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2015.07阿弥陀岳登山(行者小屋テント泊)(1)

阿弥陀岳(2,805m)/長野県茅野市、原村


ルート詳細はコチラ
※2日目の中山尾根展望台へ向かうコースがGPSでうまく記録できていなかったようです

■今回のコースと所要時間
所要時間合計(テント設営撤収、食事、休憩等込み):
【1日目】約6時間10分【2日目】約3時間20分

(行動時間)
【1日目】
美濃戸(やまのこ村の駐車場。施設内トイレあり)―【約2時間15分】→行者小屋(トイレあり)―【約1時間25分】→阿弥陀岳頂上―【約1時間分】→13:14行者小屋(テント泊)

【2日目】
行者小屋―【約10分】→中山尾根展望台―【約10分】→行者小屋―【約1時間50分】→美濃戸(やまのこ村の駐車場)

■参考マップ
山と高原地図 32 八ヶ岳
ヤマケイアルペンガイド 八ヶ岳


前回、阿弥陀岳登山を目的に八ヶ岳を訪れたものの、天候などの事情で阿弥陀岳には登らずに下山してきた私たち。
その時、私はこう思いました。
「装備も気持ちも万全な状態で、また来ればいいじゃん!

そう、だからその次のお休みにまたまたここまで来てしまいましたっ(笑)
装備も気持ちも万全に整えて、阿弥陀岳さんへお邪魔してきます


今回はラッキーなことに、美濃戸まで車で入ることができたんです
とは言え、やまのこ村のスタッフさんに誘導して頂いて、ギリギリセーフという感じでしたもう少し到着が遅れていたら、満車になっていたと思います。

準備を整えて歩き始めると、すぐに美濃戸山荘にぶつかり、北沢と南沢のコースに分かれます。
やっぱり美濃戸からスタートすると早いなぁー

今回は行者小屋でテント泊することにしていたので、私たちは南沢コースへと入っていきました。
苔生した深い森の中を進んでいく道は、とっても雰囲気が良いです
1507阿弥陀岳1

緑色のロープで誘導されていたり、木橋が設置されていたりするので、道は分かりやすかったです。
1507阿弥陀岳2

それでも、濡れた岩がゴロゴロしているようなところも多くて、なかなかワイルドな感じ。
やはり北沢の方が歩きやすい印象ですが、南沢の方が「登山感」をより強く味わえるような気がしました
1507阿弥陀岳3

キノコや花もいっぱいでしたよー
1507阿弥陀岳4

足下が不安定なので十分気を付けながらも、森の空気を胸一杯に吸い込んで気持ち良く登っていった私たち。
1507阿弥陀岳5

そのうち、森が開けたところも出てくるようになりましたー。
もうすぐ行者小屋かな?と期待するものの、それほどすぐでもなかったという・・・(苦笑)

その後、開けた河原状のところに出ましたー。その先にヘリポートも発見!
よーし、今度こそ小屋だね
1507阿弥陀岳6

こうして無事に行者小屋までたどり着きました!
今日はお天気も良くて、山々のラインもくっきり見えています
1507阿弥陀岳7

私たちはまず、テント場の受け付けをしてテントを設営しました。
メインの広場一帯はすでにほとんどテントが張られていたので、少し小屋から離れた端の方に移動しました。

テントを張り終えてサブザックに必要な荷物を詰め直したら、いよいよ阿弥陀岳に向けて出発です
いやぁー、これまで何年も想い続けてきた阿弥陀岳さんについに登ることができるとは・・・。
1507阿弥陀岳8

・・・って、感慨に浸るのはまだ早いっ
きちんと登って、事故なくちゃんと戻って来てからその喜びを噛みしめましょ

小屋から歩き始めて10分もしないところで、阿弥陀岳分岐に到着しました!
ここから赤岳方面は何度も通った道ですが、今回は初めて、阿弥陀岳方面へと足を延ばします。
ワクワク、ドキドキ・・・
1507阿弥陀岳9

登り始めは鬱蒼とした森の中でした。木漏れ日が眩しいです
1507阿弥陀岳10

そして、標高を上げていくほどに開けた場所も出て来て、どんどん辺りが明るくなってきましたー
こういう木々を見ると、ものすごい傾斜だってことがよく分かりますねぇ・・・。
1507阿弥陀岳11

