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2010.08赤岳日帰り登山(1)

赤岳(2,899m/長野県原村・茅野市、山梨県北杜市他)

今回のルートマップはコチラ(ルートラボ)

登山を始めたばかりの頃、私が「憧れの山」としてまず思い浮かべたのは、実は富士山でもアルプスでもなく、八ヶ岳だったんです。
小学生の頃のちょっとした思い出もあって、大きな山々の中でもひときわ親しみを覚えていたその山域。
昨年、その端っこにある編笠山~権現岳を縦走させてもらい、八ヶ岳の持つ世界観を肌で感じた私でしたが、その時に見た八ヶ岳の主峰、「赤岳」の圧倒的な存在感をずっと忘れることができずにいました。
そして今回、ようやくチャンスと心強い同行者を得て、私は赤岳に日帰りでお邪魔することになったのです!

金曜の夜、新宿発の夜行登山バス「毎日アルペン号」に乗り込んだ私たちは、一路八ヶ岳へ!
・・・がっ。
たまたま運転席が良く見える席だったのですが、バスはがらんとした舗装道路を制限速度より遥かに遅い時速20km程度で進みまして・・・到着予定時刻をかなり遅れて八ヶ岳の玄関口、美濃戸口へとたどり着いたのでした
渋滞でもないのに、なぜ遅れたのかは未だに謎です(苦笑)
時間が許せば赤岳から阿弥陀岳まで足を伸ばそうと思っていたのですが、この時点でその計画は時間的に難しいだろうということになりました。
(とは言っても、それは時間的な問題だけではないことを後に痛感することになるのですが

美濃戸口にある八ヶ岳山荘前で装備を整えた私たちは、美濃戸まで簡易舗装のなだらかな道を歩きます。
美濃戸への道
この道、思ったより細くて、しかも所々がかなりボコボコに荒れていました
美濃戸までは一般車両も入れるので、後ろから何台もの乗用車に追い抜かれましたが、時々
ゴリッ!!! バキッ!!
というお腹をこする音が響き渡るのでした・・・(苦笑)

こうして歩くことしばらく、前方にいくつかの小屋と、多くの車が停まる駐車場が現れました。ここが美濃戸のようです
さぁ、ここからがいよいよ本番。南沢の登山道に入ります!

歩き始めは美しい森の中の道。木漏れ日が降り注いで、とても雰囲気が良いです
雰囲気のいい森です☆
この日ご一緒したお友達(女性)は登山経験も装備も私以上にある人なのですが、これまで地上でしか会ったことがありませんでした。一緒に山へ行くのはこれが初めてのことだったので、お互いの歩くペースや体力など、様子を見ながらの歩き出しになりました。
実は美濃戸口からこの辺りまでは友達のペースが私にはかなり速く感じて、ちょっとぎくしゃくしていたのですが、そのうち自然と波長があってきて、すごく歩きやすくなりました

何より、ガールズ登山は久しぶりのこと。
「わー、この雰囲気素敵だよね~☆」
「あれっ?もしかして私たちのストック同じやつかな?」
(実際には同じLEKIですが、私のLEKI シーヴァアンチショックとは別のものでした)
なんて言い合いながら、楽しく登っていきました。

さすがに人気の山とあって、行き交う人々の姿は少なくありません。
向こうから下りてくる人をやりすごそうと、道端に立ち止まっていたら・・・
「あーっ!!!
タマゴタケがっ!
なんと、そこににょきっと生えていたのは、日向山でも見た「タマゴタケ」ではありませんか!
しかも2本並んでいます!

