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2013.02飯盛山登山

飯盛山(1,643m)/長野県南佐久郡南牧村



■今回のコース(出発&到着時刻)
平沢峠(獅子岩)登山口10:30→11:19平沢山山頂11:24→11:45飯盛山山頂11:50→11:55山頂下で休憩12:59→13:43平沢峠(獅子岩)登山口

■参考マップ
山と高原地図 32 八ヶ岳


手術前、最後の山登りになりました。

手術を受けたらいつまた山へ戻れるのかは分かりません。だから、最後にどうしても会いに行きたかったんです。
白く輝く八ヶ岳に。

とはいえ、八ヶ岳そのものに登ることは、今の私の状態ではリスクが大きすぎました。
そのため、以前にもお邪魔したことのある飯盛山へ登ることにしたんです!


飯盛山は獅子岩駐車場からなら行程は短めで、しかも目の前にどーんと八ヶ岳が聳える様子を見ることができるんですよね。
手術前最後の登山、目一杯楽しんできます!


こうして当日の朝、獅子岩駐車場へとやってきた私たち。
駐車場へ至る道にも凍結箇所がありましたが、駐車場もすっかり雪に埋もれています。

そして早速、この景色が私たちを出迎えてくれましたーっ!!
雪を頂いた八ヶ岳の山々が、麓の方までくっきりと見渡せます!
八ヶ岳がどーん!

さらに、赤岳をズームしてみると・・・この迫力です。
赤岳アップ

美しい、本当に美しいっ!
この光景をぜひ見たかったんです

この時点ですでに目的を達成してしまったので、登山は終了・・・なんてことはもちろんありません(笑)
この時期、飯盛山は完全に雪山になっているんです。久々の雪の感触、とっても楽しみです☆

今回は装備的には6本爪の軽アイゼンとストックがあれば大丈夫そう(4本爪だと慣れていない人は急降下の時ちょっと恐いかも)なのですが、今シーズン最後の雪山ということで、完全雪山装備を用意しました(笑)

しかも、体力のある男性2人が同行してくれたので、万が一の時はかついで下ろしてもらえるという万全の体制(笑)

それでは準備を整えて、いざ登山スタート!
まずはアイゼンは着けずにストックのみで歩き始めます。
それにしてもいいお天気だぁー
いざ出発

ここからは時折開けた場所を挟みながら、林の中に伸びている明瞭なトレースを辿ります。
木々はすっかり葉を落としているので、青空が見えてとても明るいです。
林の中

前回この道は下りに使いましたが、その時はぬかるみがあったりしてやや歩きづらかった記憶があります。
今は雪に覆われて、とっても歩きやすくなりました!
スノーシューの方も多く歩かれているようで、雪は程よく踏み固められ、私が歩いた時には凍結箇所もありませんでした。
アイゼンがなくても不安なく歩くことができます。

林の中は風もなく穏やかだったので、登っていて暑くなるほどでした。
足の状態も良好です。うん、快適快適!

獅子岩(平沢峠)から飯盛山までは夏道で約1時間のコースタイムですが、その手前に平沢山があります。
平沢山を経由しない巻き道もあるのですが、行きに平沢山へ寄ってみることにしました。
平沢山の頂上辺りから見る飯盛山と富士山のコラボレーションがとっても素敵なんですよー☆

というわけで、傾斜のある雪の斜面をみんなで息を弾ませながら登っていきます。
登ります

そして・・・大きく開けた平沢山の頂上に到着ー!!
平沢山山頂!

期待していた景色もばっちりでした
整った山容の飯盛山と富士山が並ぶ様子を見ていると、まるで親子か兄弟の山であるかのように思えてくるんです
飯盛山と富士山

このアングルでの雪景色は初めて見たので、とっても感動しました!
いやー、本当にキレイだなぁ

また、八ヶ岳だけでなく南アルプスの山々を望むことができました。
中央にひときわ白く輝くのが北岳、その左手前には写真が小さくて見づらいですが、鳳凰三山地蔵岳のオベリスクも見えています。
写真右側のどっしりとした大きな山容は甲斐駒ケ岳ですね。
南アルプス

今はこうして遠くから見上げることしかできない山々ですが、それぞれの山に以前お邪魔した時のことを思い出しました。
どの山も汗だくになりながら、この2本の足で一歩一歩、歩き続けてきたものでした。
本当に楽しかったなぁ

しばらく平沢山頂上からの眺望を楽しんだ私たちは、その先にある飯盛山へと向かうことにしました。
実は、ここからの下り坂がかなり急なんです

凍結しているわけではなかったので、雪山歩きをされている方ならアイゼンなしでも大丈夫とは思います(私もアイゼンは着けずに下りました)
少し不安がある方は六本爪アイゼンがあれば安心できそうな感じでした。
久しぶりに雪の道を下るのはとても楽しかったです

急坂を下り、巻き道と合流してさらに進むと、なだらかで開けた道になりました。
目指すのはあの頂です!
坂を登って・・・

そして、最後の坂をえいやっと登りきると・・・
飯盛山に登頂しましたーっ!!
飯盛山山頂!

