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2010.04 白銀平・富士山~物見山・日和田花見登山(1)【白銀平・富士山編】

白銀平(195m)・富士山(221m)・物見山(375m)・日和田山(305m/いずれも埼玉県日高市)

今回のルートマップはこちら(ルートラボ)

都心では桜の盛りも過ぎつつある週末に、私は山へお花見に出かけました。
目的地はこれまで2度訪れたことのある埼玉県の日和田山。
登山仲間の皆さんと日和田山の鳥居から巾着田を眺めて、下山後に巾着田で宴会・・・という計画です。

しかし、高麗駅から日和田山の単純往復では少し物足りないなぁ。
今回は待ち合わせ時間も遅めなので、その前にひと山登ってきてしまおう!
幹事の方の了解を得て、私は「日和田山前のひと山計画」を進めることにしました。

その時私の頭にパッと浮かんだのは、同じ日高市にある「白銀平(しろがねだいら)」という場所。
実はこの場所で是非見てみたいモノがあったんです。
白銀平に立ち寄ってから日和田山へ向かうには、どういうルートを辿ればいいだろう。どこからアクセスすると効率的かな。
私は奥武蔵の地図を何度も指でなぞり、あらゆる情報を集めながら、今回のルートを決定しました。

決めた!高麗川駅から白銀平、富士山、宿谷の滝、物見山を経て日和田山の山頂へ向こうことにしよう。


その朝、私はいつもの高麗駅ではなく高麗川駅へと降り立ちました。
高麗駅には「将軍標」と呼ばれるトーテムポールのような高句麗伝来の守り神が立っているのですが、こちらにもそれをモダンにアレンジしたようなオブジェがありました。
高麗川駅前のオブジェ

ここから地図を頼りに、里の道を歩き始めます。
この後の宴会用にお酒の瓶とおつまみ類を入れてるから、ザックがいつもより随分重いなぁ(笑)

里の道を歩き始めます
毎回思うけど、山の道よりも駅から登山口へアクセスするまでの地上の道の方が分かりづらいんだよね・・・。
今回もその例に漏れず、私は地図とにらめっこしながら右往左往、通りすがりの人に道を尋ねながらふらふらと進んでいきました。

道標・・・・・こわっ!!!!
しかも書いてある文字が消えかけてて・・・読めないよ~(泣)
こわい道標

進むべき方角は外していないのですが、どうにも遠回りしている気がしてならない・・・
辺りに人の姿が見あたらなかったので、私は近くの個人商店に道を尋ねに入りました。

「すみませーん、どなたかいらっしゃいますか?」
店内に人の気配がなかったので、試しにそう声をかけてみると、
「ああはいはい、ちょっと待って下さいねー。」
店主の住宅とつながっているであろう扉の奥から、バタバタと慌しく足音が近付いてきました。

あっ、道を尋ねるだけだったのに、わざわざ出てきて頂くなんて申し訳ないなぁ・・・どうしよう。

「はい、いらっしゃいませ!」
出ていらっしゃったお店の女性に、私はすかさず謝りました。
「お呼び立てしてしまってごめんなさい!道をお伺いしたかっただけなのですが・・・あの、「天神社」へ向かうのはこの道で良いのでしょうか。」
「ああ、天神社ならこのまままっすぐ行くとすぐありますよ。・・・それで、」
そう答えながらその女性は私のいでたちをチラッと見ると、こう付け加えました。
「どこか山へ登るつもりですか?」
「あっ・・・はい、白銀平の方へ行こうと思っているんです」
「あ、白銀平だったらね、神社の先に進んでいくとゴルフ場があるから、その少し先に入り口があるのよ。私は富士山の方しか行ったことがなくて、そちらの登り口もまた別にあったと思うんだけど・・・まぁ看板があるから分かると思うわ。」
「ゴルフ場の先ですね。ありがとうございます!」
「今日は1人で?」
「はい、今は1人なんですけど、日和田山で友人たちと待ち合わせをしています。」
「そうかい、それなら安心だね。気をつけていってらっしゃい!」

