スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
▼ブログランキング
↓をもし応援クリックして頂けたら、嬉しくて山に登っちゃいます!(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2010.09北岳~間ノ岳登山【1日目~2日目】(2)

北岳~間ノ岳登山、(1)の続きです。

広河原から大樺沢左俣ルートをたどり、八本歯のコルまで上がる道のりは、その険しさだけでなく思わぬ暑さも手伝って、想像以上に苦しいものとなりました。
それでも、友達と励ましあいながら、そして雄大な景色に力をもらいながら、なんとか這い上がることができました。

ここからはさらに、大きな岩の転がる歩きにくい急坂を登っていきます。
見上げれば、天に突き上げるような北岳の険しい岩場が続いています。
北岳山頂方面を見上げる

あの場所にある世界を見てみたい、あの山頂から伸びる美しい稜線を歩いてみたい。
そんな思いだけが、今の私を動かしていました。

こうしてようやく、間ノ岳方面へ向かうトラバース道と北岳山頂へ続く道の分岐までたどり着きました!
岩だらけの広場では、何人もの人々が休んでいます。
「やったぁー!!
私はまるで登頂したかのようなすっきりした気分になって、大岩の上に腰を下ろしました。
やった、登れた。ここまで上がれたんだ。

すぐ後に登ってきた友達と少しの間、岩に腰掛けて身体を休めます。
さてと・・・北岳登頂の楽しみは明日にとっておいて、今日はこのままトラバース道を通り、北岳山荘へ向かいます!

分岐から山荘へ向かうトラバース道は、これまでの道とは打って変わって実に快適なものでした。
頑張った私たちをねぎらうように、沢山の花束が用意されていたんです。
花がたくさん咲いてます!

黄色い花、赤い花、白い花・・・花道はしばらく続いています。
でも油断すると、こんな道も現れたりして
ちょっとこれは怖いんじゃないですかー!?
意外と危険な道でした・・・

そのスリリングなルートを抜けると、先ほど八本歯のコルから見ていたあの美しい稜線に出てきました~。
すごい!稜線を挟んだ両側で、こんなにも天気が違うなんて!
稜線を挟んで、ガスと青空

ダイナミックな自然の風景に圧倒されながら歩いていくと、稜線上にぽつんと建つ赤い建物が見えてきました!
あれが私たちの今日の宿、北岳山荘だね。

こうして山荘へたどり着いた私たちは、まずこんな看板を目にしました。
北岳山荘前の看板
ヒー!!1枚の布団に、2人!!

ある程度の混雑は覚悟していたものの、入口前にこうして掲げられるとちょっと不安になりますね・・・
チェックインを済ませて、割り当てられた寝床の様子を見に行った私は、さらに不安増大。

なんか・・・布団1枚の幅が狭く感じるんですけど・・・(苦笑)
この布団に2人で寝るのか~・・・

この日、友達はシュラフカバーを持参していて「寝具なし」で泊まることになっていたので、私の隣に寝るのは見知らぬ人になるはずです。
まぁ、山の上の限られたスペースなんだし仕方ないよね。1晩寝るだけだし、気にしなーい。

・・・と言ってもものすごく気にするタイプなので(笑)、ひとまず寝床を離れることにしました

自炊部屋で友達が作ってくれたサンドイッチを頂いてから、サブザック(シートゥーサミット ウルトラシル・デイパック)に必要なものを詰めて辺りを散策しに出かけます。
あわよくば間ノ岳まで・・・と目論んでいたのですが、時間が遅かったこととかなりガスが出ていたこと、そして通りがかりのお兄さんに「今から間ノ岳は無理だよー」とアドバイスを頂いたことから、もっと手前にある中白根山までを往復してくることにしました。

先ほどまでの青空が一転、真っ白なガスに包まれて遠くの景色はほとんど望めませんでしたが、暑さに参っていた私たちにはむしろ心地よいくらいの気候でした。
ガスに覆われる稜線
晴れたらきっとこの稜線歩きは楽しいに違いない!と明朝に予定している間ノ岳往復の行程に期待が高まります。

道中、間ノ岳から北岳山荘へ戻ってくる登山者と何組もすれ違いましたが、お話を伺うと「ちょっと前までは農鳥岳までの稜線もくっきり見えるぐらい晴れてたのよー」とのこと。
さすが雨女の私たち(苦笑)ううん、でもきっと明日は晴れるよ!

