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2011.12本社ヶ丸・清八山登山

本社ヶ丸(1,630.8m)・清八山(1,593m)/山梨県大月市



■参考マップ
山と高原地図 24 大菩薩嶺


前回高畑山~倉岳山を歩いた時、残念ながら富士山はすっぽりと雲の中に隠れてしまい、見ることができませんでした(苦笑)

富士山にはこれまで何度か登ったことがありますし、観光でも登山でも何度もその姿を眺めたことがありますが、やっぱり見るたびに嬉しくなるんですよね
というわけで、今回また大月市周辺にある、富士山のキレイに見える山へ向かうことにしました!

大月市で富士山が特にキレイに見える山は「秀麗富嶽十二景」に認定されていますが、その中から今回は本社ヶ丸、清八山にお邪魔する計画を立てました。
本社ヶ丸は「ほんじゃがまる」と読みます。なんだかかわいらしい名前ですよね(笑)

今回はここJR笹子駅を出発して、清八山~本社ヶ丸を歩いて笹子駅へと戻る周回コースです。
それでは出発!
笹子駅からスタート

駅を出てからはしばらく・・・というかかなりの時間、舗装道路を歩きます
要所要所に道標があるので、登山口までの道は比較的分かりやすいです。
朝陽に照らされて、山々が輝いていますねー!
長い舗装道路歩き

うーん、それにしても登山口まで約1時間半の道のりはなかなか遠いです
上り坂も続くので、舗装道路歩きの時点でだいぶ疲れてしまいました(苦笑)

そして、ようやく登山口へ到着!
登山口には登山届提出用のポストがあり、辺りは大きく開けています。

目の前の斜面は広く伐採されていて、切り株が立ち並ぶちょっと異様な光景でした。これから植林されるのかな?
この斜面を登って林の中へ入りますが、最初からなかなか急な坂だったので息が切れました
ようやく登山口

林の中の道はすっかり冬の様相。裸になった木々の枝を透かして、青い空と山の輪郭が見えています。
傾斜のせいもありますが、ここまでの舗装道路歩きの影響もあって早くもだいぶ疲れてきましたー(苦笑)
登ります

やがて、道の両脇に白いモノがチラチラと見られるようになってきました。
こちらは日陰の斜面なので、霜柱がいっぱい立っているみたいですねー。

登山口から1時間ほど登り続けた結果、日当たりの良い清八峠まで上がることができましたー!
ポカポカ陽気に包まれて、ホッと一息。広い場所というわけではありませんが、脇道の辺りで座って休憩されている登山者さんも何人かいらっしゃいましたよー。

私たちはまず、ここから右手の清八山へと向かいます。そこからさらに足を延ばすと三ツ峠山まで行けるんですねー。
清八峠

清八峠から清八山まではほんの5分ほどの距離です。前方の木々の向こうに、富士山らしき山の姿が大きく見えていてびっくり!
これはものすごい景色が見られるんじゃないか・・・とドキドキしながら登ります。

そして・・・清八山に無事登頂!!
清八山

そして、ここからの景色は・・・


どーん!!!
雲一つない青空の下、悠々と聳える富士山ですーっ!!(嬉)
富士山!

いやー、これはすごいっ!!感動の絶景です!!!

それだけではありません。ここからは雪をかぶった八ヶ岳などの山並みを広く遠く見渡すことができました。
八ヶ岳!

ですが・・・ものすごく風が強いーっ!
冷たーい風がビュービュー吹いていて、長時間滞在する気分にはとてもなれませんでした。
なるほど、ここではなく清八峠で休んでいる人たちがいたのはそのためだったんですね

というわけで、絶景と強風の山頂の模様を動画でお楽しみください(苦笑)
[広告] VPS

こうして短時間ではありましたが、清八山での眺望を楽しんだ私たち。
そこからそそくさと清八峠まで戻りました(苦笑)

ここから今度は本社ヶ丸に向けて進みます。
歩きはじめは気持ちの良い尾根道。
本社ヶ丸へ

ですが、山と高原地図 24 大菩薩嶺によれば、このルート上に「危険」のマークが付いているんですよね。

どういうことだろう?と思ったら・・・

「うわっすごい岩場!」
数分と歩かないうちに、荒々しい雰囲気の岩場が連続し始めましたよー!
すごい岩場!

