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2011.08 鬼怒沼トレッキング(2)

鬼怒沼トレッキング、(1)の続きです。

女夫淵温泉の駐車場から約2時間歩いて八丁湯さんへやってきた私たちは、そこから加仁湯さん、日光澤温泉さんを経て先へと進みます。
それでもまだ、目的地である鬼怒沼までは3kmほど距離がありました
今回は山頂を目指す登山ではないけれど、かなり歩きごたえがありますねー!!

深い森の中をしばらく進んでいくと、分岐の指導標にぶつかりました。
左方向は「ヒナタオソロシの滝展望台」、右方向は「鬼怒沼」と書かれています。

「この『ヒナタオソロシ』ってどんな滝なのかな!?
「なんか恐ろしい滝なのかも・・・!?

とても変わった名前なので興味が湧いたのですが、その名前が持つ怖そうなイメージに、思わずしり込みする私たち(苦笑)
分岐からの距離も700mぐらいあるみたいだったので、寄り道するのはやめておきました。

ただ、滝の方向には橋がかかっていたのですが、ちょこっとだけそちらの方へ進んでみると、向こうの方に滝が見えたんです。
もしかしたらあれがヒナタオソロシの滝かも!って思って写真を撮ったのですが・・・何滝なのかは分かりません
滝が見えます

それから私たちはまた鬼怒沼を目指して、山道を登っていきました。
登ります

時々大きな岩が転がっていたりするものの、道はよく整備されています。
・・・と、前方にまたまた滝の名前が書かれた指導標を見つけましたー!

今度の滝の名前は、「オロオソロシの滝」!!

「またすごい滝が出たっ!!
「オロオロしちゃうほど恐ろしい滝なんじゃないの?

怯えながら指導標の示す方角を眺めてみると、遠くの森の中に滝が見えましたー!
あれがオロオソロシの滝でしょうか!?
こちらにも滝が見えます

※ちなみに、これらの滝の名前の由来はWikipediaで見てみたら「日向・日陰(オロ)にある恐ろしい音がする滝」ということのようです。

こうして2つの滝見物(何滝か正確に分からないものを遠くから・・・苦笑)を終えた私たちは、まだまだ登っていきました。
指導標や案内看板なども所々に現れるので、とっても分かりやすいです

鬼怒沼まであと2kmほどのところになると、下草もかなり生い茂ってきて、森の奥深くを探検しているような気分になりました。
自分たち以外には人の気配もなく、とても静かでワクワクするような山歩きです
さらに登ります!

そして、こんな子たちも続々と登場しましたよー!
目玉のおやじ・・・もとい、ギンリョウソウさんです!
ギンリョウソウ

あと1.5km、0.9km、0.7km・・・次々と現れる指導標が、鬼怒沼へのカウントダウンをしてくれていました。
もうすぐだと思うと、自然に歩くスピードが上がってきます。

そして、ついに木道が現れました!
いよいよ木道に・・・!!

これまでもぬかるんだところなどには部分的に木道がありましたが、これは長く続いていそうです。
向こうに明るい空も見えています。

ということは・・・!!

鬼怒沼に着きました――っ!!
鬼怒沼に到着!

これまでの深い森から一転、大きく開けた空の下には一面の湿原が広がっていました。
草の間を縫うようにして伸びていく木道、鏡のように空を映す池溏・・・ここだけ時が止まってしまったかのような光景でした
素晴らしい景色!

長い長い道のりの先に、こんな世界が待っていたなんて・・・
大きな感動と興奮に包まれて、しばらく先へ進むことができませんでした

ひとしきり写真を撮って気分が落ち着いたところで、いよいよ鬼怒沼の木道散策へ出発!
進みます

夏空の下、爽やかな風を感じながら歩くこの一本道・・・気分は最高です!
真っ直ぐに伸びる木道

また、辺りは単なる草原のように見えますが、色んな花や、珍しい植物が沢山見られたんですよー。
緑の草たちの中で、ひときわ目立つ「赤い手」をいっぱいに広げているのは、モウセンゴゲさん。
この写真は、木道の上からファインダーを覗かずに手だけ近づけてマクロ撮影してみました。
モウセンゴケ

それから白い花や黄色い花も咲いてましたよー!黄色い花は、キンコウカかな?
白い花も

キンコウカ?

特にモウセンゴケさんが自生している姿はとても新鮮だったので、私は数歩進むごとに立ち止まっては、あちこち観察しながら歩いていきました。
私たちの他には3~4人くらいしか人がおらず、しかもばらけていたので、かなりマイペースに散策を楽しむことができましたよー

しばらく歩いたところにベンチがあったので、私たちはお昼ご飯を食べることにしました。
今回は日帰りトレッキング装備で、コースの途中に温泉宿などの施設が複数あるということで、普段の登山ではなかなか食べられないようなものを持ってきました。

主食(おにぎりとパン)以外のものはこちら。コンビニで買ったサラダとミニトマトと、オムレツです!
今日のお昼ご飯

今回、玉子はエッグホルダーでガードしつつ、保冷剤を詰めたグラナイトギア エアセルブロックスに入れていったらきちんと冷やされていて、問題ありませんでした。
オムレツは、溶き卵を入れたジップロックを湯せんにかけて作りました。鍋に直接ジップロックがくっつかないよう気を付けながらの調理でしたが、ふわっふわのオムレツができましたよー!

