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2010.08赤岳日帰り登山(3)

赤岳日帰り登山、(1)(2)の続きです。

赤岳登頂を果たし、頂上小屋の前で山ごはんを楽しんだ私たち。
今回は日帰り登山なので、日没前には下山を果たさねばなりません。

出発前にトイレを済ませることにしましたが、トイレは小屋の裏手、少し下ったところにあるみたい。
交代で行くことにして、先に友達がトイレへ向かって下っていきました。
こうして彼女の姿が見えなくなった頃、

「うおおおお!!」

あちこちから上がる歓声。なんと、突然前方のガスが流れて、阿弥陀岳へと続く美しい稜線がくっきりと姿を現したのです!
ガスが晴れた!
わぁぁぁぁー!すごいっキレイー!!
あの稜線、歩いたらどんなに楽しいだろうなぁ。いつか歩いてみたいなぁ

しかし、ガスの晴れ間がのぞいたのはほんの数分でした。あっという間に景色は再び白い世界に閉ざされてしまったんです。
その直後、背後から友達の声。
「お待たせー。」
「あ・・・。」

この時、私は思いました。
私も彼女も雨女を自称しているけれど、もしかして今日のこの雲を呼んでいるのは彼女なのでは・・・と(笑)

という冗談は置いといて(苦笑)
いよいよ私たちは美濃戸口へ向けて下山を始めました。
今回は赤岳山頂から阿弥陀岳へ伸びる稜線を少し進み、分岐からは文三郎尾根に折れて行者小屋まで下る計画です。

しかし、こちらのルートも非常―――に険しかった!
これは振り返っての撮影なんだけど・・・ごつごつした岩だらけの急坂で、鎖やハシゴがいくつもかかっています。
険しい坂を下ります
見るからに登りもきつそうだけど、下りにも危険を感じます。これは慎重にいかないと・・・

それでも、こんな岩場にさえも小さな植物が美しい花を咲かせているんです。
それでも花はキレイ
生きてるよ~。みんな精一杯生きてる
私も生きて、元気に家まで帰らなきゃ!

だからこういう鎖を見かけても、ぶら下がってふざけたりしない!(笑)
鎖・・・場?

もう時刻は午後ですが、小屋泊まりと思われる登山客がまだまだ登ってきます。
お互いうまくやり過ごしながら登り下りする必要がありますが、そのお陰でペースが落ちて慎重に下ることができたので、すれ違いの多いことがむしろありがたいと感じました。

時間に限りがあるとはいえ、焦っちゃいけない。こんなにも険しい道なんだからね・・・
険しいです!

やがて岩場が落ち着き、阿弥陀岳へ向かう道と、文三郎尾根の分岐点へやってきました~。
ガスの合間に見え隠れする、あの美しい稜線。
分岐に到着
状況さえ許せば、このまま直進したかったなぁ。あの道を歩いたら、どんなに楽しいことだろう。
私は少しの間この場所に腰を下ろして、稜線に伸びる登山道を目でなぞっていました。

・・・さぁ、今日は予定通り、文三郎尾根から下山しよう!
あの道はずっとここにあるんだから、また来ればいいんだよね

こうして歩き始めた文三郎尾根。険しい岩場はなくなりましたが、今度はザレ場・ガレ場の歩き辛い道になりました
むしろこっちの方が滑りやすくてキツイかも・・・。私たちは乾いた砂と小石に何度も足を取られては、ヒーヒー言いながら下っていくのでした

先ほどまで目線の高さにあったはずの中岳、阿弥陀岳の姿は、もうすっかり手の届かない場所になってしまいました。
阿弥陀岳を見上げる
まるで魔法が解けるかのように、私の歩いてきた稜線はどんどんどんどんせり上がり、私を取り囲む高い壁へと変わっていきます。
さっきまであの高みへいたことが嘘みたいだね・・・。

こうしてなんとか無事、傾斜が落ち着くところまで下ってきました。森の中へ入って少しホッとしますが、道はまだ滑りやすいので要注意。
道が落ち着きました!
さすがに疲れもたまってきたし、ハードな下りで精神力も消耗していた私たち。
行者小屋までがとてつもなく長く感じて、「まだかなー・・・まだかなー・・・」と言いながら進んでいきました(苦笑)

ようやく向こうから賑やかな人々の話し声が聞こえてくると、広場の向こうに行者小屋の姿が!
「着いたー!」
ここからまだまだ先があることは、お互い敢えて口にはしませんでした(苦笑)

小屋の前はテント場になっていて、色とりどりのテントが立ち並んでいました。
その脇を通り抜けようとした時、目の前にヒラヒラ・・・と鮮やかな色彩の蝶が飛んできたんです!

