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2010.11霧藻ヶ峰~雲取山~七ツ石山テント泊登山(4)

霧藻ヶ峰~雲取山~七ツ石山テント泊登山、(1)(2)(3)の続きです。

雲取山荘のテント場を後にして雲取山頂を越え、気持ちの良い石尾根縦走路を歩いてブナ坂までやってきた私たち。
ここから目の前に立ちはだかる急坂を登って、七ツ石山に登頂してから下山するか、このまま七ツ石山は登らずに下山するか・・・さぁ、どうしよう?

時間的には余裕があったものの、テント泊の重い荷物を背負っての急登はなかなかキツイものです
だけど・・・こんなに爽やかなお天気で、富士山がずっと目の端っこに座ってくれてて、大好きなこの縦走路で。
こんなにご機嫌な山歩きを、もう少しだけ楽しんでいたいって私は思いました。
というわけで、友達と相談した結果・・・


七ツ石山の頂へ向けて、激登り~~~~!!(笑)
七ツ石山の急登!!

見た目の通り、この登りは本当にきつかったです
細かく細かくジグザグを切りながら、何度も立ち止まって呼吸を整えながら、じりじりと登っていきました。
振り返れば、これまで歩いてきた雲取山からの道と富士山がずっと見えています。
よし、もうちょっと頑張ろう。もうちょっと、もうちょっと・・・

こうして・・・

七ツ石山、登頂ー!!
七ツ石山頂上

小広い山頂はひっそりとしていて、人の気配は全くありませんでした。
私たちは近くに腰を下ろすと、ザックからエスビット ポケットストーブを取り出します。
そして、蒸した肉まんとコーンスープを作ってちょこっと休憩タイム♪

富士山展望コーンスープ!

上の写真、見づらいけど、右側にある黒っぽい木の背後に見えるのが富士山なの。
最高の見晴らしの中で飲むコーンスープは、とっても美味しい肉まんもやっぱりコンビニで買ったみたいな美味しさですっ!(笑)

見上げれば、高い秋空。
秋の空

その時、トランシーバーで交信をしながら、おじさま2人が登ってこられました。
その肩には銃が・・・聞けば、鹿狩りの作業中なのだそうです。
ちょっと会話を交わした後、私たちはそろそろ下山することにしました。

先ほどまでと違って、少し細めになった道を滑らないよう注意しながら一気に下って行くと・・・
一気に下ります

七ツ石小屋へたどりつきました~。
七ツ石小屋
ここはこじんまりした小屋で、とても静か。小屋番さんが1人、のんびり過ごしておられました。
私たちはトイレを借りると、さらに下っていきます。

少ししてふと気付いたのですが、標高を下げるほど、周りの色がどんどん鮮やかになっていくではありませんか。
どうやら、山頂付近では時期を過ぎていた紅葉が、この辺りの標高では今まさに見頃を迎えていたようなのです。

もう少し下ったら、もしかして・・・。
後はバス停までひたすら下るだけだと思っていたのですが、嬉しい予感にドキドキしてきました
紅葉が近付いてきました

やがて、ブナ坂から鴨沢へ直接下る道と合流したのですが・・・

「キャー!すごーい!!

私たちはついに、紅葉真っ只中に突入しましたー!!
ブナ坂からの道と合流

視界いっぱいに広がる赤や黄色、秋の色!
ここがキレイ、向こうもキレイ・・・1歩進むごとにどんどん違った景色が見えてきて、なかなか先へ進めません。
紅葉真っ盛り!!

さらに下っていくと植林の割合が増えてきたのですが、それでもなお秋の余韻をしばらく残しながら、鴨沢への道は続いていきました。
秋色の道

やがて道が完全に植林帯に変わると、ようやく私たちもペースアップできました
途中で突然目の前にリスが飛び出してきて、危うくぶつかりそうになるハプニングも!
彼は私を認めると「あわわっ!」という声が聞こえてきそうなぐらい大慌てで身を翻し、森に消えていきました。驚かせちゃってごめんね~

こうしてだいぶ高度を下げてから、雲取山からの最後のお土産をもらいました。
キレイな紅葉の景色です☆
最後に見た紅葉

そしてついに、道には里の人々の生活の匂いが感じられるようになってきました。
鴨沢までは、あとちょっとだね。
もうすぐ鴨沢!


