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2013.10二ツ塚(双子山)登山

二ツ塚下塚(下双子山)(1,804m/静岡県御殿場市)



■今回のコース(出発&到着時刻)
御殿場口新五合目7:22→大石茶屋7:36→二ツ塚(双子山)分岐8:23→8:30二ツ塚下塚(下双子山)8:37→四辻8:55→9:22幕岩9:37→10:30御殿場口新五合目

■参考マップ
山と高原地図 31 富士山 御坂・愛鷹


気が付けばもう10月。今年は特に、時の過ぎるのがあっという間だったと感じます。
手術を受けた当初は「順調に快復すれば、8月頃には登山に完全復帰できるかな?」なんて考えていたんだっけ

世界遺産に登録されて、ニュースでも話題となっていた富士山も登山シーズンは終わってしまいましたねー。
今年は登ることができなかったなぁ、としみじみ。

しかし!何もてっぺんの一部分だけが富士山というわけではありません
富士山にはいくつかの側火山(寄生火山)があって、道路が開通しているうちはそちらへのハイキングを楽しむこともできるんですよね。

というわけで、今回は富士山の雰囲気を楽しむため、これまで歩いたことのない御殿場口方面の二ツ塚(双子山)へとお邪魔することにしました!

登山口となる御殿場口新五合目までは車でのアクセス
高速道路を走っていると、前方に大きな富士山の姿が見えてきましたー
すごい迫力!!何枚も写真を撮ってしまいました。
富士山が見えた!

そして新五合目に到着!
広い駐車場はさすがに満車にはなっていませんでしたが、停まっている車もパラパラとありました。
私たちは準備を整えて、駐車場の脇から歩き始めます
いよいよ出発

向こうには大きな大きな富士山がっ!
だけど、右手から彗星みたいに長く尾を引いた雲の一団が迫って来ています
わわわ、このままだと富士山が雲に隠されちゃう
私たちはあまりのんびりせず、サクサク進んでいきました。

足下は目の細かい火山性の砂礫に覆われていて、「これは下りに走ったら楽しそうだなぁー」と思えるような雰囲気でした。さすが大砂走りで有名なルートですねー。
登りの時にはこの砂に少し足を取られがちになりますが、ゴツゴツした凹凸のある登山道に比べるとはるかに私の足には優しい道でした。

前方に聳える富士山と、その左下に寄り添う宝永山の美しいこと
富士山がほんのりと頬を染めているかのような赤い色も見えて、とってもキレイでした
富士山と宝永山

歩き始めて15分ほどで、前方に小屋が現れましたー!
こちらが大石茶屋さんだね。
今は営業していませんが、シーズンにはきっと賑わっていることでしょう
大石茶屋さん

この先からは、富士山山頂へ向かう道を離れて二ツ塚方面の道へと進みます。
分岐などには大きくてキレイな指導標が立っているのでとても分かりやすかったです!
しかも、所要時間も書いてあるの。大石茶屋さんから二ツ塚へは所要60分とのことでした。
進みます

私たちは指導標や誘導ロープを確認しながら、砂礫の道を登っていきました。
ちなみに上の写真で左端に見えている2つ並んだピークが今回の目的地、二ツ塚(双子山)です。
本当に双子みたいだね

そして振り返ると眼下の景色も大きく開けていて、なんだかとっても幻想的でした!
とにかく景色が本当に広いんです
広い景色

しかし・・・残念ながら富士山方面は雲が湧いてきてしまいましたー
先ほどの彗星みたいな雲は動きを止めていたのですが、今度は左手から一気に雲の塊が押し寄せてきて、真っ白に・・・。
ふー、登り始めに富士山の写真を沢山撮っておいて良かったなっ(苦笑)

こうして登っていくことしばらく、二ツ塚(双子山)分岐までたどり着きました!
ここから手前のピーク、二ツ塚下塚(下双子山)へと登ります。
分岐

ここは山頂直下だけあってなかなか急な斜面です。しかも砂礫の道だからちょっと滑りやすいですねー。
だけど距離は短いし、普段の登山道とは雰囲気がかなり違うので、新鮮な感じでとても楽しく登ることができました
山頂直下の斜面

こうして二ツ塚下塚(下双子山)の頂上に到着ー!!
立派な山頂標柱が立てられていましたよー。奥に見えるのは上塚で、その向こうに本当は宝永山や富士山が見えている・・・はず。(苦笑)
二ツ塚下塚(下双子山)頂上

