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2010.08小仙丈ケ岳~仙丈ケ岳~大仙丈ケ岳 三姉妹縦走登山 【1日目】(1)

小仙丈ケ岳・仙丈ケ岳・大仙丈ケ岳(2,855m・3,033m・2,975m/長野県伊那市・山梨県南アルプス市)

今回のルートマップはコチラ(ルートラボ)

南アルプス。それはこれまでの私にとって、遠い遠い場所にある異世界のように感じられる山域でした。
そこにある景色はまさに、私が憧れ続ける世界の光景。いつかはこの目で・・・と思ってはいたんです。
ですが・・・私にとって、南アルプスの山々は標高以上に大きな存在すぎて、具体的な計画として挙げることがなかなかできませんでした。

そんな時、登山関係のお友達から南アルプス登山のお誘いが届きました。
これは願ってもないチャンス山小屋2泊という初めての登山スタイルではありましたが、私は早速情報収集と装備の準備を始めました。
こうして私は、初めての南アルプス―仙丈ケ岳へ向かうことになったのです
(ちなみに、前回の日向山登山は南アルプスの山々へのご挨拶&雰囲気の確認も兼ねていました


南アルプス北部、北岳や仙丈ケ岳などの登山口までは、直接マイカーで入ることができません。
前夜遅くに車で東京を発ち、未明に芦安の駐車場へとたどり着いた私たちは、仮眠を取る猶予もほとんどないまま、乗り合いタクシーで広河原へと移動しました。
乗り合いタクシー
このタクシー、バスより料金が100円高い程度なのですが、荷物は後ろに積めるし、人数が揃い次第出発できるので使い勝手が良いです!(ただし、夜叉神のゲートが開く時間まで少し待たされます)

広河原では、北岳登山へ向かう大勢の登山客を横目に、さらにバスへと乗り換えます。
こうして長い道のりを経てやってきた北沢峠、第一声は
「寒っ!!!
でした。(笑)
早速長兵衛荘前のベンチでお湯を沸かし、温かいドリンクで一息つきました。

さぁ、いよいよ出発です。私にとって初めての南アルプス、一体どんな景色が待っているんだろう。
登山道へ入った一歩目から、今までにないワクワク感に襲われました

スタートのタイミングが遅れたせいか、歩き始めは私たちパーティー以外の登山客の姿はほとんど見られず、高山らしい雰囲気のとても静かな森が広がっていました。
歩き始めの道
鬱蒼と生い茂る木々の合間から陽射しがこぼれて、足元の緑にまでまんべんなく降り注いでいます。
地面を覆う苔の所々から、かわいらしいキノコがぴょこぴょこ顔を出しています。
楽しい!この森、とっても楽しい!

登山道はしばらく樹林帯の中を進むので、展望はほとんどありませんが、時折ごくわずかに視界の開ける場所がありました。
合間に望む景色
そこから覗く、圧倒的な存在感を誇るあの山こそ、日本第二の高峰「北岳」でしょうか。
やっぱり私は今、南アルプスに来ているんだなぁ・・・そうしみじみ実感します。

こうして遠くの景色に時々目を向けながらも、足元に広がる小さな生きものたちの世界にも目が離せませんでした。
木漏れ日の中のキノコ
ふかふかの苔のじゅうたんから顔だけ出しながら、気持ち良さそうに日向ぼっこをするキノコ。
このキノコ、きっと今すっごく幸せな時間を過ごしてるって思う。だって、彼を見ている私もすっごく幸せな気分になれるもん

登山道上には、時々「一合目」「二合目」・・・と書かれた看板が現れます。
それを目安にして、休憩を挟みながらのんびりと進んでいきました。
大きめな岩がごろごろと転がって少し歩きにくいところも出てきましたが、それでもまだまだ快適な道。
なかなかハードな道も・・・

やがて、馬の背方面との分岐にぶつかりました!
ここまで同行して下さったメンバーさん方とは本日の行程が異なるのでここで別れ、いよいよ単独で山頂を目指します。
馬の背との分岐

ここからは少し速度を上げて、自分のペースで歩き始めます。
なんだか急激に歩きにくさが増してきたのは気のせいか・・・・!?(苦笑)
険しくなってきました

この先から景色が開けてくるのですが、その手前の薄暗い森の中を歩いていた時、道端に1人の中年女性が腰を下ろしているのが見えました。
「こんにちはー!」
すれ違う少し手前でそう声をかけると、うなだれていた彼女はワンテンポ遅れてふっと顔を上げ、
「・・・こんにちは」
と小さな声で答えました。

んっ、なんだか違和感。だけど、あんまり挨拶をしたがらない人もいるしね。と気にせず通り過ぎたのですが、やがて背後から聞こえてきた彼女の小さな独り言に、私の足は止まりました。
「・・・・・・寒い・・・」
すぐに私は踵を返すと、彼女に声をかけました。
「大丈夫ですか?」
「あ・・・大丈夫です。」
さっきよりはっきりとしたその受け答えに、何か手を貸すべきかなぁ、でも本当に大丈夫なのに余計なことをしたら失礼かもしれないし・・・と悩んだ私は、「寒いですよね~。お気をつけて!」と一声かけるとそのまま進むことにしました。
でもやっぱりちょっと心配だなぁ