こうして相変わらず真っ白な中白根山の山頂に到着し、そこにいたお兄さんと少し喋って、お茶を一杯飲んでから山荘へ戻ることにしました。
景色もないし、後は戻るだけ・・・なんて油断していたら、ここでまさかの出会いがっ!!

「ら、雷鳥だ――っ!!!
なんと、雷鳥母子のお散歩現場に遭遇してしまったんです!
雷鳥発見!
ああー、やっぱりかわいいー

晴天の日より、曇っている時の方が出会いやすいといわれる雷鳥。
私、雷鳥との遭遇率はかなり高いと思います。これぞ雨女の特権か(苦笑)

こうして今夜の布団の隣人に対する不安すら忘れるほどテンションアップした私は、軽い足取りで山荘へと戻りました。

まだ日没前でしたが、山荘前のテント場では、皆さんそろそろ食事タイムを迎えているようでした。
私たちも外のベンチを借りて、夕食を作ることにします

今回は山用フライパンで軽く焼いたイングリッシュマフィンに、野菜やベーコン、チーズを挟んで頂きます!
イングリッシュマフィンの夕食

今日一日の行程を無事終えることができホッとした私たちは、ガールズトークに花を咲かせながら、のんびりご飯を食べました
・・・が、途中で急激に寒くなってきて、ガタガタ震えながら小屋へ逃げ込むことに(苦笑)

寝床へ戻ると、部屋割りの都合なのかな?ラッキーなことに私の隣には誰もいませんでしたー!
こうして無事、1人で1枚の布団をGETすることができた私は、消灯時間よりも早く眠りについたのでした。




辺りの人々が一斉に起き出した物音ではっきりと目を覚ましたのは、時計の針が4時を少し回った頃だったでしょうか。
私は元々枕が変わると眠れない性質。日付が変わる頃までは時々目を覚ましていたのですが、いつの間にか眠りに落ちていたようです。
ごそごそと布団を這い出して荷造りをする人々の間をすり抜け、軽装のままサンダルをつっかけて外へと出てみました。

「わぁ・・・!!

そこにあったのは満天の星空!星座すら分からなくなるほどに無数の星たちがキラキラ光っています
私は慌てて寝床へ戻り、友達に声をかけました。
そして再び外へ出ると・・・あれっ!?
ついさっきまで真っ暗だった空に青みがさしてきて、星たちの姿がどんどん見えなくなっていっています

やばい、朝が始まっちゃう!
山頂でのご来光を目指してか、次々と山荘を旅立っていくヘッドランプの列が目に入ります。
私たちは急いで部屋に戻り、手早く身支度を済ませると、サブザックを背負って山荘を飛び出しました。

こうして間ノ岳へと続く稜線を歩き出して間もなく、淡い赤色に染まる東の空に目をやった私は、あっと息を呑みました。

「あっ・・・!あれは・・・!!」


朝焼けの富士山


それは、朝焼けの空と雲海の間に浮かび上がる、信じられないほど美しい独立峰のシルエットでした。
つい数日前に私は、あんな場所に立っていたなんて・・・。

あまりの光景に、私たちは何度も立ち止まってシャッターを切り続けました。
できれば中白根山の山頂で日の出を迎えたかったのですが、このペースでは間に合わなさそう・・・。
というわけで、中白根山山頂の手前に良さそうな場所を見つけて、日の出を待つことにしました。