私たちは足下に気を付けながら、慎重に岩場を通過しました。
危ない道ですが、やはり見晴らしは抜群!三つ峠山と富士山の眺めが素晴らしかったです

危険な岩場が落ち着いてくると、今度はこんなモノと出会いましたよー。
氷がたくさん

落ち葉の合間に見える白いモノは、ザクザクの氷の塊たちなんです!
「すごーい、天然ロックアイスだー!!
なんて同行者さんと盛り上がっていましたが、さすがにこの氷をグラスに入れて冷たーいドリンクを飲む気には、今はなれませんでした(苦笑)

こうして時折富士山を眺めながら明るい尾根道を進んでいき、最後に岩がちな坂を登り切ると・・・

本社ヶ丸、登頂ですー!!
本社ヶ丸

やはりここからの眺めも素晴らしかったです。富士山もどーんと聳えていますよー!
富士山アップ!

本社ヶ丸の頂上は開けていてある程度のスペースもあったので、休憩するのにはちょうど良い場所でした。
ただ、私たちが登ってきた時には先に登頂された団体さんがお弁当を食べていらっしゃったので、満員状態でした(笑)
(上の山頂写真も、団体さんにお願いして撮影する時だけちょっと場所を空けてもらいました)

しかも、山頂は風が強くてとっても寒い!
どうしよう、このまま下山した方がいいかな・・・!?

そんな時、山頂直下の岩の脇に良さそうな陽だまりスポットを見つけました!
ここなら他の登山者さんの邪魔にならないし、風も防げてポカポカです

というわけで、快適な展望レストランで山ラーメンを食べることができましたー!
今回のラーメンも、前回の二子山登山と同じマルタイ 棒ラーメンを使いました。写真は前回とほぼ同じなので省略します(笑)

こうして、寒ーい山頂で見つけたオアシスのようなスポットで1時間近く過ごした私たち。
それでは、そろそろ下山します!

本社ヶ丸の山頂を後にした私たちはそこから東の尾根を辿って、角研山の山頂の辺りから笹子駅へと下る予定です。
まずは、明るくて歩きやすい尾根道を歩きました。
こういう道はとっても楽しいですよねー!
下山開始

それから階段状に整備された箇所もある道を下り、開けた道に出て鉄塔の横を通り過ぎると再び林の中へ。
そこからひと登りで、角研山の山頂にたどり着きましたー!
角研山

「つのとぎやま」という変わった名前の山の頂は、手書きの山頂標識が木にかけられているばかりの静かな場所でした。
対向からやってきた団体さんをやり過ごしてから、私たちは北へと進路を変えました。

ここから先、笹子駅への道は最近あまり人が入っていないような雰囲気。
ふかふかの落ち葉が積もって、踏み跡が不明瞭になっているところもありましたー。

最もすごかったところはこんな感じ。足首まで落ち葉に埋もれてしまいますよー!
ふかふか落ち葉!

こうして道の分かりづらいところは迷わないように注意しながら、私たちはどんどん下っていきました。
途中で鉄塔や舗装道路を過ぎ、さらに下っていきます。
下ります

そして駅近くの道路まで無事に下りてくることができましたー!
舗装道路へ

そこから歩くこと10分ほどで、私たち笹子駅へ戻ってくることができたのでした。


大月市周辺の山々は、駅から駅まで日帰りで歩けるコースが数多くあります。
今回は最初の舗装道路歩きでだいぶ疲れましたが(苦笑)、富士山を始めとする素晴らしい景色を楽しむことができ、とても充実した山行になりました

真夏の富士山も素敵ですが、雪をかぶった冬の富士山は本当に美しいですよね!
これからも、富士山を眺める山歩きはやめられそうにありません

【終わり】
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2011.11二子山(東岳~西岳上級者コース)登山(2)

※ご注意
当ルートは大変危険な個所が多いため、決して気軽に登れるものではありません。
登山を計画されている方は、諸条件を踏まえて他ルート(西岳一般コース:とはいえこちらも危険個所アリです)や近隣の他の山も含め、柔軟かつ慎重に検討して頂くことをお勧めします。


二子山登山、(1)の続きです。

股峠から東岳を往復した後、西岳の上級者コースへと進んだ私たち。
鎖などの設置されていない急峻な岩場を登っていきます。

このような岩壁を、両手両足を使って慎重に、確実に上を目指して進んでいきました。
険しい岩壁

こうして何とか核心部分を登り切ると、ようやく二本足で立てる場所が出てきましたー(苦笑)
冬枯れの草木をかき分けて岩場をさらに進んでいくと、上級者コースへ進む人に対する注意看板が現れました。

上級者コースから登ってきたこの場所は、西岳の東峰のよううです。(東岳とまぎらわしいですが・・・
その先からは視界が開け、岩稜の先に西岳の山頂標識がぽつんと立てられているのが見えました。
そして・・・視界いっぱいに素晴らしい景色が広がっていたんです
素晴らしい景色!