この頃には下山してくる登山者たちとしばしばすれ違うようになったので、
「こういうジャケットを着た女性がこの先で休んでいらっしゃるんですけど、同じパーティーの方ですか?」
と声をかけてみることにしました。
すると数組目で
「あぁ、仲間の女性が先に行ってますよ。」
という男性2人組に出会ったんです。
あぁ、良かった!ひとまず彼女の状況と、その先で座って待っていらっしゃることを伝えて別れました。

こうして森を抜けると、視界には夏の青空が広がりました。
・・・が、思ったより雲が増えているような・・・
雲が湧いてきました

辺りは一気にハイマツとシャクナゲ?の低木帯になり、目指す前方の景色も大きく開けました。
傾斜もきつく、歩きにくい乾いた道が、緑の中にくねくねと伸びていく様子に目を奪われます。
ですが、だいぶガスが上がってきていますね~
低木の中の道
今回このルートを歩きたかったのは、この先の小仙丈ケ岳から見る景色にずっと憧れていたから。
どうか、あの景色を見ることができますように・・・ガスが晴れることを祈りながら進み続けます。

ここからの道のりは、大きく息をつきながら、じりじりと足を進めていく・・・思った以上に苦しいものでした。
それでも・・・見て。小さな花たちが至るところでキラキラ揺れてるの。
かわいい花☆

顔を上げればホラ、大きく開けた空に、柔らかな緑の斜面。その向こうには荒々しい山のシルエット。
素晴らしい景色
これが山なんだ。南アルプスなんだ。
きついんだけど、苦しいんだけど・・・嬉しくて仕方がない。私は自分の口元が自然に緩むのを感じました。
急坂をゼーゼー言いながらニヤニヤしている女子ひとり・・・かなり変です(苦笑)

そしてそんな変人の私に、
「この先でさっき、雷鳥を見たよ!」
と教えてくれる登山者さん。

なななななんとっ!雷鳥ですかっ!!!!!
さらにテンションが上がり、変人度もアップ(苦笑)
(でも結局この時は雷鳥に会えませんでした・・・

こうしてきつい坂を登って、登って・・・さらに登って・・・
ようやく登りきった時、私の前に大きな景色が広がりました。


つ・・・着いた・・・・・・



ついに・・・見えた!

【次回へ続く】
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Comment

2010.12.08 Wed 07:29  |  千丈が岳

yamajoshiさん、おはようございます。♪
このコース、あの感動、私も同じに味わいました。
稜線から見る大きな南アルプスの山々は感動ものですね。
もっとも、私の場合はガスですぐ隠れてしまいましたが…。(^^ゞ
北アルプスの華やかさに比べるとどっしりと落ち着いた感じの南アルプス、また行きたくなってしまいました。(^^)/

2010.12.09 Thu 00:57  |  クロちゃん

クロちゃん、こんばんは!コメントありがとうございます。

クロちゃんも同じコースを歩かれていたのですね~!私はこれまでクロちゃんが歩かれた山々を後追いするように登っているのかもしれないですね。いつか同じ山でばったり出会うかもしれないですね(笑)

私が南アルプスを歩いていた時は、早朝は晴れていても午前9時を回るととたんにガスがわいてくる・・・ということがほとんどでした。
どこまでも続く美しい稜線を見ていると、なんだかウキウキしてしまいますよね!e-454
きっとまた夏になったら、足が向かってしまうんだろうなぁ☆

2010.12.09 Thu 09:22  |  縦走は最高!

荷物をそう積み込まなくていいから、山小屋2泊の縦走は最高ですね。
お天気がいいと、なおさらです。
来年のカレンダーを見ると、4月末から5月の連休が最高ですヨ!
このあたりに、 山行計画をするには、テント泊がいいですね。

2010.12.18 Sat 22:41  |  foo3776様

foo3776様、こんばんは!コメントありがとうございます。
山小屋2泊、初めてだったのであれこれ荷物を持って行ってしまい、意外と重かったです(苦笑)
来年のゴールデンウィークは休みが取りやすそうでしょうか?これは登山計画しないとですね!


2011.02.01 Tue 22:53  |  

ああ、仙丈って夏はこうなっていたんですね。

実は昔、春に登ったきり、なんです。

  • #-
  • まんがいんく
  • URL

2011.02.14 Mon 23:13  |  まんがいんく様

まんがいんく様、こんばんは!コメントありがとうございます。
ご返信が遅れてしまい、ごめんなさい。

まんがいんく様は春に仙丈ケ岳に登られたのですねー!まだ雪の残る時期だったのでしょうか。
私もまた、違う季節にお邪魔してみたいなぁと思っています。

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