開けた稜線上なので、東の空だけでなくぐるりと景色を見渡すことができます。
来た道を振り返ると、北岳に向かって伸びる稜線がはっきりと見えました。
北岳方面を振り返る
向こうに小さく見える赤い建物・・・今朝はあの場所から歩いてきたんだね。

南アルプスの山々が赤に染まって、その向こうの山並みは黒いシルエットになって、山間にはまるで川のように白い霧がサラサラと流れていきました。
こんなにも神々しい世界の中に、私たち2人はじっと佇んでいました。

そして・・・


ご来光

朝がやってきました。

【次回へ続く】
スポンサーサイト
▼ブログランキング
↓をもし応援クリックして頂けたら、嬉しくて山に登っちゃいます!(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2010.09北岳~間ノ岳登山【1日目】(1)

北岳・間ノ岳(3,193m・3,189m/山梨県南アルプス市)

今回のコースマップはコチラ(ルートラボ)

我ながら、どれだけ山バカなんだろうって思います。
そして、どれだけ幸せな人間なんだろうとも・・・。
日本最高峰の頂を踏んで10日と経たず、私は日本第二の高峰へ向かう夜行バスに揺られていました。
私にとって、2度目の南アルプス登山がこれから始まります。

今回は、先日赤岳へ日帰り登山をご一緒した山友さんとの山小屋1泊計画。
登山口である広河原までのアクセス方法をあれこれ調べた結果、山梨交通の南アルプス登山会員バスを利用することにしました。
このプランは深夜にツアーバスで新宿から芦安まで移動し、温泉宿の大広間で仮眠を取った後、翌早朝に路線バスに乗り換えて広河原へとアクセスするまでの行程がセットになったものです。
早朝の路線バスも仮眠先まで迎えに来てくれて、ほぼプラン利用者の占有バスとなっていました。
8月中なら毎日アルペン号で深夜に広河原へ到着し、仮眠スペースで明るくなるのを待つ手もあったのですが、9月になると仮眠スペースが閉鎖されてしまうようなので、こちらのプランを利用しました。
これが意外と快適だったんだよね

こうして早朝に広河原へ降り立った私たちは、まずお湯を沸かして温かい味噌汁で一息入れます
それからゆっくり準備をして、ようやく歩き始めました。
明日までの長い行程、焦る必要はないよね。のんびり行こう。

歩き始めてすぐに、こんな吊り橋を渡ります。
吊り橋を渡って、スタート!

向こうに見えるのは南アルプスの深い森。
この吊り橋はさながら、地上の世界と雲の上の世界とをつなぐ架け橋みたいだね

橋を渡り切ってひとつ山小屋(広河原山荘)を通り過ぎると、沢沿いの登山道を登っていきます。
すごい、こんなにも深い緑。自分も緑色に染まってしまいそう!
緑の濃い登山道

登山日前後はお天気良好との予報でしたが、足元はしばしばぬかるんでいたり、時には登山道に小川が出来たりしていました。登山道脇を流れる沢も、水量がかなり豊富です。
最近、大雨でも降ったのかな?それとも雪解け水なんだろうか?
一度、予想外に深いぬかるみに思いっきりハマってしまい、靴がドロッドロになってしまいました
こんなにも豊かな緑の中で、心だけはブルーになる私(苦笑)

大樺沢ルートの登山道は、岩がちになったり、水が流れたり、丸太が組まれたりと変化をつけながら続いていきます。
丸太の道も通ります

それにしてもここ、花が多いの
色とりどり、形も様々な花たちが次々現れるんです。
あちこち目移りして、写真にもおさめたくなるんだけど・・・前後して歩く登山者の数が少なくないので、細めの登山道ではなかなかゆっくりと立ち止まることが出来ませんでした

というわけで、ササッと撮影したのがこちらの花たち。
写りはイマイチだけど・・・なんてキュートなフォルムとカラーなんでしょ!かなり心惹かれました~!
黄色くてかわいい花

この辺りはずっと森の中で、見晴らしのいい場所はなかなか現れませんでしたが、こうして森の景色を楽しみながら歩くことができたので、退屈するようなことはありませんでした

こうして歩き続けること2時間近く。
何度か森が途切れて景色が見え隠れしていたのですが、ようやく完全に森を抜け、視界が大きく開けました!
景色が開けました!
抜けるような青空、荒々しい岩を露出させた山肌、そこに張り付くようにして息づいている緑たち。
とにかく雄大、そして爽快な景色です!

