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2012.09唐松岳テント泊登山(1)

唐松岳(2,696m/長野県北安曇郡白馬村・富山県黒部市)



■今回のコース(出発&到着時刻)
【1日目】
八方池山荘9:13→八方ケルン10:15→丸山ケルン12:16→13:29唐松岳頂上山荘
【2日目】
唐松岳頂上山荘9:15→丸山ケルン10:15→12:04八方池山荘

■参考マップ
山と高原地図 34 白馬岳 北アルプス
山と高原地図 35 鹿島槍・五竜岳 北アルプス


唐松岳へはこの5月にも小屋泊まりでお邪魔していたのですが、その時は天気が荒れて、登頂することはできませんでした。
登頂そのものに特にこだわりはなかったのですが、山頂付近からの景色を見ることができなかったのは心残りだったんです。

そこで今回、再び1泊で唐松岳へお邪魔することに決めました!
今度はテント泊で、どっぷり唐松岳の自然に浸ってきます

・・・天気が良くなりますように


登山口となる八方までは前回は夜行バスでしたが、今回は車でアクセスすることにしました。
八方バスターミナル近くの駐車場は結構大きいのですが、すでに結構埋まってますねー。
駐車場

そこから私たちはゴンドラ駅まで歩きます。
バスで来た時もそうだったのですが、ここからゴンドラ駅までが意外と歩くんですよね

その途中で、この方と再会しました!
江戸彼岸桜さん
江戸彼岸桜

前回ここを通った時には花が満開でしたが、今は葉が茂っていますね。生命力に満ち溢れている感じがとっても素敵です
私はその姿に元気をもらいました

こうしてゴンドラ駅にたどり着き、しばらく行列に並んでからゴンドラに乗り込んだ私たち。
冬枯れの景色が広がっていた前回とは違い、窓の外は緑に包まれています。
なんと、牛も沢山歩いていました!!
牛もいるー!

それから私たちはリフトを乗り継いで八方池山荘へとやってきました。
前回はここまでのゴンドラやリフトがスキー客の方々で混み合っていたのですが、今回は思ったより空いていました。
その代わりに、ここ八方池山荘から先はトレッキング客の方々で大いに賑わっています。
やっぱり季節によって様子が随分変わるんだね

私たちは準備を整えると、登山道を歩き始めました。
雪で覆われていた頃に比べると、岩のゴロゴロした夏道は少し歩きづらいですね。
人も多かったので、無理にペースは上げずに登っていきました。
人が多いです

それにしても・・・。
下界はとても良いお天気だったのですが、この辺りからはだいぶガスが増えてきたように感じます。
まさか、また前回と同じ展開になってしまうのでしょうか。ちょっと心配

そんな私の心を和ませてくれるように、登山道沿いには色々な花が咲いていました。
混雑していたこともあり、花の写真は下山時に撮影することにしたのですが、特に気になったかわいらしい花を1枚。
花を1枚

まるで鈴が鈴なりになっているみたい!(オヤジギャグではありません・笑)
後で調べたのですが、これはハクサンシャジンでしょうか。
とってもかわいくて、見ているだけでも嬉しくなりました

それからしばらく木道を歩き、やってきました八方ケルン!!
やっぱりどう見ても顔っぽいですねー(笑)
八方ケルン

この辺りも人が多かったので、私たちは休憩せずに先へ進みました。
そしてしばらく進むと、八方池が見えてきましたー
八方池

八方池は思ったよりも大きくて、周囲を散策できるよう道が作られていました。
少しガスが濃くなってきたこともあり、私たちは池までは下りずに上から眺めるだけに留めました。

さぁ、唐松岳へ!
八方池までのトレッキングを楽しむ方も多いようでしたが、この先も思った以上に人が多く歩いていました。
テント場がいっぱいになっちゃったらどうしようちょっと心配だったので、ペースは落とさずどんどん登っていくことにします。

岩がちな登山道を10分ほど登っていくと、今度は林の中に入りましたー。
前回も林の中を通った記憶があるものの、雪に覆われた道だったのでとても新鮮な感じがします。

それに、ここに生える木々の雰囲気がとっても素敵だったんです!
ダケカンバかなぁ?白い幹が美しく、とても迫力ある大木たちもいました
これは帰りも楽しみだなぁ
迫力の大木たち

その先に大きな雪渓へ寄り道できる場所があったのですが、こちらも帰りに立ち寄ることにしました。
その手前にはこんな風に尖った岩がゴロゴロしている道もあったので、気をつけて進んでいきました。
岩ゴロゴロ

それから再び開けた道になりましたー!
登山道上に転がる岩も小ぶりになって、だいぶ歩きやすくなりました。
しかも・・・青空がちょっとだけ見えているではありませんかっ
このまま天気がもってくれると嬉しいなぁ。
青空が!