ちなみにこの山頂標柱、裏面には英語表記(Futatsuzuka Shitazuka 1,804m)があってこちらもカッコいいんです
また、この山頂には祠や鳥居などもありました。

遮る物の何もない山頂は晴れればもっと見晴らしが良さそうです。
腰を下ろしてのんびり過ごしたい所でしたが、この時は冷たい風がぴゅーぴゅー吹いてきていまして・・・
寒いことを想定した装備で来たので問題はなかったのですが、さすがにここでまったり休憩、という気分にはなりませんでした(笑)

というわけで、先へ進むことにします
まずはここから、お向かいの二ツ塚上塚との間の道へと一気に下ります。
キレイな上塚さん

それにしても上塚さん(って言うと人の名前みたい・笑)はとってもキレイな形をしていますねー!
しかも、まばらに生えている黄葉の植物がまるで水玉模様みたい。オシャレです!

そして下り切ったら、今度は幕岩を目指して砂礫の登山道を進んでいきます。
両脇には黄葉の草が一面に生えていて、道はとっても分かりやすいです。

歩きながら右手の斜面をふと見上げると、とても素敵な光景が目に飛び込んできましたー!
こちらは動画で撮影しましたので、よろしければご覧ください


斜面を覆い尽くす黄葉が、風になびいて波のようにうねっています!まるで生き物のよう。
この景色も富士山の一部なんですよね。本当に素晴らしかったです

それから私たちは、四辻の分岐から幕岩に向けて下っていきました。
すると、周囲には徐々に木の姿が見られるようになってきます。

しかも、この木々が紅葉していて、とってもキレイなんです!
淡い赤や黄色、そして黄緑色・・・と、優しい雰囲気の色に包まれました
紅葉してます

そしてもう一つ、私は素敵なモノに包まれたんです。
それが「香り」。
フィトンチッドなのかなぁ?ほんのり甘くて優しい、心から癒されるような優しい香りが辺りを漂い始めました。
まだ木々はまばらにしか生えていないのに、はっきりと分かるほどの香りなんです

以前富士山の樹海を少し散歩したのですが、その時もとってもいい香りがしていたことを思い出しました。
富士山の森って、本当にすごいパワーを秘めているんだなぁ。
私は歩きながら何度も深呼吸をして、森の香りを楽しみました

木々の根元にはこんなにふかふかの苔も生えていましたよー
苔もふんわり

その先に斜面が崩れて大きな岩がゴロゴロしているところにぶつかりました。
ここが幕岩かな?と思ったら違いました(笑)もっと先だったんですねー。

そこからさらに下っていくと木々の背も密度も高くなってきて、本格的に森の中の道になりました。
すると、先ほどから感じていた「香り」も、さらに強くなってきましたー!
森の中へ

うーん、とっても気持ちがいい!
私は一瞬でこの辺りの道が大好きになりました

そして森の中が一部開けて、岩場が現れました!
ここが幕岩です。
幕岩

幕岩は溶岩が固まってできた物のようで、その先の崖に向かって流れていく様子を見ることができます。
私たちは時間に余裕もあるし、二ツ塚でゆっくり休憩できなかったので、この辺りで少し休むことにしました!

今回はサーモス 山専ボトルに入れてきたお湯を使って、スープを作りました。
スープ

ここで私が驚いたことが2つありまして・・・。
1つは、初めて使ったサーモスの山専ボトルの保温力がすごいということでした
そしてもう1つは、こちらも初めて食べたアマノフーズ ふんわり鶏だんご スープが、予想以上に鶏だんごが入っていて食べごたえ十分だったことです!
どちらも買って正解だった・・・としみじみ(笑)

さぁ、それでは駐車場へ戻りましょう
そこからも気持ちの良い森の中の道が続いていました。
進みます

道中、所々でキノコにも会いましたよー!
これは木の幹のちょっと高いところに集まっていたキノコファミリー。
キノコ!