雲ひとつない青空の下、360度の大絶景が広がります
山頂周辺には多くの登山者さんがいらっしゃったので、ここでは人の写っていないこちらの1枚を。
どーんと八ヶ岳ですっ!!
山頂からの景色

お天気と展望に恵まれて、こんなに楽しいことはありません
私たちは「すごいねぇ!」なんて言い合いながら、景色を眺めたり写真を撮り合ったりしました。

気付けば時刻はそろそろお昼を迎えようとしています。
私たちは人の多い山頂付近からいったん下り、先ほどのなだらかな広い場所へと移動しました。

そこで荷物を下ろすと、早速山ごはん作りにとりかかりました!
山ごはんを楽しむことも、今回の主な目的のひとつだったんですよねー

今回、同行者さんがニューバウルー ホットサンドメーカーという調理器具を持ってきてくれていたんです。
これにパンと具を挟んで焼くと・・・あつあつホットサンドの出来上がりー!
ホットサンド!

これがものすごく美味しかったです!!
特に、熱々のチーズがとろーりとろけているのなんて最高!

ホットサンドメーカーはそれなりに重量があるのでどの山行にも持って行けるものではないと思いますが、今回のように雪の上で、真っ白な八ヶ岳を眺めながら頂くホットサンドは感動モノでした。
用意してきてくれた同行者さんに感謝です
八ヶ岳を眺めながら

他にもスープやら肉まんやら色々作ったのですが、みんなでパン一斤をあっさり食べ切ってしまいました(笑)

こうして1時間ほどのんびりと雪上で過ごした私たちは、荷物を片付けて下山を始めることにしました。
飯盛山さん、本当にありがとうございました。またいつかお会いしましょう!
さよなら飯盛山

帰りは念のためアイゼンを装着。
来た道を戻り始めると、目の前には八ヶ岳が大きく聳えていました。
目の前に八ヶ岳

赤岳へは2010年の夏に初めてお邪魔したことを思い出します。
また、翌年には八ヶ岳を北から南へとテント泊縦走したことも懐かしく感じます。


本格的に登山を始めてから約4年半、本当に色々なことがありました。
失敗したり感動したり、泣いたり笑ったり・・・どの山にも素晴らしい思い出があります。

こうして山を歩き続けた日々も、明日からはしばらくお休みです。
次はいつ戻ってこれるのか、確かなことは分かりません。

それでも今はっきりと分かることがあります。
山で過ごした時間の1秒、1秒が、どれだけ貴重なものだったのか。
その一歩、一歩がどんなに大切で、幸せなことだったのか。

私はこれまでの4年半のことを心に思い浮かべながら、山を下りていきました。


ほどなく、平沢山への道と巻き道の分岐にたどり着きましたー。
先ほどの急降下の道を思い浮かべつつ、今回は巻き道を進みます(笑)
巻き道へ!

それから、道は林の中へ。
雪の道はとても歩きやすく足の調子も良いので、足下の感触を楽しみながらサクサク下っていきました。
林の中

このまま下山しちゃうのかな・・・?と思ったら、林が途切れて八ヶ岳が再び顔を出してくれましたー!
最後に八ヶ岳


真っ青な空に輝く白い山並み。
私はこの時、山の神様が笑顔で「またおいでよ」って言ってくれているように感じました。

そして、ついに・・・下山完了。
下山完了!

私の手術前最後の山登りが、こうして終わりました。


こうして、トラブルなく無事に下山することができた私たち。
今回の登山では、飯盛山の眺望の素晴らしさを再度実感することになりました。
また、今回はそれだけでなく、冬は短い行程で雪山歩きを楽しめる山であるという新たな魅力にも気付きました。

同じ山でも季節を変えれば、また違った一面に出会うことができますね。
そう考えると、今後お邪魔したい山が増えすぎて、パンクしそうになります(笑)

というわけで、私はこれから、大きな地上の山へ向かっていきたいと思います。
手術とリハビリを頑張って、また必ず山へ帰ってきたいと思います!


この4年半登らせて下さった山の皆さま、山行を共にして下さった山仲間の皆さま、ブログをご覧下さった皆さま、
本当に、本当に、
本当にありがとうございました

【終わり】
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Comment

2013.07.31 Wed 07:21  |  管理人のみ閲覧できます

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2013.08.01 Thu 22:45  |  p(^^)gガンバッテ!

手術 そして リハビリと 本人にしてみれば随分と長い時間でしょうが
ゼッタイ また 山へ戻れますから 頑張ってください

2013.08.06 Tue 21:37  |  zzneco様

zzneco様、こんばんは!コメントありがとうございます。

そうですね、絶対戻るんだという気持ちを強く持って、これからもリハビリ頑張ります!
ありがとうございます☆

2013.08.28 Wed 00:45  |  管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

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