とても親切なお店の方に送り出され、私は元気良く歩き出しました。
人から頂く親切は、自分のパワーになるね

ほどなく、教わったとおりに無事天神社へとたどり着くことができました。
ちょうど桜の見頃を迎えた参道は、一面ピンクに染まっています。誰もいない静かな静かな境内を私は歩きました。
天神社

・・・ええと、ここで非常に重要な情報をひとつお知らせしなければならないのですが、
この神社の女子トイレ、個室のドアのたてつけが今ひとつなのか、きちんと閉まりません!(笑)
私、この時点で既にかなりトイレに行きたかったので、辺りに誰もいないのをいいことにうっすらドアを開けたまま入りました!!
それはここだけの秘密でお願いします・・・(苦笑)

天神社を後にして歩くことしばらく、立派な駐車場の併設されたゴルフ場が見えてきました。
大きな入り口を少し行き過ぎたところに、本線とは分かれて左斜め前方、ゴルフ場沿いに登っていく坂道があり、そこに「白金台展望台」と書かれた看板が立っています。
白銀平展望台へ

よーし、ここからいよいよ登山?スタートだね!

こうしてゴルフ場のフェンスを左に見ながら進んでいくと、辺りの景色は徐々に緑を濃くしていきました。
それでも登山道というよりは、簡易舗装の道といった雰囲気なんだけどね。
歩きやすい道

フェンス越しにまぶしい芝生の黄緑と、桜並木のピンク色が映えてとってもキレイ。足元にも、花がいっぱい咲いていました。
スミレの花
スミレのほかにも、タンポポやイチゴの花みたいな白い花も見かけました。

やがて、高麗駅前の将軍標のように顔のついた真っ赤な柱が現れました~。
怖そうな顔をしてるけど、丁寧に道案内をしてくれてるよ!
変わった道標
この案内によれば、ここは富士山と白銀平を分ける分岐点になっているようです。
私はまず白銀平へと向かうため、左に進路を取りました。

道は登山道というよりはよく整備された遊歩道といった雰囲気で、徐々に勾配をつけてのびていきます。
整備された階段道

一旦広場のような場所に出て再び登っていくと、小高くなったところに真っ白な建物がありました。
これが白銀平の展望台のようです!
白銀平展望台

着いたっ!私は展望台の階段を駆け上がりました。

「・・・うっわぁー!!」

空はどんよりとしていて、決してクリアーな視界とは言えませんでしたが、思わず歓声を上げてしまいそうな景色がそこに広がっていました。
向こうの森には、ピンク色のパッチワーク!
桜のパッチワーク!

それから、霞む景色の中にぼんやりと浮かび上がる、まるで要塞みたいなビル群も。
要塞みたいなビル群

私は右へ左へくるくると回りながら、辺りの景色を楽しみました。
やがて1組の親子連れがやってきたので、挨拶をして場所を譲り、展望台の下に下りていきました。

実は私、今回この看板を見たかったの!
白銀平のレトロな看板!
「白銀平」なんて高原リゾートみたいな地名と、昭和を感じさせるレトロなフォント。
ちょっと斜めにずれている感じもまた風情があって、なんとも味のある看板ではありませんか!

たまたまインターネットでこの看板の写真を見かけて、それ以来「一度見に行ってみたいなぁ~」と思っていたところから、今回の山行が実現したんです。
普段、「この山に登ってみたいなぁ~」から始める私にとっては、かなり異例のきっかけでしょ?(笑)

ただ、この看板の近くには、「夜間は特に危険なので注意して下さい!」みたいな注意を促す大きな看板が立っていました。
うーん・・・確かにちょっと治安の面で心配があるかも・・・レトロな高原リゾート気分から一転、現実に引き戻された私。
と、とにかく先を急ごう!

【次回へ続く】
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2010.06.14 Mon 08:32  |  管理人のみ閲覧できます

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