それからこんなにねじれた面白い木も。
紆余曲折を経て大人になったんだねぇ・・・。ってちょっと違う!?(笑)
面白い木

そして、ポンと森を飛び出して、行きに歩いた砂礫のエリアに出てきましたー!
駐車場はもうすぐそこです。
もうすぐゴール

よし、短い距離だけどアレをやってみよう
ということで、私はちょっとだけ斜面を駆け下りてみましたー!
プチ大砂走り体験です(笑)

こうして、大きくて優しい富士山を目一杯感じることのできた二ツ塚登山が無事に終わりました


登山の対象として富士山を考えると、森林限界を超えた砂と岩だらけの道をひたすら登っていくという印象が強いと思います。
でも、富士山は頭のてっぺんから広い裾野の深い森まで、「全てが富士山」なんですよね。

これまで富士山の側火山としては小富士や宝永山に登ったことがありますが、どちらも違った雰囲気で楽しかったです。
さらに今回の二ツ塚登山では、森の良い香りに包まれて、歩くだけで心から癒されるような素晴らしい体験をすることができました!

がっつり頂上を目指すのも、ゆるく側火山を歩くのも、そして下から見上げるのもみんないい
今回の山行で、そんな富士山の奥深さをさらに感じることができたのでした

【終わり】
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2013.10岩殿山登山

岩殿山(634m/山梨県大月市)


※ルートは非常に大まかにつけています。また、下山後大月駅付近で道を間違えていますのであまり参考にならないかも・・・

■今回のコース(出発&到着時刻)
駐車場7:25→登山口7:28→7:38ふれあいの館&丸山7:48→8:15岩殿山山頂8:20→兜岩9:03→9:51稚児落とし10:08→10:45下山→11:38大月駅→11:52駐車場

■参考マップ
山と高原地図 27 高尾・陣馬

リハビリ登山を始めてから2ヶ月半ほどが経過しました。
筋力が以前より落ちたことと足の裏が疲れやすくなったことが懸念ではありますが、整備された登山道であれば通常とほぼ変わらないくらいのペースで歩くことができています

今回は続いてのステップである「岩場や鎖場のある山」ということで、岩殿山へお邪魔してきましたー
私にとって岩殿山は、2008年11月2010年3月にもお邪魔しているお馴染みの山なんです。

ここは電車でも車でもアクセスが良く、とてもよく整備された岩場や鎖場があるので、今回の目的にはうってつけの山なんですよね

今回は移動の疲労を軽減するため、車を出してもらって登山口へと向かいました。
登山口へ近づくと、滑らかなおでこ・・・もとい、岩肌を露出させた岩殿山がその全容を見せてくれましたー。
おはようございます!これからお邪魔しまーす
お邪魔します!

登山口直前にある無料駐車場に車を停めると、私たちは準備を整えて歩き始めました。
そこから3分ほどのところにある登山口から、いよいよ登山スタート!
登山口

登り始めは舗装された階段や急な坂道が続くので、一気に暑くなります(笑)
朝イチの急坂はきついなぁーと思った頃に現れる、ふれあいの館の立地が絶妙なんですよね

私たちはふれあいの館には入らず、奥手を少し下ったところにあるトイレを借りました。
そして、建物の前にある小高い丘のような山、丸山に登りました!
丸山山頂

丸山山頂、444.4mというゾロ目の標高なんですねー
木々の向こうには黒々とした富士山の姿がくっきり見えていました!
うん、いい天気

私たちはさらに先へと進んでいきます。
その先に続く坂もなかなか傾斜がありますひたすらジグザグに登っていきました。
長ーい階段

そして登ること30分ほど。岩殿山の山頂へたどり着きましたー
岩殿山山頂

こちらは標高634m。あのスカイツリーと同じ高さなんですよねー
山頂からの見晴らしは実に素晴らしいです山々の合間を縫うように広がっていく大月の街を見守るようにして、大きな富士山がどーんと向こうに聳えているのでした
岩殿山の山頂から

私たちは景色を眺めた後にベンチに腰を下ろして水分補給をすると、再び来た道を引き返し始めました。
あっさり下山するわけではありませんよー(笑)

少し下ったところにある分岐で、私たちは稚児落とし方面へと進路を変えました。
ここからが岩殿山の楽しい道の始まり始まりー!!

しばらくは岩場や鎖場はなく、こんな風に林の中の道を進んでいきます。
進みます

私の記憶では稚児落とし以降の大月駅へ下る道がやや荒れている印象だったのですが、今回は既にこの辺りの道も荒れ気味なような気がしました
乾いた路面が崩れやすく、細かい砂や小石に足を取られそうになるんですよね。特に急な下りの時は注意して足を運びました。

以前はこの辺りはもっと歩きやすかった気がしたけどなぁ・・・記憶違いかな??

