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2010.01富山ひとり登山(1)

富山(350m/千葉県南房総市)

今回のルートマップはこちら(ルートラボ)

天気予報に、この時期としては異例の高い気温が並んだある平日。
その早朝、私は高速バスの車中にいました。
向かう先は、職場・・・ではなく、千葉房総!
有給を使っての、平日ひとり山歩きが始まりました~


ビジネスマン数人が乗るばかりのがらんとしたバスの中で、私はずっと車窓からの景色を眺めていました。
お台場の空が赤く染まっていき、レインボーブリッジや立ち並ぶビルたちが黒々と浮かび上がります。
車窓からのお台場
街が、動き始めた。
これから大勢の人たちが、それぞれの職場へ向かっていくんだろうな。
そんな時に山へ向かっている私は・・・。平日の山行には、いつもほんのりとした後ろめたさと、それ以上のわくわく感が同居しているのでした。

それから、驚くほど大きな太陽が海から上がってくる様子を眺めているうちに、バスは終点の君津駅へと到着~。
車窓からの朝日

そこからは電車で、今回のスタート地点である岩井駅へと移動しました。
駅前で地図を確認して、いざ出発
登山口まではしばらく、舗装道路を進んでいきます。
岩井駅からスタート!

「千葉には山がない」
そんな風に言われることが多いけど、周りに高いものがないせいか、目の前の山並みがとても立派な山脈のように見えます。
私が今日登る富山は、あの中にあるのかなぁ?
その時ちょうど向こうから地元の方が歩いていらっしゃったので、道を確認することにしました~。

「すいませーん、富山の登山口って、この道まっすぐでいいんですか?」
「ああー、そうだよだけど、距離あるわよ~
「ええっ、結構歩きますかね・・・?」
「歩くね~でも若い人なら大丈夫気をつけていってらっしゃい!
「はっ、はい!ありがとうございます
その方がキラキラした満面の笑みで答えて下さるので、私も何だか嬉しくなって、思わず笑顔になってしまいます
笑顔って伝染するなぁ。

こうしてしばらくぽかぽかした心を抱えて歩いていくと、福満寺と書かれた指導標にぶつかりました。
そこを左に入って坂を登り切ると、そこが福満寺。
トイレの横には、「富山登山者の方へ この杖を、ご自由にお使い下さい」と書かれた張り紙があって、杖が沢山置いてありました。
わぁ、すごく親切だなぁ私にはマイ杖(シナノ サントレース 3YS)があったので、そのまま進みます。
福満寺横の水仙の道
「いってらっしゃい!気をつけて!」
そんな風に水仙たちが見送ってくれているみたい

やがて、道は整備された山道になりました。
意外と急ですが、道標は多く整備されているので道迷いの心配は少なさそう。
いよいよ登山道

そして、こんな標柱もありましたー!
1合目の標柱
わぁ、1合目。なんだか富士山に登った時のことを思い出すなぁ

平日の朝だからか、辺りには人の気配はありません。
私は落ち葉の積もった、広い登山道を快調に登っていきます。
落ち葉が積もる道

そして、2合目を過ぎ、3合目を過ぎ・・・
その時突然、目の前に信じられない光景がぱぁっと広がったんです。



「え・・・・・・何、コレ・・・・・・。」



一面のお花畑!



さんさんと降り注ぐ朝の陽射しの中、見渡す限りに広がる濃緑の海。
その至るところに、まるでイルミネーションみたいな白い光が、無数に揺れていたんです

なんとこれ、ぜーんぶ水仙だったの!!
水仙がいっぱい

確かにこの地域では、水仙の花が有名だってことは知っていたし、ここまでの道でも道端にそっと咲いている様子は何度か目にしていました。
それがまさか、富山の中腹にこんなところがあったなんて・・。

水仙畑の中には、いくつもの通路が設けられていて、訪れる人が散策できるようになっていました。
その中へそっと入っていくと、まるで何かの意志に導かれるかのように、水仙たちが一斉にゆらゆらと揺れるのでした。
私、天国にいるんじゃないだろうか・・・。
水仙畑の中へ・・・