わぁ!!すっごいキレイー!!こんな蝶見たことない!!
美しいクジャクチョウ
目の前の花にふわっと舞い降りた蝶は、私がどんなにカメラを近づけても逃げようとはしませんでした。
まるで印象派の絵画のようなその美しい模様にじーっと見入っていると、これまでの疲れさえ吹っ飛んでしまいます。

携帯の電波が入ったのでこの蝶の写真をTwitterにアップしたら、詳しい方々から「それはクジャクチョウだよ」とすぐに教えて頂きました!
孔雀蝶・・・名前にぴったりの美しい蝶ですね☆教えて下さった皆さん、ありがとうございました!
(それにしてもTwitterの情報力とスピードってすごい・・・)

気が済むまで蝶に見とれた後、私たちは行きと同じようにベンチに腰を下ろして休憩をとりました。
疲れたけど、ここまで来たら後は比較的なだらかな道だけだよね。もう少し頑張ろう!

こうして、行きにも通った美しい森の中へ進んでいった私たち。
雰囲気の良い森の中

延々歩き続けて、もう足の裏もだいぶ痛くなっていたんだけど、やっぱり森は素晴らしく輝いていました。
足がだんだん上がらなくなってきて、木の根っこに度々つまずくようになってもなお、山歩きの楽しさは消えませんでした。

そして・・・美濃戸山荘に到着~!
美濃戸山荘
「わ――――!!着いた――!!」
(まだ先があります、というのは禁句で・苦笑)

私たちはここで帰りの高速バスの予約と、美濃戸口からバス停までのタクシーの迎車依頼を済ませました。
ここからは簡易舗装の道、あと1時間もかからないね。
タクシーの迎えの時間に合わせて、再び歩き始めます。

すると途中で、こんなに不思議な光景に出会いました。
不思議な雲!
太陽の位置が低くなって、その上にある雲を下から照らしているのかな?
雲の上の空に、影が浮かんでいました。
その幻想的な光景を見上げながら、無事に美濃戸口へとたどり着くことのできた私たちなのでした。

八ヶ岳の美しさや険しさ、雄大さを目一杯感じることのできた今回の山行。
帰りの高速バスの中で、私はこんなことを心に誓うのでした。
今度は泊まりでゆっくり来よう。あの美しい稜線を、ずっとずっと歩いてみよう。
赤岳登山の夢がかなった私に、新しい夢が生まれました

・・・ちなみに、美濃戸口から高速バスのバス停へ向かうタクシーに乗り込むとき、
中央道 原(ちゅうおうどう はら)バス停のことを中央 道原(ちゅうおう みちはら)バス停
と間違えて、タクシーの運転手さんを困らせてしまったことはここだけの話です(苦笑)

【終わり】

※自分用メモは後日掲載予定です。
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Comment

2010.12.31 Fri 09:01  |  八ヶ岳への想い

yamajoshi さん、おはようございます。♪
やはり八ヶ岳は素晴らしいです。
なんとなく雰囲気が掴めました。
が、これは実際に行って確かめなくてはと思うところもあり、来年に向けて計画します。(^○^)/

ちなみに…。
私も「中央 道原」と呼んでいました。(^^ゞ
勉強になりました。

良い年をお迎えください。

2011.01.04 Tue 21:54  |  クロちゃん(2)

クロちゃん、こんばんは!コメントご返信その2です。

クロちゃんも「中央ミチハラ」派でしたか(笑)
タクシーの運転手さんに
「はて・・・ミチハラというバス停は聞いたことがないのですが・・・」
と言われ、
「高速バスのバス停ですよ!バスの時刻が迫っているので急いで下さい!ミチハラです!」
などと詰め寄った私たちはとても恥ずかしい思いをしました・・・ご注意下さい(苦笑)

  • #-
  • yamajoshi
  • URL

2014.07.28 Mon 02:45  |  参考にさせていただきます。

 これから、登ろうと考えていますが、、とてもわかりやすく、写真もきれいで感動しました。
 無事に登ってこれる参考に本当になります。
ありがとうございます。

2014.08.07 Thu 22:20  |  梅田雄三様

梅田雄三様、こんばんは!コメントありがとうございます。

赤岳登山を計画されているのですね。私はこの時はガスってしまうこともありましたが、素晴らしい景色を楽しめました。
どうぞ事故なく、楽しい登山を!お天気に恵まれますようお祈りしていますe-454

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