辺りの木々の背がどんどん低くなっていき、低木や草が中心になる頃には、赤岳~中岳の美しいラインもよく見えるようになってきました。
あぁ、あの場所に近づいているんだ・・・と気分がどんどん高まります
1507阿弥陀岳12

乾いた路面には、中ぐらいの大きさの石がごろごろしています。道幅は細めでした。
ほとんどの人は赤岳へ登るから、こちらの道は人が少ないかな?と思っていのたのですが、思った以上に人が行き交っていました。
私たちはすれ違いに気を付けながら、標高を上げていきました。

周辺には、色々な花も咲いていたんですよー
1507阿弥陀岳13

以前岩手県の早池峰山に登った時に覚えた、ウスユキソウの花も咲いていました
(もうちょっと上の方でも咲いていたので、写真は後の方に載せます)

色とりどりの花たちに目を細めつつ、中岳のコルを目指して登っていく私たち。
直下は特にかなりの急傾斜で、ロープ場も出てきましたー!
息を弾ませながら、登って、登って・・・
1507阿弥陀岳14

よしっ、中岳のコルに到着ー!!
と同時に、涼しい風と、驚くべき景色が私たちを出迎えてくれましたーっ
1507阿弥陀岳15

ふ、ふ、富士山だぁぁぁーっ!!
八ヶ岳の山並みのラインに麓の街、その向こうの靄の合間に聳える富士山のシルエット。まるで絵画のような美しさです
頑張って登ってきたご褒美というにはもったいないほどの素晴らしい景色がそこにありました。

すごい、すごーいっ!!
私は大喜びで、汗をぬぐうのも忘れて景色に見入っていました

こうしてコルからの絶景を堪能した後、いよいよ私たちは阿弥陀岳の頂上を目指します。
1507阿弥陀岳16

行き交う登山者さんたちの列が途切れるタイミングを狙って、いざ出発!
登山道は実際に近づいてみると大きな岩がゴッツゴツで、かなり険しいところでした
1507阿弥陀岳17

場所によっては両手両足を使い、気を引き締めて登っていきます。
周りに他の登山者さんもいるので、落石を起こさないように注意しないと
1507阿弥陀岳18

しかし、ここにあったのは険しさだけではありませんでした。
高山の岩場特有の花たちが、そこかしこに咲き乱れていたんです

こちらはウスユキソウの仲間ですね群生していますよーっ
1507阿弥陀岳19

岩場が険しくなればなるほど、花たちの勢いも増していきます。
そして振り返れば、大きな赤岳の姿もすぐ近くに見えています!

険しさもえらいこっちゃだけど、花もえらいこっちゃ。景色もえらいこっちゃ!!
1507阿弥陀岳20

何年も憧れ続けていた阿弥陀岳が想像以上に素晴らしい山だと知って、登りながらワクワク、ドキドキが止まらない私なのでした

【次回へ続く】
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2015.07阿弥陀岳登山(行者小屋テント泊)(2)

阿弥陀岳登山(行者小屋テント泊)、(1)の続きです。

行者小屋から中岳のコルを経て、阿弥陀岳への登頂を目指す私たち。

振り返れば、こんなに荒々しく美しい中岳~赤岳の姿が見えていました
1507阿弥陀岳21

このように景色も素晴らしいのですが、阿弥陀岳の登山道もハンパないんです
大きな岩が積み重なったとても険しい道を、両手両足を使って慎重によじ登っていきました。
1507阿弥陀岳22

「あそこが山頂かな」と思って登り切ったら、まだ先があったというお決まりのパターンにもハマりつつ(苦笑)、着実に頂上へと近づいていきます。
1507阿弥陀岳23

こうして・・・ついに・・・ついに・・・・・・!!
阿弥陀岳登頂―――っ!!
1507阿弥陀岳24

赤岳の山頂から、いつも眺めていた阿弥陀岳。
文三郎尾根を下る時、いつも見上げていた阿弥陀岳。
立派な山だなぁ、いつかお邪魔したいなぁ・・・そう何年も想い続けていた阿弥陀岳。

ようやく、この足でお邪魔することができましたーっ

ちょっとした広場状になっている阿弥陀岳の頂上には、頂上の標柱や石碑などのほか、お地蔵さんもいらっしゃいました。
また、多くの登山者さんも休んでいらっしゃいました。