冷たく澄んだ朝の空気の中、この場所からは両神山の荒々しい稜線や、複雑に入り組んだ地形がはっきりと見えていました。
あぁ・・・これは、何という世界だろう。

私はふと、アメリカのグランドキャニオンを訪れた時に聞いたことを思い出しました。
「早朝や夕方には、太陽が真上から照りつける昼間には見えてこない景色があるんだ。太陽が低い位置にあるからこそ、地形がくっきりとした陰影になって立体的に浮かび上がるんだよ。」

それは深くて、美しくて、神々しくて・・・言葉にならないような世界の光景でした。
胸にぐっとこみあげてくるものを抑えながら、私は再び歩き始めました。

やがて、以前登ってきた一般コースと合流すると、その先に山頂標識がありました。

二子山(西岳)、無事登頂です!
二子山西岳山頂


二子山の神様、ようやく私はここに戻ってくることができました。

登山を始めてすぐ、私はまともな装備も持たず、きちんとした計画も技術もないままここまでやってきてしまいました
そんな無謀登山の私に、二子山の神様は山の厳しさを教えてくれました。

しかも、山をナメて、山に対してこんなにも失礼な態度で臨んでしまったのに、二子山の神様は私を生かして下界まで帰してくれたんです。


「山に登ろうと思うのなら、もっともっと真剣に山と向き合いなさい」

あの時、山にそう教えられたからこそ、今でも私は元気に山登りを続けていられるのだと思います。
まだまだ、まだまだですが、少しずつでも成長できているのではないかと思います。

私の心の中には、特別な想いが溢れていました。
二子山の神様、本当に・・・すみませんでした。
そして、ありがとうございました


あの時は山頂で雨に降られましたが、この時は信じられないほど穏やかな青空が広がっていました。
キンと冷えた空気は澄み渡り、遥か遠くの景色まで見渡すことができました。
なんて清々しい気分だろう!

それでも、ここで気を緩めるわけにはいきません。
私はしばらく山頂で景色を眺めた後、もう一度気を引き締めて再びザックを背負いました。

その先に待っているのは、こんなにも険しいナイフリッジです
ナイフリッジです

西岳一般コースで登頂した人も、この先へ進む場合にはこの稜線を行くしかありません。
しつこくて申し訳ないですが・・・行かれる方は本当に気を付けて下さい

幸いなことにこの時は周囲に人がおらず、天気も良かったので、人や雨に急かされることなく自分のペースで進むことができました。
前回はガスが立ち込めていてほとんど見えなかった谷底の景色も、今回は丸見えです
(高所恐怖症の方は結構きついかもしれませんね

私は一歩一歩足場を確かめ、安定した場所では一呼吸置いて景色を眺めながら、じっくりと進んでいきました。
そしてナイフリッジが一段落したところで振り返ると・・・

振り返ると・・・


前回と同様に「私、こんなところを歩いてきたんだぁー!!」と驚くばかりです(苦笑)

そして、目の前に広がるこの景色!
この景色!

これから私たちが下りていく先の道もはっきりと見えていますよー
これから向かう道も

しかーし!危険な岩場地帯はまだ終わりではありません
油断せずに進みます。
まだまだ!

足下にはこんな岩が。
石灰岩が長い年月を経て浸食され、このような姿になったんですね。
足を引っ掛けないように気を付けなきゃ
すごい形です

と、こんな風に険しい道は続いていましたが、そんな中にも心和む光景がありました。
こんなに厳しい環境でも、花は咲いているんです!
こんなところにも花が!

その一方で、こんな景色も目にしました。
叶山を見る

向こうに見える白い部分は、叶山です。
この山は、武甲山と同じく石灰の採掘が行われているのだそうです。
頭がスパッと切り落とされたようなその姿からは、かつての山容を窺い知ることはできません。
色々な事情があるからこそ安易にひとつの答えを出すことはできませんが、私は複雑な気持ちで「白い山」を眺めました。

こうして西岳山頂から続く危険な岩稜歩きは、そろそろ終わりを迎えようとしていました。
ここが最後の難所です!
最後の難所

これは下り終わってから振り返って撮影しました。垂直に近い岩壁を数メートル下ります。
前回は手や足の置き場所に迷ってオロオロしてしまった記憶があるのですが、今回は余裕を持ってスムーズに下ることができました
(写真の左下に金属の足場が設置されているのが見えるでしょうか?足の置き場に困った場合はこれをうまく利用すると良さそうです。)

