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2013.07天覧山登山(ハイキング)

天覧山(195m/埼玉県飯能市)



■今回のコース(出発&到着時刻)
登山口7:28→中腹の広場7:48→7:53山頂8:03→中腹の広場8:11→8:25登山口

■参考マップ
山と高原地図 22 奥武蔵・秩父

3月上旬に足の手術を受けてから、もうすぐ5ヶ月になろうとしています。
術前の説明では歩けるようになるまでに3ヶ月、その後1ヶ月位でスポーツ復帰予定とのことでした。
しかし、現実はそう順調には進まないもので・・・歩けるようになるまでに4ヶ月近くかかってしまいました

松葉杖を卒業してから1ヶ月近く経過しましたが、歩けるとは言ってもまだ片足を少し引きずるような歩き方です。
大きな段差や急な坂は歩くのにとても苦労します

それでも、この4ヶ月ほとんど動くことができなかった私にとっては、大きな進歩でもありました。
すっかり落ちてしまった筋肉、その代わりにたっぷり身に付いてしまった脂肪・・・(苦笑)
これからはリハビリと並行して、無理のない範囲でできるだけ歩きながら元の身体に戻していかなければなりません。

ほんの少しでもいい、ごくごく軽いハイキングでいいから山の空気を吸いに行きたいな。
そう考えた時に、私の頭に浮かぶのはこの山しかありませんでした。

それが、天覧山。

私の登山の原点とも言える奥武蔵エリアの超低山です
とてもよく整備された登山道に、片道30分かからない位のとても短い行程。
それでいて、山頂からの眺望は抜群ときたら、これは今の私に最適なお山ではありませんか!

というわけで、単独行は危険なので同伴者さん1名とともに埼玉県の飯能市へと向かった私。

登山道近くに差し掛かると、お寺の向こうにこんもりと盛り上がる標高195mのその山が見えてきます。
いよいよ久しぶりの山登りだなぁー。とてもワクワクしてきます!
天覧山です

そして案内標識に従って、能仁寺の脇から登山道へ入りました。
登山道と言っても最初は舗装道路なのですが・・・
いよいよスタート

鬱蒼と生い茂る木々の淡い緑や濃い緑の葉たちが、まるでトンネルのように私たちを出迎えてくれました
湿度を感じさせる土の匂いに、わずかに涼しさを感じさせる森の空気。
辺りに響き渡るセミたちの鳴き声に包まれると、もう町の喧騒は耳には届いてきません。

あぁ、山だな。山に戻ってきたんだな。
この時の私にとってはちょっときつめな坂道をゆっくりゆっくりと登っていきながら、とても幸せな気分に浸っていました

・・・と、誰もいないはずの坂の上に、ちらりと何か生き物の気配を感じました。
何だろう?と目を凝らしても、何もいません。

おかしいな、今何かが動いたような気がしたんだけど・・・

と、その時!!
私は驚くべき光景を目にしたんです!!

なんと、木から落ちてきた毬栗が、そのまま坂道をコロコロ転がってきていたの!!
何個か転がってきたんだけど、カメラの準備が間に合わず
というわけで、下山途中に毬栗さんに協力して頂いた再現動画をご覧下さい(苦笑)


木から落ちてきた毬栗さんが1人でトコトコお散歩してるみたいで、めちゃめちゃキュートではありませんかっ
しかもかなり長距離お散歩してます(笑)

こんな光景は初めてみたので、大興奮で見入ってしまいました

そして、あっという間に中腹の広場に到着しましたー。
ここにはあずま屋やトイレがあります。
広場に着きました

そして、天覧山周辺図があったので写真を1枚。
天覧山がどれだけコンパクトでかわいらしい山なのかが分かりやすかったです。
周辺案内図

ここから先は土の道になり、山頂直下には少しだけ岩場もあるので気を付けなければいけません。
私は靴ひもを締め直し、登山用ステッキ(シナノ サントレース 3YS)を持って先へと進みました。

いよいよ登山道らしくなってきましたよー!
先へ進みます

この日はとてもよいお天気でしたが、登山道はやや湿っていて一部にややぬかるんでいる箇所もありました。
道自体はとても整備されているので危険は特にないのですが、今の私は足の踏ん張りがあまりきかないので、スリップしないよう慎重に登っていきます。
ややぬかるんでいます

そして十六羅漢・岩場経由の道と、岩場を経由しない道の分岐にぶつかりました。
登りは前者を通ることにして、左方向へ進みます。

ここからも整備された道ですが、少し傾斜もあるので気を付けて足を踏み出します。
整備された道

やがて、迫力ある岩場が出てきましたー!
岩場登場!