道中こんな鉄塔もいくつかありましたよー
鉄塔

それから、数は少なかったものの花もいくつか見ることができました!
特に花びらが太目でかわいらしかったこの子を掲載します
花

やがて、今回のコースのハイライトである岩場や鎖場の連続するエリアに差し掛かりました!
こーんな所が次々現れます
鎖場

ここの岩場は迫力がありますが、きちんとロープや鎖、鉄の杭などが付けられていて、岩自体も足がかりや手がかりは多いです。
そのため、他の山の岩場に比べると比較的通過しやすいんですよね。岩場初心者の練習にもオススメなところです

ただ、今の私は足首の可動域に制限があり、片足で踏ん張れる力も弱いので、通過するためには普段より腕のパワーを使いました
そうか、私の今後の課題はこういうところだなぁと実感。

そして、こちらは岩場をトラバースする兜岩。
鉄製の手すりがあるので危険は少ないと思いますが、歩ける道幅がとても狭いのでかなりスリリングなんです。
兜岩

そこを過ぎたら大きな岩場をよじ登って・・・と、まさに全身運動で進んでいきます。
これがまた楽しいんですよねー

体力を使って登ってきたら、ちゃんとご褒美も待っていてくれます。
ホラ、こんなに素晴らしい景色!!
素晴らしい景色!

私たちはうっとりと、目を細めて景色に見入りました。
気分爽快だねー

それからさらに、乾いた林の中の道を進んでいきます。
進みます

すると間もなくで、天神山の山頂にたどり着きましたー
天神山山頂

よーし、ここまで来たら次は稚児落としだね!
私たちはさらに先へと進んでいきました。

鉄塔や祠を過ぎてどんどん歩いていくと、木々の合間にそれらしき景色がチラチラと見えてきましたよー
そして・・・

どーんっ!!
稚児落としに到着しましたー!!
稚児落とし

何度見てもこの迫力には驚かされます!!
目の前に迫る大岩壁は深く深く切れ落ちて、眼下の森に呑み込まれていきます。
このスケール感は1枚の写真に収めることなど到底できません!

というわけで、今回は動画も撮影してみました!
よろしければご覧ください


私たちは日当たりのよいこの岩の上に腰を下ろし、軽食をつまみました。
素晴らしい景色を眺めながらのおやつタイムは、とっても気持ちがいいですねー

それから私たちはザックを背負い直すと、ここから見えているあの岩場の上まで移動しました。
こちら側から振り返った景色もすごいんですよねー
さっきまで自分たちがあの岩場の上に座っていたなんて、信じられないほどです!
反対側から

さぁ、稚児落としも見れたし、後は下るのみ!
ここからは以前の記憶では道が荒れ気味だったので、注意して下ることにします。

やはりこの先の道も乾いた感じで、滑りやすかったです
ここで転んで怪我をしたら困るので、慎重に、慎重に・・・。
下ります

こうして下って行くこと40分弱で、麓の里の道に出てくることができましたー!
ひとまず下山完了!後は駐車場まで戻らなければ。

私たちは舗装道路をひたすら歩いていきました。
足の裏がだいぶ疲れてきて、痛みも出てきました。もうちょっとだ、頑張ろう
舗装道路歩きになりました

こうして何とか無事に大月駅まで戻ってくることができた、のですが・・・
何を間違ったか、岩殿山と逆方向に進んでしまい、「あれっ?うちらどこに向かってるの?」状態に。(苦笑)
その後何とか軌道修正し、岩殿山登山口へ向かうことができました。

この写真は登山口手前にある橋のところです。橋を渡り切ると左手に駐車場があり、右手に行けば登山口があります。
1日の行程を終えた私たちを、朝と変わらない岩殿山さんのつるつるのおでこが出迎えてくれたのでした。
登山口の手前から


最後の舗装道路ではちょっと道を間違えそうになりましたが、事故なく無事に駐車場へ戻ることのできた私たち。
今回の山行では自分の快復状態を知ると同時に、今後解決しなければならない課題も複数見つかりました。
リハビリの意味でもとても有意義な登山になったと思います