ここまでくれば、後は通常の登山道です。
上級者コースの入り口からずっと緊張する場面が続いていたので、ようやく少しホッとできました

私たちは植林帯の登山道を下っていきました。土の道がなんだか懐かしい気分(苦笑)
ようやく土の道

すると木々が切り開かれて、見晴らしの良い道に出ましたー!
その先に魚尾道峠の分岐標識が立っていました。前回はここから志賀坂峠へ下りるつもりだったのに、なぜかローソク岩の方へ進んでしまったんだっけ

ここは先ほどまでの険しい岩場が嘘のように、ぽかぽかと暖かくのどかな雰囲気の漂う場所でした。
そしてここからは、二子山のてっぺんの岩場から麓に向かう森まで、その山容を大きく見渡すことができました。

これは少し先に進んだ場所で撮影したものですが・・・
美しい二子山の姿

青空の下、中腹に紅葉の森を纏って聳える岩山の姿は、まるで別の国の光景のように思えました。
「わぁ・・・二子山って、こんなにキレイな山だったんだね・・・

濡れ鼠になって、終バスの時間を気にしながら足早に下りて行ったあの時の私には、この山の美しさに気付くことはできませんでした。
私はしみじみとその山の姿を見上げます。

よーし、せっかくだからもう少しここで二子山を眺めていこう!
という訳で、私たちは邪魔にならない場所に腰を下ろし、山ごはんを作ることにしましたー!

今回はマルタイ 棒ラーメンにちょっと具を足した山ラーメンです!
山ラーメン!

陽だまりの中で食べる熱々ラーメンは少し汗ばむほどでしたが、素晴らしい景色を眺めながら美味しく頂きました。
これはもう、大満足です!

こうしてお腹も心も満たした私たちは、荷物をまとめると下山を再開しました。
見晴らしの良い道を、何度も振り返りながら下っていきます。

鉄塔を過ぎると、気持ちの良い林の中の道へ。
さっきまで険しい岩場をよじ登っていたなんて、嘘みたいですね。
下ります

こうして30分ほど下ったところで、舗装道路に出てくることができましたー。
この時点でまだお昼前。前回は舗装道路に出て来れたのが16時半を過ぎていたんですよね。。

ここからスタート地点の坂本登山口までは歩いて10分ほど。
私たちは向こうに聳える二子山を見上げながら、のんびりと帰っていったのでした。
登山口へ戻ります


今回お邪魔した二子山は、私にとって登山者としての原点ともいえる山でした。
だからこそ、一歩一歩に思いを込めて登らせてもらいました。

初めて登った時には、この山の険しさ、厳しさ、恐ろしさが強く印象に残りましたが、今回はそれに加えてこの山の優しさや美しさを感じることができました

それでもやっぱり私はまだまだ、まだまだだと強く感じています。
これからももっともっと真剣に山と向き合い、勉強と経験を重ねて、またここへお邪魔したいと思います。

二子山さん、本当に本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします!

【終わり】
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2011.11二子山(東岳~西岳上級者コース)登山(1)

二子山(1,165.6m/埼玉県秩父郡)



■参考マップ
山と高原地図 25 雲取山・両神山

※ご注意
当ルートは大変危険な個所が多いため、決して気軽に登れるものではありません。
登山を計画されている方は、諸条件を踏まえて他ルート(西岳一般コース:とはいえこちらも危険個所アリです)や近隣の他の山も含め、柔軟かつ慎重に検討して頂くことをお勧めします


最近、あるイベントで登山についてお話しさせて頂いた時に、いらっしゃった方から
「これまでの登山で一番印象に残ったのはどこの山ですか?」
という質問を受けました。

素晴らしい景色に出会えた山、大きな感動と達成感を味わった縦走・・・色んな山が浮かびましたが、とっさに私の口から出たのはここ、二子山の名前でした。

2008年10月、この山で私が味わったのは、感動や達成感とは程遠いものでした。天気も悪く、眺望もほとんど得られませんでした

でも、この時の登山があったからこそ、今の私がこうしていられるのだと思うんです。
あれから約3年、二子山から与えられた「宿題」を、ようやく果たす時がやってきました


まだ薄暗い朝6時過ぎ、私たちは登山口へやってきました。
登山口前のバイオトイレを借り、準備を整えてから登山道へと入っていきます。
登山口

ここからしばらく、薄暗い植林帯を登っていきます。
倒木も所々に見られ、荒々しい雰囲気ですねー。
倒木が・・・

やがて広葉樹が増えて森が明るくなってくると、木々を透かして向こうの空が見えてきましたー。
そして、モルゲンロートに輝く岩峰の姿が・・・なんという美しさでしょう
モルゲンロート!