この岩場の辺りでは、ユニークな表情の十六羅漢を見ることができます。
この表情を見ているだけでも楽しくなってきますねー
ユニークな表情の十六羅漢さん

そしていよいよ道幅が狭まり、段差も大きくなってきました。
山頂が近いんだね。よし、とにかく足元には気を付けながらゆっくり登っていこう!
細くなりました

・・・と思ったら、突然スズメバチがぶーんと飛んできたんです!!
ひえええええー!!
蜂も怖いし岩場も危険だし・・・冷や汗をかきながら少しだけペースアップして登っていきました。

それでも、一瞬見えた景色はしっかりと目に焼き付けておきましたよー(苦笑)
一瞬見えた景色

そして、白い建物と石段が目の前に現れました。
見覚えのある場所。ここを登れば・・・ついに・・・・・・!!
ここを登れば・・・

やったぁぁぁー!!
天覧山、山頂に到着ですっ!!
天覧山山頂!

天覧山の山頂を訪れるのはこれで3回目。登山口からは今の私の足でも30分とかからない、とても短い行程でした。
それでも・・・この時の登頂は、私にとって本当に本当に、特別な意味がありました

「本当に・・・おめでとう!!
今回の登山をサポートしてくれた同伴者さんが、心のこもったお祝いの言葉をかけてくれました。
山頂標識の前でがっちり握手をした時、胸の奥からぐわぁっと熱い感情が込み上げてくるのを感じました。

それでも、私は込み上げてきたものをぐっとこらえました。
これはまだまだ第一歩なんだ。まだまだこれから始まったばかりなんだ。
涙を流すのは、自分が本当に登山者として復帰できたその時までとっておこう

こんな風に195mの山頂で大喜びする私たちを見かねてか、居合わせた登山者さんに「写真を撮ってあげるよ」と声を掛けて頂きまして・・・(苦笑)
ありがたく記念撮影をお願いした後、私たちは展望台の先端まで行って、山頂からの景色を眺めました。

見て、この素晴らしい景色!!
山頂からの見晴らし

濃緑の山々と町が共存する、そんな景色が広がっています。
その様子を動画でも撮りましたので、よろしければご覧ください。


さすがに夏の低山とあって日当たりのよいこの場所はとても暑かったのですが、鳥やセミの鳴き声をBGMにして、しばらくのどかなこの光景を楽しみました
やっぱり山はいいなぁ。山登りって楽しいなぁ。そんなことを何度もつぶやきながら・・・。

さぁ、そろそろ下山開始です
先ほど登ってきた十六羅漢のルートにはまだ蜂がいるかもしれないし、岩場の下りは危ないので、別のルートから下ることにしました。

こちらの道は比較的歩きやすそうですねー。
下山開始


この道は先ほどのような岩場の段差などはなく、途中で十六羅漢ルートと合流して中腹の広場へと戻る形になります。
今の足の状態では登りよりも下りにかなり気を遣いますが、森林浴を楽しみながらゆっくりと下っていきました。
森林浴!

中腹の広場を過ぎれば、舗装道路を下るのみです。
でも、こちらも意外と傾斜があるので気を付けなければ・・・

気付けばこの道も、色んな発見がありました。
かわいらしい花も咲いていましたよーカタバミの仲間でしょうか?
花も咲いていました

それから迫力ある道端の木。根っこが指のようにがっちりと地面をつかんでいます!
木もすごいです

こうして最後まで山の景色を楽しみながら、登山口である能仁寺のところまで戻ってきましたー!
中腹の広場や山頂での休憩時間を含めても、往復1時間ほどの山歩きでした。
能仁寺


今回の約5ヶ月ぶりとなる登山は、こうして無事に幕を下ろしました。
思えば2008年に登山を始めてから、これほど山登りの間隔が空いたことはなかったかもしれません。

改めて、山登りは楽しいなぁ!と思いました。
緑に包まれているだけで、山の空気を吸うだけで本当に幸せな気分になれます。
私はやっぱり、山が好きなんだと再確認しました

今はまだ不安定ではありますが、歩けることに心から感謝したいと思います。
そして、いつか山で心から喜びの涙を流せる日がくるよう、これからもリハビリやトレーニングに励みたいと思います!

【終わり】
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Comment

2013.10.06 Sun 21:04  |  山って本当にいいですね♪

思いの原点にある山・・・
誰にもあると思いますが、そこが心身ともに癒しの場であることはいいですね。

この秋にはどちらかへ行かれたりしますか?

良いリハビリになるいことを願っていますね。

2013.10.07 Mon 19:45  |  感動の一歩ですね

山小僧もこの山と多峯主山から山行が始まった山です。

読んでいて本当に山へ対する思いが分かりますよ。心のそこから好きなんですね!

山小僧は笠取山リベンジしてきました(前回視界5m)今回は素晴らしい雲海と全ての山を見渡すことができました!!!

Yamajoshiのブログ読んで改めて思いました何事も一歩からはじまるんですね!

これからも楽しい山行を!