だけど・・・私たちにとって、予想外なことがありました。
この季節、この標高にしては意外なほど気温が高いんです
景色が開けたということは直射日光を受けるということでもあり、それが思った以上に私たちの体力を奪っていくのでした

「ふー・・・ちょっと休憩しよう!

ようやく「二俣」に着いた私たちは、大岩の陰にザックを下ろしました。
近くには何組もの登山者が同じように休憩をしていましたが、皆さんもこの暑さにだいぶ参っているようです。
私たちもかなりバテバテ・・・

雨女である私たちがこんなにも素晴らしい天気にめぐり合えたことは幸運ではあるのだけれど、これほどの暑さにあっては雨風すら恋しく思えるのでした(苦笑)

私たちは汗を拭って、水分補給をして、行動食をつまんで、トイレに行って・・・
ようやく気力が戻ってきた頃には、既に45分以上も経過していました
裏を返せば、それだけ休憩を取らないと気力が回復しなかったのです。

ここから先、道は急激に勾配を増しているように見えます。
大丈夫かな、私たち。こんな状態で、稜線まで上がることができるんだろうか・・・。
私はわずかに覚えた不安をかき消すようにして重たいザックの紐をキュッと締めると、再び歩き始めました。

二俣から八本歯のコルへ向かう登山道は、この時期でもなお残る雪渓の脇を通っていました。
近づくと、分厚い雪の層の下を流れる雪解け水の音が、ざぁざぁと聞こえてきました。
わぁー、これは見るからに涼しそう!
雪渓の脇を登ります
・・・と期待したんだけど、気温自体に変化は一切ありませんでした(泣)

カンカンに照りつける太陽の下、岩だらけの急坂をじっくりと登っていく私たち。
いつからか交わす言葉もわずかになり、ただゼーゼーと息を荒げながら黙々と足を踏み出すばかりになりました。

これはきつい。本当に、本当に、きついーっ!!

それでも私が前に進めたのは・・・顔を上げる度に広がるこの景色があったからです。
素晴らしい景色!

きつければきついほど、自問自答を繰り返す。
「私は、何のために山に登っているんだろう?」
その答えは、顔を上げればいつもそこにあるんだよね。
だから、私は山に登るんだ。

右手には、バットレスと呼ばれる険しい岩壁が迫っていました。
バットレス方面の景色
それはとても荒々しいけれど、本当に美しい光景でした。
とても日本の景色とは・・・いや、この世の景色とは思えません。

こうして素晴らしい景色にパワーをもらいながら着実に高度を上げていった私たちですが、さらなる試練が畳み掛けてきたのでした。
は、ハシゴ場ー!!
ハシゴが登場
ここからはひたすら、岩とハシゴだらけの急登になりました。
結構しっかり設置されているのでさほど危険はないように思えるのですが、ハシゴに足をかけて重いザックのしがみついた身体を持ち上げるのはなんと辛いことか呼吸は乱れ、体力は搾り取られ、息も絶え絶えになりました

1つのハシゴを登り切って、大きく息をつきながら天を仰ぐと、目に飛び込んでくるのは次のハシゴ・・・。
「休憩、休憩!」
小広いスペースに出た時、私は思わずザックを下ろして座り込んでしまいました。

