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2015.02【エクアドル登山旅行】コトパクシ登山(登頂なし)

※登山旅行のレポートについて

【2015.02エクアドル登山旅行】山行一覧
◆ピチンチャ登山
◆コトパクシ登山
◆チンボラソ登山

※エクアドル登山旅行の報告記事はこちら
今年最初の登山旅行は、南米・エクアドルへ!


コトパクシ山(Cotopaxi:5,897m/エクアドル・コトパクシ県)

※あまりの低温だったためか、GPSの記録が登山途中のかなり早い段階で途切れてしまいました・・・このため記録は途中までになっています。
※ルートラボだと周辺の詳細地図が無いようです
ルートマップページはコチラ

■今回のコースと所要時間
所要時間合計(休憩等込み):約9時間25分

(行動時間)
駐車場(標高約4,500m)―【約1時間15分】→ホセリバス小屋(標高約4,800m)―【約1時間】→氷河末端(標高5,100m位?)―【約4時間35分】→この日の最高地点(引き返すことを決めた地点)―【約1時間50分】→氷河末端―【約30分】→ホセリバス小屋―【約15分】→駐車場
※詳細な記録がつけられなかったため、行動時間の中に細かい休憩が多数含まれてしまっています。


さぁ、ここからはエクアドルの高峰登山2連続!
まずはコトパクシへお邪魔しましたー!

コトパクシはエクアドル第二の高峰で、その整った姿はまるで富士山のようです。
しかし、標高は富士山よりもずっと高く、5,897mもあるんです!
本当にすごい山ですね・・・。
コトパクシ1

登山の際にはちょうど雪の積もっているラインより少し下、標高約4,500m地点まで車で行くことができます。
そして標高5,000mを超えてくる辺りからは、ただただ真っ白な氷河の世界を登っていくんです。

写真は小さくて分かりづらいですが、よーく見ると山頂に向かうジグザグの道があるんですよー。
コトパクシ2

あんなところを登るのか・・・果たして自分に登れるのだろうか・・・
登山前日、私は色んな思いでその山を見上げていました。


コトパクシ登山は、初日に駐車場からホセリバス小屋(標高約4,800m、駐車場から徒歩1時間程度)まで登り、翌日登頂を目指すという1泊2日コースが一般的なようです。
しかし今回、小屋の改装工事が予定よりも長引いてしまっているようで、私たちは宿泊することができませんでした・・・

とても長くて急なコースであることと、6,000m近い標高であることから、小屋に泊まれるとかなり助かるところだったのですが・・・こればっかりは仕方がありません。
私たちは出発当日に麓の宿から駐車場まで車で上がり、そこから登山をスタートさせることにしました


そして当日、真夜中に駐車場までやってきた私たち。
祈りが通じたのか、天気は晴れていて視界も良好でした。

コトパクシの氷河が月の光に照らされて暗闇に白く浮かび上がっている様子は、信じられないほど美しく、幻想的でした。
私は移動中の車窓からその光景をずっと眺めながら、「この景色を、私は一生忘れない」と心に誓ったのでした。


しかし、駐車場に着いて車を降りると、かなりの強風が吹き付けてきたのでびっくり
カメラが風に煽られて固定できないのと、夜の暗さが相まって、撮った写真はブレッブレになってしまいました(苦笑)
本当はもっとキレイだったんですよーっ
コトパクシ3

私たちは車を風除けにしながら装備をしっかりと整えて、ヘッドライトを点けるといよいよ歩き始めました。

しばらくは富士山の砂走りを思わせるような砂礫の道が続きます。
足を取られてずるずるっと滑るので、やや歩きづらくてペースが上がりませんでしたが、1時間15分ほどでホセリバス小屋までやってくることができました


えっと・・・ある意味では、ここから登山スタートとも言います(苦笑)

小屋からさらに進んでいくと少しずつ雪が出て来て、ついに氷河末端に到着しました!
ここからアイゼンを装着して登り始めます。前日に登山をした別のガイドさんから聞いていた通り、雪の状態が良くてアイゼンがしっかり効くので助かりました

この頃から山頂方面は雲に覆われてしまいましたが、眼下の雲間に見え隠れするオレンジ色の町の光を心のよりどころにして、一歩一歩登っていきました。
コトパクシ4

やがて傾斜はびっくりするぐらい急になってきました
顔を上げれば、これまでちょっと見たことがないぐらいに長い、長い、長―――い急坂が果てしなく続いているのが見えました

標高もすでに5,000mを超えています。心臓も肺も脳も筋肉も、全身総動員で登っていきました。
暗闇ではありますが、見える範囲の景色はとても壮大でした明るくなったら、どんなに素晴らしい景色が広がるんだろう・・・。
コトパクシ5

しかし、そのうちに、私たちは先行していた何組かのグループと立て続けにすれ違いました。
彼らは登頂したのではなく、上の方の天候が悪いので途中で引き返してきたとのことでした。