そして何より、約3年ぶりの岩殿山を満喫できたことが嬉しかったです
アクセスが良く、日帰りに丁度良いコースの長さなのに加え、富士山の素晴らしい眺めやスケール感溢れる岩場も備えた魅力いっぱいの山。
そんな岩殿山は、何度お邪魔しても楽しめる素敵な場所だなぁとつくづく思ったのでした

【終わり】
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2013.10伊那前岳登山

伊那前岳(2883m/長野県駒ケ根市)
※こちらの山は「前岳」とも言われますが、ここでは区別しやすいように「伊那前岳」と表記します。



■今回のコース(出発&到着時刻)
ロープウェイ千畳敷駅8:15→8:27剣ヶ池8:41→9:05ロープウェイ千畳敷駅9:19→乗越浄土10:08→10:50伊那前岳頂上10:58→乗越浄土11:29→10:26ロープウェイ千畳敷駅

■参考マップ
山と高原地図 40 木曽駒・空木岳 中央アルプス


長野県駒ケ根市にある「千畳敷カール」へは、これまで2度お邪魔していました。
一度目は2008年の夏。私が登山を始めるきっかけとなったのが、この場所との出会いでした。
そして2度目は2011年の夏。この時は木曽駒ヶ岳や宝剣岳にも登らせて頂きました。

これまで見てきた夏の千畳敷カールも大変美しい景色でしたが、秋になるとまた別世界のような美しい景色が広がるのだそうです。
そして今回、ついに秋の千畳敷カールへお邪魔することができたんです!

夢のような、天国のような、そんな秋の千畳敷カールの景色をどうぞお楽しみ下さい


時期は10月初旬。バスとロープウェイを乗り継いで標高約2600mの千畳敷カールへと上がって来た私たちは、目の前に広がる予想以上の景色に息を呑みました
ここはガスの出やすい場所。景色がクリアーなうちに全体を見渡してみたいと、千畳敷駅から早足で岩がちな散策路を下っていきます。

そしてやってきた剣ヶ池からの景色がこちら。
何という美しさでしょう・・・!!
なんという景色!

こちらでタイムラプス動画も撮影しましたので、よろしければご覧ください!


私はしばらくの間、ここで景色を眺めました。
陽が射すと燃え上がるように輝く赤や黄色、オレンジの紅葉たち。
真っ白な雪に覆い尽くされるその前に、最後の命の炎を燃やしているように見えました。

あぁ、言葉になりません・・・

私は何度も立ち止まって辺りの景色にため息をつきながら、ゆっくりと千畳敷駅へと戻り始めました。
散策路のすぐ近くにも、色づいたナナカマドかな?がこんもりと茂っていてとてもキレイでした!
ナナカマド

それから、眼下の景色もこんなにくっきり!!
駒ケ根の街も、向こうの山並みも全て見えています素晴らしいっ!!
眼下の景色

写真ではうまく捉えきれませんでしたが、富士山も見えていましたよー!!

こうして一旦千畳敷駅へ戻った私たちは、仕事の電話などの用事を済ませます(平日に休みを取って来ていたので・・・笑)。
それから準備を再度整えると、今度は登山へと出発することにしました!

まずは、まぶしく輝く黄葉の山を背負った駒ヶ岳神社にご挨拶をします。
神社

そして、カールを横断するように伸びていく真っ白な道を踏みしめて・・・さぁ、あの高みへ登っていきますよー
登ります!

前も後ろも、右も左も、どこを見ても美しい秋色の世界。
眼下の景色は優しく、頭上の景色は荒々しく胸に迫ってきます
荒々しい景色

千畳敷カールから乗越浄土へ上がる道はかなり急で、大き目な岩もゴロゴロしているのでなかなか大変です
それでも、辺りの景色を眺めながら登っていくと、身体の奥から力が湧いてくるような気がするのでした
なかなか急坂です

「ホントに素晴らしいなぁー。まるで夢みたいだ・・・
私はいつしかそんなことをつぶやきつつ、ニヤニヤしながら急坂を登っていく変な人になっていました(苦笑)

そして駅から登ること50分ほどで、乗越浄土まで上がってくることができましたー!!
目の前には宝剣岳や山荘の建物、そして木曽駒ヶ岳方面の道も見えています。
雄大な景色。気持ちがいいねー!!
乗越浄土

乗越浄土には何人もの登山者さんが休憩されていましたが、ほとんどの方は木曽駒ヶ岳方面へ進まれるようです。
私たちは今回、敢えて逆方向の稜線を進む計画を立てていました。

だって・・・こんなに面白そうな道なんですから
こちらの稜線です!

