースで下ることにしました!

しかし、小屋への道のりは思ったよりも長く感じました。下っても下っても、なかなか小屋が見えてきません今日は早朝から険しい道を登り下りしてきたので、心身ともにだいぶ疲れてきました。
と、その時、目の前に広がった光景に思わず声を上げてしまいました!

「わぁっ、すごい!紅葉の海だ!
紅葉の海

鮮やかな秋の色に染まる植物や岩肌が、まるで波のうねりのように続いていく光景は、まさに大海原のように見えました。
自然はとてつもなく大きくて、とても厳しく恐ろしい。それでも、こんな風に言葉を失うほどの美しさも見せてくれるんだ・・・。

私はその景色に励まされ、何とか涸沢小屋までたどり着くことができました。

そしてさっそく、炭酸飲料とソフトクリーム、山菜うどんをまとめて注文!
うどんの仕上がりを待ちきれず、まずは炭酸飲料を飲んでプハァー!と一息ついてから、濃厚な味のソフトクリームを頬張りました
小屋で一息

そして、しみじみと「あの奥穂高岳に登ってきたんだなぁ」と、今日の出来事に思いをめぐらせました。
あの山が持つ空気感や手ざわり足ざわり、出会った景色ひとつひとつを思い返しました。

もう何年も憧れ続けてきた山。登らせて頂き、ありがとうございました

「さぁ、テントに戻ろう!」

私たちは重い腰を上げて、涸沢小屋を後にしました。
その後10分とかからずにテントまで戻ると、荷物を片付けてようやく今日の行程を終えたのでした。

ここでゆっくりとお昼寝などしたいところですが、もうすでに日が傾きかけています。
私たちはカメラを片手に、カール内を少しお散歩しました。

この美しい紅葉の景色を、目に焼き付けます
紅葉の景色

今回、奥穂高岳から前穂高岳を経由して岳沢に泊まるというコースも検討したのですが、足の状態も考えて無理はせず涸沢2泊ということにしました。
結果、この涸沢の景色をゆっくりと眺めることができたので良かったです

涸沢最終日の夕食は、鶏団子スープと丼。フリーズドライの牛とじ丼が美味しかったです
スープ

こうして私は、登山2日目を無事に終えたのでした

【次回へ続く】
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