重い荷物を背負っての2日間の行程で、かなり足にも疲労が出ています。
それでも、前回ここを歩いた時とは色んなことが違っていました。
心にも身体にも時間にも余裕を残して、なお山を楽しむことができていたんです。

ほんの少しでも、進歩できているんだよね。ちょっとだけでも成長できているんだよね。
本当に疲れていたけれど、すごく嬉しい気持ちになりました

こうして無事に鴨沢バス停へと下山を果たした私たち。
無事の下山、おめでとう!ありがとう!
鴨沢バス停

それからバスに揺られて奥多摩駅へと移動した私たちは、奥多摩駅前の蕎麦屋さんで今回のテント泊山行を締めくくったのでした
奥多摩駅で蕎麦。


私にとって、初めてのテント泊登山。それこそ衣食住の全部を自分たちで担ぎ上げなきゃいけない大変さもあるけど、だからこそ得られる喜びも多くあるんだなぁって感じました。
これを機会に私もマイテントを手に入れて、日帰り登山、山小屋泊登山に加えてテント泊登山を選択肢のひとつに加えたいなぁ。
今後に向けての夢も広がる登山になりました

雲取山は、私に色んなことを教えてくれる。踏み出した1歩目から、下山する最後の1歩まで、素晴らしい山の世界を見せてくれる。
言葉を失うほどに美しい夕景、こぼれ落ちそうな星空、歩くだけで幸せな気分になれる尾根道の風景・・・
やっぱり、雲取山ってほんっと――――――にいい山です!

ありがとう、雲取山。そして・・・同行してくれた友達にも、心からありがとう!!

【終わり】

※自分用メモは後日掲載予定です。
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Comment

2011.08.23 Tue 19:18  |  七ツ石登山で正解でしたね

急勾配を登山するか 楽に下山するか
素晴らしい選択でしたね

登山している最中って自分との対話ってありませんか?

人生についてっていうような大きなことから 帰ったらあれ食べたいなんて 些細なことまで ありとあらゆる事を 自分の心の中で対話してる気がします

でも 下山すると 何を思っていたのか すっかり忘れるんですけどね

登りで 辛い時には おい右の太もも君頑張れ! 左の膝君 あと少し我慢してくれ! 心臓ちゃん しっかりぃ! 肺さん酸素もっとちょうだい! なんて 対話してるかも (笑)

晩秋での頂上からの冬枯れ 落葉樹の紅葉 植林の常緑樹 そして 下山後の 山全体の秋景色 
それらを重い荷物を担いで自分の足で巡って発見できるなんて ほんと幸せでしたね

すごく楽しく 拝見させていただきました ありがとうございます 

2011.08.24 Wed 00:15  |  zzneco様(3)

zzneco様、こんばんは!まとめ返信でごめんなさいe-263

七ツ石山登山の選択は、確かにきつかったですがそれ以上に楽しさがありました。

自分との対話、ありますあります!
登り始めは自分の身体の隅々に意識を巡らせてその日の体調や気力を確かめるのですが、それからは「無心だけど色んなことを考えている」っていう状態です(笑)

こちらこそ、いつも貴重なお時間を割いてご覧頂きありがとうございます。
やっぱり山は楽チンだけじゃ物足りなくて、苦しかったり険しかったりを乗り越えた向こう側に感動や達成感が待っているんだなぁってしみじみ感じる山行でした!

2011.09.03 Sat 08:15  |  

はじめまして。奥多摩の石尾根は、私も大好きです。特に、七ツ石から、雲取にかけてがいいかな。遠くに白い寺院だかの建物が見えるあたり。また行かなければいけませんね。

2011.09.07 Wed 23:32  |  池口様

池口様、初めまして!コメントありがとうございます。

石尾根、いいですよね。私は全てを歩いたわけではないのですが、雲取~七ツ石の辺りは歩くだけで本当に幸せな気分になれます♪
遠くに白い寺院のような建物が見えるのですか?今度歩いた時に確かめてみますね!

2012.04.23 Mon 08:37  |  

はじめまして。過去の記事にコメントをごめんなさい。
今年から山登りを始めたのですが、ずっと山女子さんのブログをバイブル替わりに読ませて頂きましたo(^▽^)o
ここも行きたい、あそこも登りたいと夢ばかり膨らみます。
今度の連休はついに雲取山に登って山小屋デビューすることになりました!
初めてなので不安もいっぱいですが、今は楽しみの方が大きいです。
ただ、2000m越えの山は初めてなので、十分気をつけたいと思います。

雲取山からご来光を見ようと思っているのですが、
山女子さんのブログを読んで日が沈むのも見たいなぁと思いました!
まだまだ初心者なので、自分の体力とよ~く相談して決めたいと思います。

これからもブログを楽しみにしています!

2012.04.25 Wed 22:10  |  Rozanka様

Rozanka様、初めまして!

素敵なコメントをありがとうございました。とっても嬉しかったですe-454

私が登山を始めてまもなく、雲取山へ登った時は、計画も装備も体力も、ずいぶんと無謀だったなぁ・・・と反省していますe-351
Rozanka様は、山の大きさやご自分の体力を考えられながら、山小屋泊まりで余裕を持ったご計画をされているので、すごいなぁと思いました。きっと大丈夫。楽しい登山になりますよ☆

もし雲取山荘に泊まられるようでしたら、山頂までは遠くないので、朝日も夕日も楽しめるかもですね。
天気が良くなりますように。素敵な登山になることをお祈りしています!

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