2009.04四阿屋山登山(1)

ゴールデンウィークを間近に控えた4月の休日、がっつり登山をするには体調が万全とは言えなかった私は、比較的短時間で登れて景色も道も楽しめそうな四阿屋山へ行くことにしました。
道の駅両神温泉薬師の湯に車を停めて、いざスタート・・・と思ったら、登り始めがどこか良く分からず、しばらくウロウロしてようやく道を発見


最初はハナショウブ園を抜けていきます。今は時期じゃないので花は見れませんでしたが、そこら中の葉っぱという葉っぱにまん丸な朝露が乗っかって、日光浴しながらキラキラ輝いている様子がすごく印象的でした


私達は地図や道しるべをこまめに確認しながら、登山道へ入っていきます。
ねじ巻きみたいなクルクルの木発見!!

新緑の森の中、落ち葉を踏みしめながら登っていくのはとっても爽快です


だけどね・・・道のところどころで何かの動物たちがごろごろした跡や、動物のトイレの跡が現れるんです。イノシシなのかなぁ?遭遇しないことを祈ります

このあたりはまだ木々に囲まれているのですが、少し展望の開ける場所もあります。
山々に覆いかぶさっていた雲も、どんどん晴れてきましたね~!

今日は結構余裕があるので、辺りの草花にもよく目がいきます。
コケも沢山の水玉をくっつけて、キラキラしています


結構急な坂もありましたが、木漏れ日を浴びながら森の中の快適な山歩きが続いて・・・

はいっ、両神神社奥社に到着~


ここから道の様子が豹変するんですよねぇ・・・

【次回へ続く】
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2009.04四阿屋山登山(2)
両神神社奥社を越えた頃から、いよいよ鎖場の続く急な道へ入ります。
垂直に近い崖をよじ登るっていうよりも、階段状に足場のある道を斜め上方へ登っていくようなところが多いので、恐怖感はないのですが・・・

とにかく段差が大きくて、きっつーい


次の段に足が上がりきらないところもあって、呼吸もペースもかなり乱れます。
「なんじゃこりゃ~~!!」と言いながら、なんだか不思議と笑いがこみあげてくるのでした・・・
そして、つつじ新道とぶつかる地点に到着しました。

「岩場・クサリ場多し 初級者通行止」か・・・。こっちの道も岩場・クサリ場多かったけどなぁ~。
と、分岐の先をちょっと覗いてみると・・・

あ、なるほど。(笑)
そこから私達はつつじ新道・・・じゃなくて山頂に向けて、さらに急坂を登ります。
この写真、縦と横を間違えたんじゃなくって、私の目線で足元を見た図です。
こんな急勾配で足のすぐ横が落ちてるんですよー。

そして、やっぱり鎖場もまだありました。見た目ほどの危険は感じなかったです。

この急坂と鎖場の写真を撮ってた時、高校生ぐらいのグループに先に行ってもらったんだけど、その人たちが立ち止まっているところに追いついたので、追い抜きざまにチラッと見てみたら、

あっ!ここが頂上

こうして最後は思ったよりあっさりと登頂してしまいましたが、ここからの眺めは最高

正面にどーんとそびえるこの山って、両神山だよねぇ・・・?

それから見渡す限りの新緑のパッチワーク!!

青い空に緑もいっぱい、そして所々に花の姿も見えて、狭いながらもすっきりリフレッシュできる素敵な山頂でした


先に来ていた高校生グループはもうしばらく山頂で過ごすつもりのようだったので、私達は先に下山することにしました。
来た道を一旦戻り、途中から別のルート(鳥居山コース)で道の駅を目指します。
登りのきつい道は下りではもっときついなぁ・・・。私達の間でこの山の鎖場は、登りよりもむしろ下りの人のためにあるのではないかという結論に達しました(苦笑)
そして途中ちょっと道が分かりにくいところもありましたが、すれ違った人に教えてもらったりして何とか迷うことなく降りてくることが出来ました~。
樹林帯を抜けると突然目の前がパッと明るくなって、中国風のあずまや(観景亭かな?)が姿を現します。

辺りには桜(かな?


そこからほどなく、スタート地点の薬師堂へ無事到着!
今日挨拶を交わした人たちの中には、もう何度もこの山に来てるんだよーって人もいらっしゃいました。
確かに、初心者から上級者まで幅広く楽しめる色んなコースがあるし、季節によって沢山の花々や緑が楽しめそう。来る度に違った顔があって、飽きることのない山なんだろうなぁって思いました。
私も次の機会があれば、是非つつじ新道からの登山にもチャレンジしてみたいと思います

【終わり】
◆今回のルート
薬師堂(8:00)→両神神社奥社(9:18)→つつじ新道との合流地点(9:35)→四阿屋山頂(9:47)→観景亭(11:15)→薬師堂(11:25)
◆周辺の天気予報
両神温泉薬師の湯周辺のYahoo!天気情報
◆水場とトイレ
道の駅両神温泉薬師の湯には、キレイなトイレと自販機等あり。
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