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2012.08立山・剱岳登山(5)【3日目:剣沢~室堂編】

※ルートマップは(1)の地図に3日分まとめて掲載しています。

■今回のコース(出発&到着時刻)
5:18剣沢キャンプ場→6:13剱御前小舎6:21→7:18雷鳥沢キャンプ場→7:50雷鳥荘7:57→8:12みくりが池温泉→8:23室堂


立山・剱岳登山、【1日目:立山編】(1)(2)、【2日目:剱岳編】(3)(4)の続きです。

剣沢キャンプ場でテント2泊し、初日に雄山~大汝山~富士ノ折立、翌日に剱岳を歩いてきた私たち。
ついに今回の山旅を終える日がやってきました。

この日はゆっくり寝ていても良かったのですが、午前3時頃には剱岳へ向けて出発される方々でキャンプ場がかなり賑わってきたので、私たちも起きることにして朝食をとりました。
それから辺りが明るくなる5時過ぎまで待ってテントを片付けると、剱岳に背を向けて歩き始めました。
ここから剱御前小舎まで登り、雷鳥坂を下って室堂へ向かう計画です
テント場を後にします

しばらく歩いてふと顔を上げると、西側の稜線の上の方が明るいオレンジ色に染まっていました
太陽が昇ってきたんだね。振り返れば剱岳もまた、全身に朝陽を浴びて神々しく聳えているのでした。
振り返ると剱岳

時間帯だけでもこんなに違った表情を見せてくれる剱岳。きっと冬は全く違う顔をしているんだろうなぁ
私は何度も何度も振り返りながら、先へと進んでいきました。

やがて、別山・雄山方面への道との分岐点に着きました。
初日は雄山方面からここへやってきたのですが、今回は剱御前方面の道へ進みます

前方、左手から伸びる別山の尾根と右側の剱御前側の尾根の鞍部、別山乗越に剱御前小舎の建物が見えていました。
まずはあの場所まで登っていきます!
開けた道

私たちはしばらく、開けてなだらかな道を進んでいきました。
それから道幅の狭い登り坂へと差し掛かります。

辺りには高山植物の花たちが沢山咲いていました。
朝露に潤って、宝石みたいにキラキラと輝いていますなんてキレイなんでしょう!
花がキレイ!


・・・と、ここで同行者さんにアクシデント発生
というか、私が犯人なのですが

この辺りにもブヨが飛んでいたので、虫除けのためにハッカスプレーを付けることにしたんです。
自分にスプレーした後、同行者さんにもスプレーしてあげようとシュッとしたところ、同行者さんの目にハッカスプレーの一部が入ってしまったんです

同行者さんはその場に立ち止まって号泣
私は「ごめんね、ごめんね!」と繰り返しながら目薬やタオルを出してオロオロ・・・

こうして同行者さんの目の状態が落ち着くまで、しばらく登り坂の途中にとどまることになりました。
同行者さんには本当に申し訳ないです
ハッカスプレーはそういう危険もあると分かったので、使う時にはご注意下さい
今度は薄めて使ってみようかな・・・


予想外のアクシデントの末、なんとか剱御前小舎まで上がってくることができた私たち。
剱御前小舎

ここの小屋は街にある普通の住宅のような造りだったので驚きました!
正面に大きなトイレも設置されているので、そちらをお借りしてから少し休憩しました。

残雪の向こうの剱岳は、もうだいぶ遠くなってしまいました。
位置関係から考えると、剣岳の全体を大きく望めるのはここで最後かもしれないね。
ありがとうございました。また会う日まで!
剱岳

こうして私たちは、室堂方面へ向けて下り始めました。
下ります!

この雷鳥坂も視界が大きく開け、立山の山並みからこれから下りていく室堂周辺の建物、雷鳥沢のテントまでを青空の下に一望することができました。
これは壮観です!
雷鳥坂

ここを一気に下っていくのはこれから着陸する飛行機みたいな気分で爽快なのですが、かなりざれた急坂なのでスピードが出すぎると転んでしまいそうです
たびたびブレーキをかけながら下っていくこと1時間ほど、ようやく平らな場所まで下り切ることができましたー。
平らな場所へ

橋を渡ると、その先には広い雷鳥沢キャンプ場がありました!

この時間の雷鳥沢キャンプ場は、日当たりも良くてとってものどかな雰囲気。
ここにいる皆さんは朝食の支度をしたり、ゴロゴロしたりとのんびり過ごされていました。

この雄大な景色の中で、ゆったりキャンプするのもとっても楽しそうだなぁ
キャンプ場

ここまでくれば室堂まで、景色を楽しみながら1時間ちょっとのお散歩だね
・・・なんて軽く考えていたのですが、現実はそうでもありませんでした(苦笑)

道は整備されているものの、登り坂&階段がひたすら続いていたんです
階段です

ここから先は予想以上にアップダウンのある道のりになりました。
この2日間で回復しきれなかった疲労が少しずつ蓄積していたようで、これがまたきついのなんの(苦笑)
朝といえど夏の陽射しのパワーは強力で、かなり暑くなってきました。
私は何度も立ち止まって休みながら、ヨボヨボと登っていきました

それでも、登れば登るほど辺りの景色はさらに美しさを増していきました。
火山ガスにより現在は通行禁止となっている地獄谷方面。
すごい景色

振り返れば、雷鳥沢のテントたちがあんなに小さくなっています。
山も本当に美しいですねー!!
素晴らしいです

こうしてたどり着いた雷鳥荘。
雷鳥荘

私たちはここで冷たい飲み物を購入しました。
ああー、生き返る・・・

少し元気を取り戻した私は、さらに先へと進んでいきました。
まだまだアップダウンのある道が続いています。
それでも、景色は本当に素晴らしいです!!
アップダウンが・・・

そして、なんとかみくりが池までやってきましたー!
この辺りになると、観光客の方々も多数いらっしゃいました。
美しい景色に感動です!
みくりが池

そして・・・そして、ようやく室堂にたどり着きましたー
長い長い3日間の行動を無事に終えることができて、心からホッとした瞬間でした
室堂


とはいえ、これで私たちの今回の「登山」が終わったわけではありません。
家に帰るまでの長い道のりがまだ待っているんです。

私たちは室堂でしばらく休憩した後、トロリーバスやロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いで扇沢へと戻りました。
途中の黒部ダムでは少しゆっくり観光できましたよー
黒部ダム

そして扇沢まで戻ってきた私たちは、レストランで黒部ダムカレーなどを頂いて体力を取り戻してから、東京へとのんびり帰っていったのでした。
黒部ダムカレー!


今回ずっと憧れだった立山・剱岳へお邪魔することができ、とても濃厚で充実した3日間を過ごすことができました
ここで出会った大きな大きな自然の景色、天国のような美しい光景、そしてとてつもなく厳しく険しい山の表情のひとつひとつを、決して忘れることはできません。

この雄大な世界の中で、ほんの砂粒くらいの私がひたすら歩いて、ぐっすり眠って、全力で山と向き合い生きた3日間。
そこに山があること、そして命があることに感謝しながら、これからももっと山に近づけるよう、知識も技術も体力も身につけていきたいと思います。

本当にありがとうございました!

【終わり】
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