以前ここを訪れた時、この景色を見てからずっと気になっていたんですよねー。

それでは出発!
私たちはハイマツの合間に伸びる白砂と岩の乾いた登山道を進んでいきました。
道に沿ってずっと渡されているロープは、登山者の誘導だけでなく高山植物の保護の目的があるのかもしれないですね。
道を外れないように気を付けて歩いていきます。
進みます

予想通り、この道はとっても開放感があって、歩いているだけでもとても楽しいところでした。
しかも、乗越浄土までは結構人が多かったのに、こちらは私たち以外誰一人いません!(笑)
私はこういう道が大好きなんですよねー

ハイマツの斜面の向こうには、シックな秋色の千畳敷カールと宝剣岳方面の山々。
ホテル千畳敷はあんなにすごい所にあるんだねー!
ホテル千畳敷があんなところに!

こうして快適に進んでいくことしばらく。
小さなピークらしきところがいくつかあったので、「あそこが伊那前岳の頂上かな?」と思ったら違った・・・みたいなことを何度か繰り返しました(笑)

そして「9合目」の標柱と石碑を越えると、その先に細い棒のようなものが立てられたピークが見えてきましたー!
あれが今度こそ、本当の伊那前岳の頂上のようですね
頂上が見えてきた

こうして私たちは、無事に伊那前岳に登頂・・・の前に!
こんな子と出会いましたー!!
鳥さんです

イワヒバリさんですね
少し離れた岩場で餌を探していたようなのですが、チラチラとこちらの様子を伺いながら随分と近くまで寄ってきてくれました!
誰かが餌付けをしてしまって人馴れしているというよりは、好奇心旺盛な性格であるように感じられました。
かわいいなぁ

と、鳥優先で撮影を忘れていましたが(苦笑)、こちらの棒の立てられた場所が伊那前岳頂上です!
伊那前岳頂上

この頃には既に千畳敷カール方面はだいぶガスが上がってきてしまっていましたー。
それでも、稜線をまたいだ反対側はまだ景色がクリアーです!黄葉が素晴らしいっ!!
素晴らしい黄葉

私たちは少しの間景色を眺めてから、来た道を引き返すことにしました。
帰りは小さな木の実なんかを見ながら進みました!これはコケモモかな?中央に×印が付いててカワイイ☆
コケモモかな?

それからシラタマノキもいましたよー
シラタマノキ

こうして乗越浄土まで戻ってきた頃には、千畳敷カールは大部分がガスに隠されてしまっていました。
あまりのんびりしていると帰りのロープウェイも混雑してしまうので、一気に下りることにします!
だいぶガスガス

傾斜がきつくて段差の大きい箇所も多い下り坂は、今の私の足にとってはかなりの難所です
何度か立ち止まって体勢を整えながら、ゆっくり着実に下っていきました。

そして散策路まで戻ってきたら、あとはロープウェイ駅へと戻るばかり。
紅葉もキレイでしたが、この植物の黒っぽい穂が無数に並んでいる景色もとっても印象的でした
面白い景色

こうして私たちはロープウェイに乗り、下界へと帰っていったのでしたー。
ありがとう、さようなら。また来ます
ロープウェイの車窓から


今回念願の「秋の千畳敷カール」の景色を目一杯堪能することができた私たち。
やっぱりこの場所は本当に美しくて、まるで夢の世界のようでした

同じ場所でも季節によってこれだけ違った表情を見せてくれるから、自然って素晴らしいですよね。
四季のある国に生まれたことを心から幸せに思います

そして個人的には、手術後初めて3000m近い標高の山まで登ることができた記念の山行にもなりました!
少しずつでも、着実に足の快復を感じています

今後も手術箇所のリハビリだけでなく、しっかりと全身を作り直して、より怪我をしづらく、より余裕を持って山を楽しめる身体を目指していきたいと思います。
さぁ、次はどこの山にお邪魔しようかなー?

【終わり】
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プロフィール

yamajoshi

yamajoshi (ヤマジョシ)
【特徴】
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・身体が小さい
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