こうして登山口から息を弾ませ登っていくこと50分ほど、東岳と西岳の分岐となる股峠に到着しました!
股峠

前回ここに来た時と比べると、体力・気力・時間ともに余裕が十分あります
私たちはまず、東岳を往復してくることにしました。

登山コースとしては股峠から西岳へと続いており、東岳のコース上には険しい岩場もあるため、全ての登山者さんが東岳に立ち寄るわけではなさそうです。
登り始めは踏み跡がやや不明瞭でしたが、冬枯れの森からは目指す先の岩場がよく見えました。
まずは東岳へ

道はやがて乾いた落ち葉で滑りやすく、また岩もごつごつと目立ってきて歩きづらくもなってきました。
さらに傾斜がきつくなり、ついにはロープや鎖のつけられた険しい岩場になりましたー
手がかり、足がかりは多いので、三点支持を意識しながら慎重に登っていきます。
険しい岩場

やや緊張する岩場の登りを終えると、背後にある西岳方面の景色にあっと息を呑みました。
「何、これ・・・すごっ!!
異様とも思えるほどのその姿に、圧倒されてしまいます!
ものすごいです!

しかし、これから目指す東岳の頂上も、とても険しく荒々しい雰囲気を纏っていました。
東岳

道はこの左側から稜線を伝うようにつけられています。
ごつごつとした岩だらけの痩せ尾根で、辺りには細い木々や草しか生えていないので、バランスを崩すと転落の危険があります

私は一歩一歩慎重に進んでいき、無事に東岳の頂上へと登ってくることができましたー!
山頂標識の文字がちょっと見づらいですが、登頂です!
東岳頂上

冬枯れの木々もまばらな山頂からは、周囲の山々が広く見渡せました。
山また山の本当に素晴らしい光景です
素晴らしい景色!

私たちは少しの間景色を眺めると、早々に頂上を後にしました。
吹き抜ける風が冷たかったからでもあるのですが、後から登ってくる人がまだ来ないうちに危険な道を戻っておきたかったんです。
できれば険しい岩場で登山者さんとすれ違いたくないですしね
戻ります

それから私たちは再び西岳の景色を眺めてから、鎖場を慎重に下って股峠へと戻ってきましたー。
その時、ふと目に留まったのがこの看板。
「ゴミと命は持ちかえり」

「ゴミと命は持ちかえり」
この山だからこそ、一層心にズシンと響く言葉ですねー。
どちらもちゃんと持ち帰ります!

ここから西岳頂上までは、一般コース(下図青ライン)と上級者コース(下図赤ライン)の2つのコースがあります。
案内図

前回は迷わず一般コースを使いましたが、今回は登山前に収集した情報と自分&同行者さんの状況から、上級者コースを登る計画を立てていました。
そして今ここまできて、天気や道の状況、自分たちの状態にも問題がなさそうなので、計画通り上級者コースへ進むことにしました。

上級者コースの入り口に、こういう看板が立てられていました。
「危険を感じたら引き返す勇気を」
上級者コース入口

私たちももちろん、「いつでも引き返せるようにしよう」と話をして先へと進みました。

こうして始まった二子山西岳の上級者コース。
荒々しい岩が壁のように立ちはだかりますが、こちらのコースには鎖が設置されていません。

手や足の置き場自体は多くあるので、落ち着いて慎重に登っていきます。
岩場が始まります

そして、ついに核心部分に入りましたー!
一般登山道の岩場としては、今までに見たことがないほどせり立った岩壁です!

岩に手を掛けた時、私の心臓はドキドキと高鳴っていました。
「こんなにすごいところを、私が登らせてもらっていいんだろうか。」

ここが危険な場所であるという認識、「怖い」という感覚は少なからずあります。
ただ、その恐怖は筋肉を硬直させたり、足をすくませるような類のものではありませんでした。

こうして登り始めてみると、辺りにはまばらながら草木が生えているので、高度感はそれほど強烈ではないように感じました。
また、所々に大きな足場が出てくるので、細切れに目標を定めて一息つきながら登っていくことができた点もありがたかったです。

慎重に、一歩一歩、確実に。
この時の私はとにかく集中していて、体中の細胞という細胞が全て目を覚まし、全身で目の前の岩場に向かっているような感覚を覚えたのでした。
険しい岩場を登る

【次回へ続く】
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