こうして私たちは、いつもの登山とはちょっと違う雰囲気の食事を、美しい景色を眺めながらのんびりと頂きました
ご飯を食べながら眺めた景色

ですが・・・

「あれっ、向こうの方、ちょっと雲が湧いてきてるよね?何だか雷雨になりそうな雰囲気・・・
「本当だ。早めに帰らないと、天気が崩れるかも・・・!」

何しろ長い道のりなので、早めに行動しないと手遅れになってしまうかもしれません。
私たちは急いで荷物を片付けると、来た道を引き返し始めました

最後に振り返って、鬼怒沼に別れを告げてから、再び森の中へ。
帰ります!

そこからは順調に下って、日光澤温泉さん、加仁湯さんを通り過ぎました。
しかし、かなり長い時間歩いていたので、足が疲れて足の裏が痛くなってきてしまいましたー

ここから駐車場まではほとんど平坦な道のりとはいえ、距離はまだまだ長いです。
うーん、結構厳しくなってきた・・・

そんな時にふと思い出したんです。
「あっ、八丁湯さんには足湯があるんだ!

こうして私たちは、八丁湯さんで足湯に浸かることにしましたー!
私たちが足湯のところにやってきた時は、ちょうど家族連れの皆さんでいっぱいになっていたのですが、場所が空くまで少し離れたところでじ―――――っと待ってました!(苦笑)
そして裸足になってサポートタイツをまくり上げ、いざ入湯!
足湯に救われました・・・

ああー、生き返る・・・

しばらく温泉に浸かって足をよくマッサージしてから、私は再び登山靴に足を入れました。
うん、さっきよりかなり足が楽になってる!
八丁湯さんの足湯には本当に助けられました。感謝です

それから私たちは、女夫淵温泉駐車場へ向けてひたすら歩き続けました。
森の雰囲気を楽しんで、かわいいツリフネソウを見て、川を覗き込んで・・・
帰りの道

そうして、ようやく長い長い旅を終えましたー!
駐車場周辺も雲がだいぶ多くなっていましたが、雨や雷には遭うことなく帰ってくることができました
女夫淵温泉駐車場到着!

車のシートに身体を放り込んで靴を脱いだら、「はぁーっ!!」と大きなため息が出ました。
一番達成感があったのは、この時だったのかもしれません(笑)


観光客が大勢訪れる華やかな日光のイメージとはうらはらに、奥日光の温泉郷はとても静かで、まるでタイムスリップしたかのような不思議な空気が流れていました。
そのさらに奥、深い深い森の向こうにぽっかりと浮かんでいる鬼怒沼の美しさは、別世界に入り込んだかのようにすら感じられました。

日本は小さな島国だというけれど、まだまだ私の知らない、そして想像すらつかない世界が沢山あるんだなぁ。
これからも色んな世界の光景を、この足で確かめに行きたいと思います!

鬼怒沼の情報を下さった方、ありがとうございました

【終わり】
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Comment

2012.06.16 Sat 23:24  |  

yamajoshiさん、こんばんは♪
長い道のりの先に、素晴らしい夢の世界が待っていましたね。
青空に白い雲が映る池の光景がいっそう素敵な光景を演出しています。
オソロシ滝はなつかしいです。(=^0^=)/
私もリベンジしたくなりました。(^^)/

2012.06.17 Sun 11:59  |  梅雨の晴れ間

こんにちは。

本当に気持ち良さそういつも登ってばかりだから、新鮮で見ている方も気持ち良い。 (^.^)
笑顔がにじみ出ているような記事です、長い道のりを歩いて出会える景色!最高!!

山のピークも良いけれど山女子さんらしい記事、自分自身が楽しめるのが一番。 (^v^)


「鬼怒沼」良さそうですね、「苗場山」「入笠山湿原」「八島ヶ原湿原」数え上げたらきりが無い、時間を取ってゆっくり回って見たい。

次は日光白根山ですか、尾瀬沼も近い。

ブログ 楽しみにしています、笑顔のあふれる記事待っています。 (^○^)

2012.07.04 Wed 21:22  |  クロちゃん

クロちゃん、こんばんは!コメント返信がかなり遅れてしまい、ごめんなさい。

今回の道のりはかなり長かったですが、こんなに素敵な場所が待っているなんて!と感激しました☆
最後の足湯にもすごく癒されました~e-454

クロちゃんも是非是非、また計画なさって下さいね♪

2012.07.04 Wed 21:26  |  tahara_t2様

tahara_t2様、こんばんは!コメントの返信が遅れてしまってごめんなさい。

私にとっての山歩きは、かならずしも頂を目指すものではないんだと改めて感じました。
湿原の景色は本当に大好きです♪

今後も色々な湿原にお邪魔したいと思いますe-454

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