同行のお友達もかなり消耗していたようですが、色んな行動食を持ってきてくれていて、私に少しずつ分けてくれました。
この暑さとキツさ、一人だったらもしかしたら諦めて引き返していたかもしれないなぁ・・・。
こうして少しの休憩を取った私たちは、再びハシゴに手をかけるのでした。

そしてようやく、八本歯のコルへと這い上がりましたー!
「わぁ―――っ!!すごーい!
そこから開けた景色、そして吹きつけてくる爽やかな風が、私たちの弱り切った心と身体に沢山の栄養を与えてくれました。
北岳の山頂から北岳山荘を経て、間ノ岳へと続いていく長くて美しい緑の稜線。
これが見たかったんだ。この景色が。
本当に美しい光景だなぁ・・・
美しい稜線が見えました

気づけば、間ノ岳方面から真っ白な雲が大きく手を広げて景色を覆い隠そうとしていましたが、この日の私たちにとっては日が翳るような雲行きこそ最高のコンディションに思えました(苦笑)
むしろ、もっと雲に頑張って欲しい、とも・・・。
「雨女たちの事情」も複雑なのです

向こうの稜線に心を奪われ、夢見心地になっていた私でしたが、すぐ目の前の進路に目を転じれば、まだまだ険しいハシゴ場は続いていたのでした
まだまだハシゴが続きます

でも、もう大丈夫。気力は十分!さぁ、行こう!
その美しい世界の光景を目の当たりにして、気持ちは前へ、前へと進んでいきます。

・・・とはいえ、さすがに日本第二の高峰、ここからの登りはそうたやすくはありませんでした。

相当険しいです!

ううっ・・・、心が折れそうだけど、頑張るっ!!


【次回へ続く】
▼ブログランキング
↓をもし応援クリックして頂けたら、嬉しくて山に登っちゃいます!(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2010.08富士山(剣ヶ峰)登山(4)

富士山(剣ヶ峰)登山、(1)(2)(3)の続きです。

富士山頂のお鉢巡りは、私にとって夢のような体験でした。

だって・・・信じられる?
日本で一番高い山のてっぺんにはさ、深い谷があったり、こんもりした山があったりして、まるで別の惑星の大地を歩いているみたいなんだよ。
お鉢巡りの風景


残雪もあります!

「この世」と「あの世」の境目にある、奇跡みたいな場所が「雲の上の世界」なのかもしれないね。
そしてその世界が発する強烈な光は、私にとってはもはや「魅力」ではなく、「魔力」と呼ぶべきものなんだろう。

・・・もう、言葉にならないや。

こうして富士山の巨大な火口をぐるりと巡る旅が終わりました。
火口を後にします

気づけばほんの少し、頭痛がします
ここが標高4,000m近い高所だということをすっかり忘れて、地上と同じような呼吸やペースで歩いていたのが原因のようで・・・。反省。

私たちは吉田口・須走口頂上に戻ると、神社でお守りを購入し、再びベンチで休憩を取りました。
吉田口・須走口頂上に戻りました

うぅー、名残惜しい。名残惜しいけど・・・そろそろ地上の世界へ戻らなければなりません
去年もそうだったけど、登りより下りがとっても長くてきついんだよね~・・・

私たちはしぶしぶ重い腰を上げ、山頂の喧騒に別れを告げました。

いよいよ下山!

それからは砂礫のジグザグ道を、砂埃を巻き上げながらひたすらひたすら下っていきます。
登山道と合流するところでは、登ってくる人を砂煙に巻き込んでしまって申し訳なくなりますね

そして吉田口ルートと須走ルートの分岐に出ました。大きな注意看板もあるので、注意していれば間違えることはなさそうです。
私たちは行きと同じ須走ルート方面へ!
標識を確認しながら

さすがにこれまでの疲労が徐々に足に出始めるこの頃、ダブルストックが大いに役立ちました。
今回の登山で初めてダブルストックを使った友達と、「あるのとないのとでは大違いだねー」なんてしみじみ話しながらゆるゆる下っていきます。

こうしてなんとか、七合目大陽館まで下りてきました。
七合目大陽館

植物が再び現れ始めましたよ~!乾いた砂礫の道に生き生きと咲く花たちには心癒されます
花も咲いてます!