キノコ狩りをしに来て探し回っている時には見つからないのに、何気なく山歩きをしている時に限って次々と現れるタマゴタケさん・・・(笑)
この時も目的が登山だったことと、正式な鑑定ができないことから(普段キノコ狩りをする時は、専門家に食毒の鑑定をお願いするようにしています)観察するにとどめて先へ進みました。

森の中には、キノコだけでなく花もちらほら見られました。
今日は日帰りゆえ、立ち止まってゆっくり鑑賞する時間はあまり取れませんでしたが、人とのすれ違い待ちのタイミングなどを使って何度かカメラを向けました。
この紫の花、すごく立派ですよね~!トリカブトかなぁ?
花も多いです

やがて、辺りの森がより一層雰囲気を増してきました~!
白っぽい樹肌をした木々が立ち並ぶ足元は、一面ふっかふかの苔のじゅうたんなの!
苔に覆われた森
すごい・・・全てのものがキラキラしてて、生き生きしてて・・・すごく「生きてる森」って感じがしました。
この辺りは傾斜が比較的緩やかなところが多いこともあって、本当に楽しく歩くことができました。

こうして森歩きを目一杯満喫した私たちは、ようやく行者小屋へとたどり着きました~。
行者小屋
八ヶ岳という高い高い壁にぐるりと囲まれた小屋前の広場は、驚くほど沢山の人々で賑わっています。
山奥から急に街へと出てきたようなふわふわした気分で、私たちは広場の端にあるベンチへ腰を下ろしました。

ここからの景色といったら――。荒々しく圧倒的な存在感を誇る山々に、青い青い夏の空。
これは是非、動画でご覧下さい!
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ほっと一息ついた私たちは、小屋でトイレを借り、水場でプラティパスに水を補給しました。豊富に流れ出る水は、冷たくて美味しいっ!
そしてベンチに戻ると、再び黒々とした山々を見上げます。
お互い口には出さなくても、思いはひとつでした。

「私たち、これからここのてっぺんまで登るのっ!?(笑)

そう、比較的なだらかだったこれまでの道とは打って変わって、この先には岩だらけの険しい急坂が待っていたのでした。
指導標に従って稜線に向かう道を登り始めると、やがて森の木々は徐々にまばらになり、背も低くなってきました。
木々の合間に望む景色

景色がどんどん開けてきて爽快な気分、ではあるのですが・・・
こんなハシゴ(階段)が次々と現れ始めましたよーっ!!!
ハシゴが現れました!

うそっ!?って言いたくなるぐらいの急な岩場の連続に、呼吸は乱れ、心臓も限界寸前です。
他の登山者をやり過ごす間に呼吸をなんとか整えようと、腰に手を当ててふと振り返ったら・・・

わぁあ――っ、なにこの景色―!!

広大な森

眼下に広がる深い深い緑の海。
八ヶ岳はこんなにも広大な森を持っていたなんて・・・!!

アメリカのヨセミテ国立公園を訪れた時に見た光景、あの時の感動がふと蘇ってきました。
今見ているこの世界も、あの時に負けないぐらい素晴らしいものでした。
やっぱり地球って、すっごいなぁ~!

・・・とはいえ、このハシゴの連続もすっごいわけですが(苦笑)
でも、ハシゴの先に広がるのは青空。これを登り切れば、いよいよ稜線に・・・!!
登り切れば・・・青空!










まだまだ先だったー!!

残念っ!


赤岳山頂へのハードな道のりは、もうしばらく続きそうです・・・(苦笑)

【次回へ続く】
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Comment

2010.12.23 Thu 07:20  |  赤岳

yamajoshi さん、おはようございます。♪
天気に恵まれた赤岳の日帰り登山、やっぱり八ヶ岳は素晴らしいですね。
私はこの夏、見事に天気に裏切られて、南沢コースを辿って行者小屋から赤岳鉱泉経由で敗退しています。
yamajoshi さんのレポを来年のリベンジの参考にさせていただきます。(^^)/

2011.01.04 Tue 21:23  |  クロちゃん

クロちゃん、こんばんは!コメントありがとうございます。
返信が遅れてしまい、ごめんなさい!

八ヶ岳、本当に素晴らしいところですね。次回は泊まりで縦走したいなぁと思いました。
私は赤岳山頂付近でガスに巻かれてしまいましたが、クロちゃんが登山なさった時に比べたらまだまだ天候は良い方だったのですね。ラッキーでした。

はい、また今年も八ヶ岳登山を楽しみましょう☆

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