こうしてしばらく、私はふわふわとした気持ちで水仙畑の中を漂った後、再び登山道へと復帰しました。
元気チャージ、OK!それじゃ、頂上目指して頑張ろうっ
そこからの道も、とても良く整備されていました。
整備された登山道
きっとさっきの水仙畑は、地元の方が一生懸命に手入れをして作ったものなんだろうな。
そしてこの登山道も・・・。ありがたいなぁ、本当にありがたい
私は辺りの景色を楽しみながら、1歩1歩を大切に、大切に登っていきます。

すると、登山道のすぐ脇に、こんなかわいらしい植物を見つけました~!
かわいい葉っぱ!
分厚くて、丸っこい葉っぱたちが木の幹にいっぱい張り付いて、みんな思い思いに「のぼり」を立ててるのっ
うんうん、かわいいなぁ

登山口からここまでの道は、思ったより急な登り坂や階段が続いたりもしたのですが、こうしてあれこれと寄り道しながら楽しく登ってくることができました。
さぁ、山頂まではもうすぐだね。ここから先はどんな風景が私を待っているんだろう?

【次回へ続く】
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Comment

2010.02.14 Sun 05:16  |  メルヘンの世界

yamajoshiさん、おはようございます。♪
これはもうメルヘンの世界ですね。ヽ(^o^)ρ
やっぱり房総ってこの時期のお花天国です。
この先に、お菓子の家があって、魔法使いのおばあさまがいたりして…。o(*^▽^*)o~♪
続き、楽しみにしています。(^^)/
平日の山歩きは良いですね。

2010.02.15 Mon 10:20  |  豆蔦かと

おはようこざいます。

おっと 今度は房総(暴走)ですか (笑)

ここにも水仙畑が有ったんですね。
数年前に鋸南町の水仙ロードを歩き回った記憶が蘇ります。
花の香りに包まれて山に登る、良いでしょう。

写真の植物は、たぶん豆蔦(マメヅタ)ではないかと思います。
豆の様な葉っぱで、蔦のように這うので「豆蔦」と呼ばれるシダの仲間だそうです。
立ち上がっているのは胞子嚢または胞子葉と言われるものと思います。
分類的には「うらぼし科まめづた属」に入ります。
立ち上がっている胞子葉の裏を見ると、胞子が二列になって付いていると思いますので、今度見かけたら覗いて見てください。
木に着生してますが、木から栄養を貰っていないので、空中から水分をとっているそうです。(受け売り)
まあ豆蔦で当たっていればの話ですが

yamajoshさん よく観察してますね。

2010.02.15 Mon 23:31  |  クロちゃん

クロちゃんこんばんは!コメントありがとうございます。

そうですね~!まさにメルヘンの世界です☆
房総は本当にお花の楽園ですよね。私も数年前になぜか「房総はとバスツアー」に参加してお花摘みしてましたよ(笑)

はーい、この先にはお菓子の展望台がありましたが、魔法使いのおばあさまがものすごい強風を吹き付けてきてピンチですっ(苦笑)
続きもアップしましたので、よろしければご覧下さいね♪

2010.02.15 Mon 23:37  |  mino様

mino様、こんばんは!コメントありがとうございます。

豆蔦、mino様に教えて頂いて調べてみましたが、まさにこれですっ!
自分で調べようにも、苔とも違うみたいだし、どうやって調べればいいか分からなかったんです。ありがとうございます!

なるほど、彼らは2列の胞子を並べたのぼりを掲げていたんですね~♪今度出会った時は裏側もチェックしたいと思いますe-454

はい、せっかく山に来たのに山頂の往復だけではもったいないと、道中目を皿のようにしてありとあらゆるものを探しています(笑)
単独行だと自分のペースで寄り道できるのがいいですね~。

今回も貴重な情報をありがとうございました!いつも勉強になりますe-466

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