そして、この先からいよいよ、須走ルート名物の「砂走り」に入りましたー!
砂走り

この砂走り、ご覧のとおり砂だらけの急坂です。
所々に中ぐらいの石がまぎれているので、それらを踏まないよう注意する必要があるのですが、なんとかコツをつかんでまるでモーグル選手のようにザザザーッと駆け下りる(滑り降りる?)ことができました!
(ただし、危険なのでスピードの出しすぎには注意!また、靴の中に砂が入らないようスパッツは必携です。)

「わぁー!!面白い、ここ!

これまで吉田ルートの下山道しか使ったことがなかったので、この砂走りにはすっかり夢中になってしまいました。
耳がツーンとするぐらい一気に高度を下げて、あっという間に砂払い五合目へ到着~!
砂払五合目

見れば、全身砂まみれ(苦笑)
「晴れていても、ザックカバーをつけておいたほうがいい」ってどこかで見た気がするのですが、その理由はここで初めて分かったのでした。(既に手遅れ・・・

砂払い五合目には、ちょっとした売店がありました。
冷たい飲み物に心惹かれますが、もう少しの辛抱!軽く砂を払い(あっ、だからここの名前が砂払いなのかな?)、靴紐を締め直して先へ進みます。

ここから道は、樹林帯に入りました。
登りの時は日の出前の暗いうちに通過してしまったので、なんだか新鮮な景色です。
かなり足に疲労が出てきてヨレヨレですが、森の雰囲気を楽しみながら歩くことができました。
森の中の道

そして・・・ようやく、ようやく五合目の神社に到着ー!
これで、私たちの富士山登山は無事終了です!
下山完了!

私たちは早速、すぐ先にある小屋で冷たいものを買いました。
炭酸飲料をぐびっと一口。ううー、生き返るー!

と、その時・・・友達が真顔で私にこう言いました。

「あのさ、顔、やばいよ・・・」

「え”!!!!!!

なんと、顔にも砂埃がついていて、サングラスの形が砂絵のようにくっきりついていたんです!(逆パンダ?)
しかも、口の周りを中途半端にぬぐったせいで、泥棒のヒゲみたいな模様まで・・・(爆)

そんなことを男友達に指摘されてしまっては、もうお嫁にいけません。(苦笑)

取り急ぎ顔の汚れはなんとか拭き取って、小屋の人に空気をプシューっと強く吹き付ける機械で全身の砂を落としてもらいました。
よーし、それじゃぁ地上に帰ろう。家に帰ろう!
意気揚々と出発した私たちはこの直後、自分たちの車を停めた場所が約2kmも先だということを思い出して愕然とすることになるのでした・・・(苦笑)


こうしてついに、3,776mの頂に立つことができた今回の富士山登山。
日本のてっぺんにあったのは、やっぱり最高の世界でした!

私を歩かせてくれた富士山に感謝。ハードな行程に付き合って、運転までしてくれた友達に感謝。
本当にありがとうございました

富士山剣ヶ峰登頂にこだわった、私の本心。
「日本のてっぺんに立たずして、それ以上の高みを目指すことはしたくない」
さぁ、その望みは叶った。次に目指すのは・・・

私の夢は、まだまだ続きます。

【終わり】

※自分用メモは後日掲載予定です。
▼ブログランキング
↓をもし応援クリックして頂けたら、嬉しくて山に登っちゃいます!(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