私は辺りをウロウロして、色々な方角の景色を楽しみました。

これまでは、赤岳からこちらを眺めていたんだよね。
今は、反対側から赤岳を眺めているんだねぇ
やっぱり赤岳はここから見ても迫力があって、かっこいい山だなぁ
1507阿弥陀岳25

それから富士山も・・・キレイな姿を見せてくれて、本当にありがとうございます
1507阿弥陀岳26

見晴らしがとても良いので、座って休むよりも歩き回る時間の方が長かったように感じますがこうして阿弥陀岳頂上で楽しく過ごすことができた私。

・・・さぁ、そろそろ行者小屋に戻ろうか
阿弥陀岳頂上から中岳のコルまではとても険しいので、私たちは声を掛け合いながらとにかく気を付けて慎重に下っていきました。

コルまで無事に下りたら最後に再び景色を見回して、小屋への道を下り始めます。
この下りもまた楽しいんですよねー♪景色が、ほら
1507阿弥陀岳27

こうして快適に高度を下げていき、途中で鹿にも遭遇しつつ、
1507阿弥陀岳28

無事に行者小屋まで戻ってきましたー!
テントに戻るよりも先に、カレーを注文する私(笑)お腹空いたーっ!!
カレーの種類も色々あって、どれもオシャレなメニューだったのでびっくりもちろん美味しく頂きましたよー
1507阿弥陀岳29

カレーを食べ終えたらテントに戻り、小休止してからティータイムにしました。
それからさらにのーんびり過ごして、夕方になったら夕食タイム!
今日はお蕎麦です
1507阿弥陀岳30

日中ずっと眺めていた八ヶ岳の山並みも、陽が傾くとまた違った雰囲気を見せてくれます。
その様子を、ただぼんやりと眺めているだけでも、とっても満たされた気持ちになるんですよね
1507阿弥陀岳31

それから、就寝前に一度、トイレついでにカメラを持って小屋前まで行きました。
時刻は20時前。西の空にはまだ夕焼けが残っていましたが、山の上には月が輝いていました。
1507阿弥陀岳32

それでは、お休みなさい。
1507阿弥陀岳33




翌朝、テントから出てみると・・・うん、いい天気
私たちは軽食をとってから、前回同様に中山尾根展望台へと向かうことにしました
1507阿弥陀岳34

今回は行者小屋からだったので、展望台はかなり近かったです!
1507阿弥陀岳35

最後の急な坂を登り切って展望台に立つと・・・わぁ、赤岳も阿弥陀岳もみんな見えるよー!
おはようございまーす!
1507阿弥陀岳36

こうして清々しい気分で朝の散歩を終えた後、私たちはテント場に戻ってゆっくりと片付けをしました。
さぁ、下界に戻るよー
眩しい朝陽に照らされながら、昨日登ってきた道を引き返します。
1507阿弥陀岳37

時間にもたっぷり余裕があるので、辺りの苔や草などを眺めながら下っていきました。
1507阿弥陀岳38

それでも・・・やはり南沢は道がワイルド。足下には気を付けなきゃね!
1507阿弥陀岳39

こうして、あっという間に美濃戸まで戻ってくることができましたー
1507阿弥陀岳40

・・・と、ここで思い出しました。「今日は美濃戸に車を停めているんだった!」
いつもは美濃戸口まで歩いていくのでちょっと拍子抜けした感じもありましたが、とにかく無事に下山完了ですっ

私たちは車に戻り、荷物を片付けて帰路に就いたのでしたー。


今回ようやく、憧れだった阿弥陀岳へお邪魔することができました!
時間的には赤岳への縦走もできそうでしたが、これまで大事に大事に温めてきたお山だからこそ、「阿弥陀岳さんだけにお邪魔する」という登山をしたかったんです

いつも見上げるばかりでしたが、実際に登ってみると想像以上に険しいところだと分かりました。
やっぱり実際に行ってみないと分からないことって多いですねー。

それでも、阿弥陀岳はその険しい岩場の合間に沢山のかわいらしい花たちが咲き乱れ、高度感のある眺めは実に雄大。本当に素晴らしい山でした
2週に渡って八ヶ岳へとお邪魔してきましたが、そのどちらも心に残る、素敵な経験になりました。

今回も、本当にありがとうございました

【終わり】
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yamajoshi (ヤマジョシ)
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・身体が小さい
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