ガイドさん同士であれこれ情報交換をしてもらった(スペイン語が分からないので参加できない・苦笑)結果、まだ登山は可能とのことで、私たちはさらに上を目指していきました。

でも・・・こうして登っていくうちに、状況は確かに少しずつ良くない方向へ変わり始めていました。
相変わらず吹き付けてくる強い風に、霙が混ざるようになってきたんです
コトパクシ6

うちのガイドさんは「何とかして頂上に立たせてあげよう」という気持ちの強い方で、その思いは繋がったロープを通じてひしひしと伝わってきました。
そのためには天候がこれ以上悪くなる前に、もっとペースアップして登っていきたいところですが・・・高度順応が完全ではない身体では、現状のペースで精一杯でした。

私は低酸素の中、飛びそうになる意識を何度も引き戻し、とてつもなく急で終わりの見えない斜面をひたすら懸命に!懸命に!!懸命に!!!登り続けました。


それでも・・・

「登頂よりも大切なもの」を、見失ってはいけないね。


登山開始から7時間弱、標高は5,700mほどまで上がった頃でしょうか。(GPSが途中で切れてしまったため、後でガイドさんから伺った標高です
私たちは登頂を目指すことをやめ、引き返すことに決めたのでした


実はこの時、過冷却と思われる現象が発生していたのだと思います。
風に乗って吹き付けてくる水滴は、私たちの身体や装備に当たるとたちまち氷化して、みるみる分厚く成長していきました。
(これは手袋をしている手の写真です)
コトパクシ7

厳冬期用の装備を整えていたので、生身の身体に凍傷などの影響が出ることはありませんでしたが、氷で身体も重くなってくるし、長時間ここに滞在するのは危険
とはいえ、先ほどまでかなりきつい思いをして登ってきた長―――い急斜面は、下りもそう楽なものではありませんでした

度々細かい休憩を挟みながら、ただただ白い世界をとにかく下って、下って、下って・・・・・・
一度座り込んでしまうともう動きたくなくなってしまうので、何度も気持ちを入れ直して、ひたすら下り続けました。
コトパクシ8

そして登りの時よりはさすがに早く、氷河末端まで戻ってくることができましたー!!
ふーっ・・・・・・。

ここでアイゼンを外し、身体に着いている氷を叩き割って落としました。(手で簡単にはがせるようなレベルじゃなかった
ピッケルもストックも一回り太くなっていると思ったら、氷漬けじゃありませんか!!
コトパクシ9

さぁ、ここからは駐車場まで下るのみです。
登りでは暗くてよく分からなかったけど、こんなに赤茶けた景色だったんだねぇ・・・。
コトパクシ10

しかし、歩き始めると今度はなんだか雨が強くなってきましたー!!
ガイドさんは速い速い!私も頑張ってハイスピードで下っていきました。
コトパクシ11

そしてホセリバス小屋をあっさり通過し、砂走りのような砂礫の道を駆け下りて駐車場へ!
最後はかなり疲れていましたが、足に優しい道だったので助かりましたー。
コトパクシ12

駐車場に着く直前からは雨風がかなり激しくなってきて、嵐の様相に。。。慌てて車に飛び乗りました
ウェアやギアは宿で乾かそう!と車の後部に無造作に積み込んで、風でゆさゆさ揺れる車にエンジンをかけました。

そして、駐車場を後にして少し下っていくと・・・なんと、あっという間にからりとした青空が広がったんです
コトパクシ13

山の天気と麓の天気が違うことはよくありますが、ここまで極端に違っているとは・・・びっくりですねー。
実は、コトパクシの駐車場の辺りから自転車で駆け下りるというアクティビティがあるのですが、その自転車を満載して駐車場へ向かうツアーのバスと途中ですれ違ったんですよね。
車内の皆さん、ワクワク楽しそうな表情でしたが・・・駐車場に着いてびっくりするかも(苦笑)

こうして無事に、麓の宿まで戻ることのできた私たちだったのでした。


というわけで、今回はコトパクシへの登頂は叶いませんでした。状況的にも、無理に登頂を目指さなくて良かったと感じています
ただ、コトパクシからの景色をあまり望めなかったことについては、少し心残りだったなぁー

うん・・・でも、心残りがあるのなら、何度でもまたお邪魔すればいいんだよね。
やっぱり標高が6,000m近い氷河の山は、本当に大きくて、本当に厳しいです。
今回たくさんの課題も見つかったので、それをしっかりと解決して、少しでも成長した自分でまたここを訪れることができたらいいな


麓から見上げたコトパクシの美しい姿、車窓から眺めた月夜に浮かび上がる幻想的な姿は、「ここに来て良かった」と思わせるのに十分なものでした
あの美しい姿を、またいつか・・・。本当に、ありがとうございました!

【終わり】
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