プロフィール

yamajoshi

yamajoshi (ヤマジョシ)
【特徴】
・胃腸が弱い
・身体が小さい
・雨女、カナヅチ、方向音痴

ブログランキングにも参加しています☆
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

地上での活動

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

年別山行リスト

↓山域クリックで山名一覧が開きます。

◆東北

 ・ 会津駒ケ岳
 ・ 安達太良山
 ・ 一切経山
 ・ 鹿狼山
 ・ 栗駒山
 ・ 五葉山
 ・ 蔵王
 ・ 徳仙丈山
 ・ 八幡平
 ・ 早池峰山
 ・ 磐梯山
 ・ 東吾妻山・吾妻小富士

◆上信越

 ・ 浅間(前掛)山
 ・ 四阿山
 ・ 草津白根山(本白根山)
 ・ 黒斑山・蛇骨岳・仙人岳
 ・ 岩櫃山
 ・ 観音山
 ・ 黒檜山・駒ヶ岳(赤城山)
 ・ 袈裟丸山
 ・ 地蔵岳(赤城山)
 ・ 鈴ヶ岳(赤城山)
 ・ 谷川岳
 ・ 長七郎山・小地蔵岳(赤城山)
 ・ トーミの頭
 ・ 鳴神山
 ・ 榛名富士
 ・ 柄杓山
 ・ 湯ノ丸山

◆北関東

 ・ 岩船山
 ・ 筑波山
 ・ 三毳山

◆日光・前日光・那須

 ・ 石裂山
 ・ 朝日岳
 ・ 鬼怒沼
 ・ 茶臼岳
 ・ 戦場ヶ原・小田代ヶ原
 ・ 日光白根山
 ・ 半月山

◆奥武蔵

 ・ 伊豆ヶ岳
 ・ 大高山
 ・ 鐘撞堂山
 ・ 官ノ倉山
 ・ 関八州見晴台
 ・ 白銀平・富士山
 ・ 武川岳
 ・ 天覚山
 ・ 天覧山・多峯主山
 ・ 破風山(皆野)
 ・ 日向山(横瀬)
 ・ 日和田山・物見山
 ・ 武甲山
 ・ 棒ノ嶺
 ・ 宝登山
 ・ 丸山
 ・ 焼山
 ・ 弓立山
 ・ 横瀬二子山

◆奥秩父・西上州

 ・ 四阿屋山
 ・ 荒船山
 ・ 入川渓谷
 ・ 御座山
 ・ 笠取山
 ・ 釜ノ沢五峰
 ・ 金峰山
 ・ 雲取山
 ・ 国師ヶ岳・北奥千丈岳
 ・ 小楢山
 ・ 外秩父七峰縦走
 ・ 秩父御岳山
 ・ 南天山
 ・ 西沢渓谷
 ・ 般若山
 ・ 二子山
 ・ 瑞牆山
 ・ 妙法ヶ岳
 ・ 飯盛山
 ・ 両神山
 ・ 早滝・中止の滝

◆奥多摩

 ・ 網代弁天山・城山
 ・ 大塚山
 ・ 金袋山
 ・ 金比羅山・南沢あじさい山
 ・ 浅間嶺
 ・ 鷹ノ巣山
 ・ 高水三山
 ・ 日の出山
 ・ 本仁田山
 ・ 御岳山
 ・ 三頭山

◆高尾

 ・ 石砂山
 ・ 草戸山
 ・ 小仏城山・影信山
 ・ 三国山・生藤山
 ・ 陣馬山
 ・ 石老山
 ・ 高尾山
 ・ 津久井城山
 ・ 坪山

◆千葉

 ・ 伊予ヶ岳
 ・ 嵯峨山
 ・ 富山
 ・ 鋸山

◆丹沢

 ・ 大野山
 ・ 大山
 ・ 大山三峰山
 ・ 鐘ヶ嶽
 ・ 弘法山
 ・ シダンゴ山
 ・ 丹沢山
 ・ 塔ノ岳
 ・ 鳶尾山
 ・ 鍋割山
 ・ 二ノ塔・三ノ塔・烏尾山
 ・ 檜洞丸
 ・ 蛭ヶ岳
 ・ 仏果山・高取山
 ・ ミツバ岳