この先からは、かなりワイルドな雰囲気になってきましたよー。
こういう道を小学生くらいの子どもたちも歩いていたので、すごいなぁと思いました
ワイルドな道

それからこんな崩落箇所を通過することも。気をつけて進みます。
崩落箇所

そしていよいよ、向こうに建物が見えてきましたー!
唐松岳頂上山荘に到着です
唐松岳頂上山荘です

時刻は午前11時過ぎ。人が多かったのでテント場が埋まってしまわないか少し心配だったのですが、小屋泊まりの方や日帰りの方が多く、テント泊装備の方はこの先の五竜方面へ行かれる方もいらっしゃるようで、テント場にはほとんど誰もいませんでした!

唐松岳頂上山荘のテント場は山荘脇の斜面にあり、ジグザグに下っていく道の途中にいくつもの設営スペースが設けられています。
テント場

出遅れるとかなり下の方にテントを設営することになりそうでしたが、私たちは比較的山荘に近い上の方に場所を確保することができました。
(それでも山荘まで上がるのには数分かかります・苦笑)

テント場は砂地が多く、平らな場所が確保できれば設営はしやすかったです。
自分たちのテントを設営して落ち着いたところで、お湯を沸かしてお茶を飲みながら軽食をとりました。
テントの入り口を開ければ、目の前には素晴らしい景色が広がっている・・・はずでしたが、真っ白で何も見えませんねー(苦笑)

それでも青空と白いガスのせめぎ合いはまだ続いているようで、時折ガスの中から美しい景色が姿を現して、そして消えて・・・を繰り返していました
景色が見え隠れ

白いガスの合間に見え隠れする唐松岳の頂上を見上げながら、私は考えました。
前回もそうだったように、明日の朝はもっとガスが濃くなってるかもしれないなぁ。
今なら頂上で少し待てば、一瞬でも景色が見られるかもしれない

というわけで、私たちは最低限の装備を持ってテントを抜け出し、唐松岳の頂上へ向けて歩き始めました。
砂礫の道は濃いガスに覆われることもありましたが、ロープで誘導してあったので道を見失うことはありませんでした。
するとその時、

「えっ!!コマクサさんっ!?

コマクサがっ!


なんと、この時期にコマクサがぽつり、ぽつりと咲いていたんです!!
さすがに花は終わりかけの雰囲気でしたが、今回出会えるなんて思ってもいませんでした。

予想外の嬉しい出会いに、私のテンションは急上昇☆
足取り軽く、ガスに霞む唐松岳の頂上を目指して進んでいきました。
頂上へ

後半は大きな岩が増えて傾斜も結構あるように感じましたが、距離が短かったのでつらくはありませんでした。
そして、岩だらけの坂を登り切ると・・・

唐松岳、頂上ですっ!!
わぁぁあ、青空も見えてきたよーっ!!
唐松岳頂上

次々とガスの塊が流れてくるものの、山の神様が親切にも、数分おきにさぁっと幕を開けるようにして辺りの景色を私たちに見せてくれました。
念願だった唐松岳頂上からの景色を、この目でしっかりと見ることができましたよー!!
素晴らしい!感謝、感激です
景色が見えましたー!

満足した私たちは、やや風が強くて肌寒かったこともあったので、テントへ戻ることにしました。
こうして山頂を後にして下り始めると、とたんに濃いガスが辺りに立ち込め始めました。
その後、残念ながらもうガスが晴れることはありませんでした。
私たちは本当にラッキーだったんだね。

そしてテントへ戻ると、ガスはさらに濃く、風もかなり強くなってきました。
周囲を散策することもできないので、お茶を飲んで、同行者さんとお喋りを楽しんで、お昼寝をして・・・と、夕方までのーんびり過ごしました。
たとえ景色が見えなくても、山の中でお昼寝したり、何もせずにのんびり過ごすのって、なんだかとっても幸せなんですよねー

午後になってからは、テント泊の登山者さんたちが次々と到着されたようで、私たちの周りにもいくつものテントが立ちました。
風とガスがあるので、設営するのは大変そう。一度私のテントに隣の方のテントポールが刺さってきて、危ないところでした
破れなくて良かった・・・。

そして待ちに待った夕食タイム!
今回のメインはマルタイ 棒ラーメンにフリーズドライのちゃんぽんの具を入れた特製ラーメンです。
写真は前回の立山・剱岳登山2日目のレポートに載せているのとほぼ同じなので省略します(笑)

それから・・・今回はもう1品、試しに作ってみたいものがありました。
それがこちら!
試作品!

粉末マッシュポテトにチーズ&ベーコン風味のふりかけとお湯を混ぜてジップロックの中で丸め、砕いたポテトチップスをまぶして作った「なんちゃってコロッケ」(笑)
こちらはクックパッドさんに載っていたレシピを参考にさせて頂きました。
私の作り方が雑だったので見た目はコロッケというには「?」ですが(苦笑)、味はとても美味しかったです

夕食を終えて片付けと寝支度を調えた私たちは、寝袋にもぐりこみました。
時々強い風がテントの壁をぐうっと押してきていますが、テントが飛ばされたりするような心配はありませんでした。

明日はご来光、見えるかなぁ?
それではお休みなさい

【次回へ続く】
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