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2011.09 鳳凰三山テント泊登山(1)

地蔵岳(2,764m)・観音岳(2,840m)・薬師岳(2,780m)/山梨県韮崎市他



この夏は、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳の山へお邪魔してきました。
そうなると、自然と南アルプスにもお邪魔したくなってしまうわけで・・・(笑)

「せっかくテントもあることだし、テント泊で南アルプスのどこかを歩いてこよう」と計画を立て始めました。
ただ、この時期は次々と台風が発生していて、場所によっては大きな被害が出ていたんです。

周辺の山小屋さんや自治体などから情報収集をして検討した結果、マイカーで登山口までアクセスできる鳳凰三山へ、1泊2日で登りに行くことに決めました!
今回は沢ルートは避けたかったので、行きも帰りも御座石温泉からの尾根ルートを使います。

こうして車で御座石温泉へとやってきた私たち
実はここへ来るまでの道路に台風の影響が残っていて、小石や小枝などが多く落ちていたので結構大変でした
(翌日帰る時にはほとんど片付けられていましたよー

駐車場では御座石温泉の女将さん(?)が各車の駐車位置を細かく指示していました。
帰りに分かったのですが、この駐車場はかなり混雑するみたいで、早く来た人がキレイに停めていかないと駐車台数が少なくなってしまうんですね。

そして温泉のワンちゃん(?)に見送られ、登山口のトイレを借りてからいよいよ登山道へ入ります。
御座石温泉の建物の脇の斜面を登っていくと、明るい雰囲気の森が広がりました
登山スタート!

すると早速珍しいキノコを発見しました!
ぶれてしまうのでフラッシュ撮影したのですが、茶色い球みたいな身体をしていて、頭のてっぺんに赤ペンで×印が付けられているみたいなキノコ!
面白いキノコ

後で調べたのですが、クチベニタケというキノコのようです。
他にも、全身オレンジのサンゴみたいなキノコもいましたよー

こうしていきなり足を止めるような出会いがありましたが、森全体の雰囲気もとても良かったです。
こんな大木の脇を通ることもありました!
大木も

やがて「治山工事をしています」という看板が現れました。
トラロープと紅白の杭の誘導に従って進むと、工事現場らしきところに出てきましたー!
結構規模が大きそうですねー。
治山工事中

ここから少し遠くの景色が見えましたが、全体的に雲が多かったです。
今日明日の天気予報自体は悪くはなかったんだけど・・・晴れてくれるといいなぁ。

そこからも、森の中の道がずっと続いていました。
傾斜は結構きつめなところが多く、これから先の長い道のりが思いやられます

しかし、この辺りにも次々とキノコが現れましたー!
登山道から少し離れていて写真はきちんと撮れなかったのですが、タマゴタケが2本並んでいるのも見ましたよー

その先に少しだけ木々が切れた場所がありました!
眼下の景色を望みます。結構高いところまで登ってきたみたいだね
景色が見えます

しかし、私たちのいる場所は上空が雲にすっかり覆われているようです。さすが雨女・・・(苦笑)

さらに登っていくと、石の祠や「猿田彦大神」「頂上」と書かれた石碑が立てられた場所に出てきましたー。
ここが旭岳のようです。
旭岳

まだまだ先は長い。私たちは次の燕頭山を目指して進んでいきました。
しかし、この辺りから登山道にガスがかかるようになってきてしまいましたー
崩れかけている道もあったので、気を付けて歩かないと・・・。
ガスが出てきました

それから、白く霞む森の中の道をひたすら進んでいきます。
やはりこの辺りにもキノコが沢山いましたよー!美味しいキノコ、ハナイグチも発見しました(見るだけですけど・笑)

しばらくすると林床に笹が目立つようになり、なんとなく雰囲気が変わってきました。
そして、ベンチが置かれた広場のような場所が現れました。ここが燕頭山です!
大木にも燕頭山の看板が掛けられていましたよー。
燕頭山の山頂

この周辺の大木の枝や幹からは、サルオガセがいくつも垂れ下がっていました。
今日のようにガスが出ている天気の方が、仙人の出てきそうな山深い雰囲気があって良いのかもしれませんね(笑)

燕頭山の山頂を後にした私たちは、笹の絨毯に覆われた森の道を進んでいきます。
笹の道

この辺りにもキノコは多数生えていました。これは黄味が強いけど、ベニテングダケの幼菌だね!かわいいっ!
ベニテングダケ幼菌

やがて、目の前に白い砂地の斜面が現れましたー。崩れかけているようで、木の足場がなんだか浮いています
道が崩れかけてます!