◆大菩薩・道志

 ・ 今倉山・赤岩
 ・ 岩殿山
 ・ 扇山
 ・ 大菩薩嶺
 ・ 高川山
 ・ 高畑山・倉岳山
 ・ 鳥ノ胸山
 ・ 本社ヶ丸・清八山
 ・ 百蔵山

◆富士山周辺

 ・ 富士山2009
 ・ 富士山2010
 ・ 富士山2012
 ・ 愛鷹山
 ・ 石割山
 ・ 小富士
 ・ 杓子山・高座山
 ・ 二ツ塚(双子山)
 ・ 宝永山
 ・ 三ツ峠山
 ・ 竜ヶ岳

◆伊豆・箱根・鎌倉・天城

 ・ 天城山
 ・ 大丸山
 ・ 鎌倉アルプス
 ・ 金時山
 ・ 金冠山・達磨山(伊豆山稜線歩道)
 ・ 沼津アルプス
 ・ 猫越岳(伊豆山稜線歩道)
 ・ 幕山
 ・ 明神ヶ岳・明星ヶ岳

◆八ヶ岳

 ・ 赤岳
 ・ 編笠山・西岳
 ・ 阿弥陀岳
 ・ 硫黄岳・横岳
 ・ 美ヶ原
 ・ 北横岳・大岳
 ・ 霧ヶ峰・車山
 ・ 権現岳・三ッ頭
 ・ 縞枯山
 ・ 蓼科山
 ・ 茶臼山
 ・ 天狗岳(東・西)

◆北アルプス

 ・ 烏帽子岳
 ・ 奥穂高岳
 ・ 涸沢
 ・ 唐松岳
 ・ 常念岳・蝶ヶ岳
 ・ 白馬岳
 ・ 水晶岳・野口五郎岳
 ・ 双六岳・樅沢岳
 ・ 岳沢
 ・ 立山(雄山・大汝山・富士ノ折立)
 ・ 燕岳・大天井岳
 ・ 剱岳
 ・ 西岳
 ・ 西穂高岳
 ・ 乗鞍岳・富士見岳
 ・ 三俣蓮華岳・鷲羽岳
 ・ 焼岳
 ・ 槍ヶ岳

◆中央アルプス

 ・ 伊那前岳
 ・ 木曽駒ケ岳・宝剣岳・将棊頭山
 ・ 兀岳

◆南アルプス

 ・ アサヨ峰・栗沢山
 ・ 甘利山・千頭星山
 ・ 甲斐駒ケ岳・駒津峰
 ・ 北岳・間ノ岳
 ・ 仙丈ケ岳
 ・ 日向山
 ・ 鳳凰三山
 ・ 入笠山
 ・ 守屋山

◆御嶽山周辺

 ・ 木曽御嶽山

◆中国・四国

 ・ 扇ノ山
 ・ 小鹿渓
 ・ 蒜山
 ・ 伯耆大山

◆九州・沖縄

 ・ 屋久島

◆離島

 ・ 三原山

◆海外

 ・ 韓国の山
 ・ キナバル山(マレーシア)
 ・ キリマンジャロ(タンザニア)
 ・ 桂林(中国)
 ・ コトパクシ(エクアドル)
 ・ 台湾の山
 ・ 太魯閣渓谷(台湾)
 ・ チンボラソ(エクアドル)
 ・ ピチンチャ山(エクアドル)
 ・ メルー山(タンザニア)
 ・ ヨセミテ(米国)

◆山の装備・トラブル対策

 ・ カメラ関連
 ・ 登山装備
 ・ トラブル対策

◆その他

 ・ 自己紹介
 ・ 名水エクスプローラー
 ・ イベント・講座
 ・ 地上日記
 ・ メディア情報
 ・ Q&A

検索フォーム

PR by rakuten



PR by amazon

Copyright © yamajoshi
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。