  • #-
  • 山小僧
  • URL

2013.10.07 Mon 23:05  |  

私の登った山をgoogleすると(ex浅間山登山、苗場山、八ヶ岳赤岳)、山女子さんの記事が(先に)並行して出てくるので何となく覚えていましたが、今日初めてどんな人?とクリックしてみました。読んでいて楽しい、気持ちの伝わるレポで感心しました。それよりびっくりしたのは、足の手術の件と、リカバリー展覧山じゃあないですか。
私もといっても、ずっと年輩・初心者の者ですが、私は6年前に心臓手術を受けて昨年4月、お近くの日和田山がリカバリー最初の山でした。そして9月に木曽御嶽山に登れた時は涙が出ました。
恐らく山女子さんもそういう瞬間が来るのではと思っています。そのためにも、どうか足の調子を確かめながら、慎重に回復させていってくださいね。
(私のブログ名:青い空とわたし)

2013.10.08 Tue 12:54  |  おめでとう!

毎日、昼休みにお邪魔して、いつ戻ってくるのかと心待ちにしていました。 低山とは言え最初の一歩を踏み出せたのですね。
おめでとう!
yamajyoshiさんの記事は山への思いが溢れていて清々しい気持ちになります。
私は、先々週、乗鞍剣ヶ峰に登りました。2回目ですが、前回よりも山登りの体ができてきたのか楽に登れました。快晴であこがれの槍ヶ岳も良く見えましたよ。
yamajyoshiさんも無理をせず、マイペースで体調を整備して下さい。そして、これからも山の記事を楽しみに待っています。

2013.10.08 Tue 16:01  |  頑張りましたね

低い山とはいえ、よく頑張りました!
登山は本当に健康体じゃないと出来ないですよね。私も怪我した翌年の赤岳はかなーり不安でしたが、目の前の事に集中してたので、頂上についた時は感無量でしたよ。ゆっくりと焦らず頑張ってください!動かさないとダメですよ!

  • #-
  • ねこしょうじ
  • URL

2013.10.15 Tue 22:58  |  海花様

海花様、こんばんは☆コメントありがとうございます。
返信が遅れてしまってごめんなさい!

私には立地上の「裏山」はないのですが、「心の裏山」と呼べる場所が奥武蔵の山々なんです。
こうして戻って来れて、とても嬉しかったです♪

この秋も少しずつですが、テーマを決めてリハビリ登山を進めています。
ありがとうございます。今後もがんばります!

2013.10.15 Tue 23:06  |  山小僧様

山小僧様、こんばんは!コメントありがとうございます。
返信が遅れてしまってごめんなさい。

山小僧様にとっても天覧山~多峯主山は思い入れの強い場所だったのですね。
私もリハビリ登山をスタートするならここから、と思っていました!(さすがに多峯主山まではいけませんでしたが)

笠取山、お疲れ様でした!今回は素晴らしいお天気に恵まれたようで何よりです。
あの急な一本道、私もまた登りにいきたいです♪

2013.10.15 Tue 23:10  |  Sora様

Sora様、こんばんは!コメントありがとうございます。
返信が遅れてしまってごめんなさい。

なんと、Sora様は6年前に心臓の手術をなさっていたのですね。それはとても大変だったでしょうね。。。
その後登山にも復帰されたとのこと、何よりでした!
日和田山もいいですねー。私も近々ぜひお邪魔したいです。

はい、ありがとうございます!いつか来る「その瞬間」を目標に、今後も頑張ります!
Sora様もどうぞお身体ご自愛ください。

2013.10.15 Tue 23:14  |  yokko様

yokko様、こんばんは!コメントありがとうございます。
返信が遅れてしまい、ごめんなさい。

ありがとうございます。ようやくこの夏からリハビリ登山を開始することができました。
まだまだ完治とはいきませんが、これからもマイペースで進んでいきたいと思います☆

乗鞍剣ヶ峰お疲れ様でした!快晴だと本当に素晴らしい景色を楽しめますよね☆
雷鳥さんには会えましたか?

yokko様もどうぞ体調にはお気をつけて、これからも山を楽しんで下さいね♪

2013.10.15 Tue 23:17  |  ねこしょうじ様

ねこしょうじ様、こんばんは☆コメントありがとうございます。
返信が遅れてしまってごめんなさい。

ありがとうございます。行程のとても短いハイキングでしたが、無事に歩ききることができてとても充実感がありました。

おっしゃる通り、しばらくじっとしていたり、起床してすぐは足首の動きが悪いです(^^;)
これからも毎日地道にリハビリ頑張ります!

2013.10.19 Sat 21:10  |  山はていねいに登るのがGOOD

山女子さん良かったですね。つらかったろうけど、こうしてていねいに山を登ることができて新たに見つけられたことも多かったようですね。
自分のように少し登れるからといって北岳日帰り(台風接近で仕方なく)みたいなことしても、3日間放心状態になるだけで、山の細かいことは思い出せません。あんなに憧れていた山だったのに。
今の山女子さんのように、山はゆっくりとていねいに登りたいですね!。
来年は70Lのザック背負って白峰三山ゆっくりと縦走したいです。

2013.10.28 Mon 22:32  |  kazz様

kazz様、こんばんは!コメントありがとうございます。

ありがとうございます。そうですね、一度山を離れたからこそ新たに見えてくるものもあったと思います。
北岳日帰りでしたかー、お疲れ様でした!

私もまた北岳にお邪魔したいです☆

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