その先は再び土の道になりました。所々に岩の転がる森の中の細道をひたすら登っていきます。
延々と登りの続くこのルート、精神的にもだいぶ疲労感が増してきました

ですが・・・足下の小さな生き物たちが、私たちを励ましてくれました!
この植物、すごい!緑と赤の葉っぱが半分ずつになってるの
赤と緑が半分ずつ!

木の枝にはかわいらしい小鳥もとまっていましたよー!
小鳥発見!

こうして進んでいくうちに、道にはまた白い砂が混じるようになってきました。
さらに、木の橋や階段などで整備された箇所も増えてきました。
木道

この辺りまでくれば、きっと目指す山小屋は近いはず
テント泊装備の詰まったザックがズッシリと背中にのしかかってきますが、気力を振り絞って足を運びました。
白砂の道

そして・・・
「あっ!小屋が見えたよー!」
ようやく鳳凰小屋に到着しました!
鳳凰小屋到着!

ああー、かなり長かったなぁ。ほんっとーに疲れた―!

こちらの小屋、入口の前にはテーブルやベンチが置かれていて、手描きの案内地図も飾られています。目の前の水場からも水がザーザー出ていて、登山者がのんびりと憩えるような雰囲気でした。
私たちは早速受付をして裏のテント場へ向かいます。

鳳凰小屋さんのホームページによれば、御座石温泉から鳳凰小屋までのコースタイムは5時間半ほどのよう。
私たちはヒーヒー言いながらも4時間半で登ることができたため、到着は午前11時半でした。

時間が早かったのでテント場には誰もおらず、テントを張る場所は選び放題でした(笑)
しかし、この後の混雑のことも考えて、一番奥の端っこにテントを張ることにしました。

こうして無事にテント設営完了!
テント場は広く、砂地だったのでとても張りやすかったです
テント設営完了

上の写真でもちょっと見えますが、辺りは完全にガスに包まれて真っ白になってしまっていました。
当初の予定では、テント設営後に最低限の荷物だけを持って地蔵岳を往復してくるつもりでしたが、この天気ではオベリスクもあんまり見えなさそうだなぁ・・・

だいぶ疲れていたこともあったので、私たちはひとまずテントの中でお昼寝をすることにしましたー(笑)
できれば青空に聳えるオベリスクを見たいので、明日天気が良ければ朝一番で登ってこようかな。

こうして、2時間半くらい熟睡してしまったのです(苦笑)
山でのお昼寝って結構好きなんですよねー。私はよく山でお昼寝しますが、消耗した体力を回復するには栄養補給と睡眠が効果的だと感じています。

そしてふと目が覚めると、テントの外はだいぶ賑やかになってきていました。
登山者さんが続々到着してるんだなー・・・なんて思いつつ、ヒョイッとテントから顔を出してびっくり!!

「あれっ!?青空が見えてるーっ!!
まさかの青空・・・!

これは、予想外の展開です!!
ど、どうしようっ!?

【次回へ続く】
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Comment

2012.07.31 Tue 11:02  |  下からテント担ぎ上げると

キツイでしょう。あそこ。
夜叉神峠から南御室小屋のテント場なら道も穏やかで楽なんですけどね。
お疲れ様でした。

2012.08.01 Wed 04:08  |  

すごーい
日本にもこんな景色があるんだね~と感心してしまいました!

うちも将来はあちこち遠征してみたいと思いましたヾU*^ェ^*Uゝ

2012.08.07 Tue 12:55  |  キノコ。

ベニテングダケの幼菌かわいすぎますっ!まるで、スーパーマリオにでてくるあの赤いキノコの別カラー版ですねw。山女子さんのこういった自然と向き合う観察力と描写力には脱帽です。毎回写真の精度が高くて、いろんなストーリーを考えながらいつも拝見しています。

2012.08.09 Thu 21:57  |  目黒駅は品川区様

目黒駅は品川区様、こんばんは!コメントありがとうございます。

はい、あのルートはかなりきつかったです(苦笑)
本当は、おっしゃる通り夜叉神峠から入るルートでテントで1~2泊できたらいいなと考えていたのですが、台風の影響で林道が通行止めになる可能性があったため、今回は断念しました。

次回はもう少しゆったりとお邪魔したいと思います☆

2012.08.09 Thu 21:58  |  いぬまる様

いぬまる様、こんばんは!コメントありがとうございます。

そうなんですよー!日本の中にはまだまだ見たこともないような景色が沢山あるんですよね。
私も今後、あちこち遠征したいと思っています!

2012.08.09 Thu 22:24  |  たらちゃん様

たらちゃん様、こんばんは!コメントありがとうございます。

ベニテングダケ、すごーくかわいいですよね!
このキノコがいくつも並んでいると、まるでおとぎの国の世界に入り込んでしまったような気分になります。

でも、猛毒なんですよねー(苦笑)

この夏もかわいいキノコに会えたらいいなと思います☆

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