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2015.08双六岳2泊3日テント泊登山(3)【2日目:わさび平小屋~双六小屋後編】

双六岳テント泊登山、(1)(2)の続きです。

登山2日目、初日に宿泊したわさび平小屋を出て鏡平小屋まで登ってきた私たち。
この先には、テント泊装備をかついだ身体にはずっしりとこたえるような急登が待っていました。

山の上の方には雲が湧いてきていましたが、私たちの歩いている斜面は気持ちよーく晴れて・・・いやいや、むしろ暑いのなんの
汗をかきかき、シシウドのお花畑の斜面をゆっくりじっくりと登っていきました。
1508双六岳2日目21

そして、最初の目標にしていた弓折乗越に到着ーっ!
ふぃーっ、きつかった
1508双六岳2日目22

私たちはいったん荷物を下ろし、10分ほど休憩を取りました。
ここからの見晴らしもきっと良いはずなのですが、この時はちょうどガスがわーっと上がってきてしまって、見渡す限り真っ白でした(苦笑)

この分岐から、道は笠ヶ岳方面と双六岳方面に分かれます。
今日は双六小屋でテント泊をするので、双六岳方面へ。
予定では、明日双六小屋からここまで戻ってきて、そのまま笠ヶ岳方面へと進むことになっています。そしてその次の日は、笠新道で下山する計画です。
(その計画通りにはいかなかったわけですが・苦笑)

ここまで来れば、厳しい登りも一段落したはず。それじゃ、双六小屋まで元気に行こうっ
私たちはザックを背負い直して、再び歩き出しました。

って、出だしから意外とキツめの登り坂だったんですけどね(苦笑)
1508双六岳2日目23

周囲にはハイマツが増えてきました。そして、向こうには双六岳方面のゆったりとした山並みも望むことができるようになってきました。
ゆっくりゆっくり、少しずつだけど、確実にあの世界へ向かっていることを実感します

やがて、砂地の広場みたいなところに出てきましたー!
わぁ、何だろここ。どこかの惑星に不時着しちゃったみたい
1508双六岳2日目24

踏み跡を辿って広場の奥へと進んでいくと、緑のロープが張られていて、「花見平」という看板の立てられたところにぶつかりました。
確かに、そのロープの向こう側には花がいっぱい!それに、草もちょっと紅葉しているのかな?とってもキレイな草原が広がっていました。
その向こうに浮かぶ山並みの眺めもまた素敵ですねー
1508双六岳2日目25

花見平を過ぎると、まだまだアップダウンや砂地の細道などが続きます。
1508双六岳2日目26

ここは特に結構崩れた細い道で、ストックを使っている人はキャップをしてくださいという案内看板がありました。
1508双六岳2日目27

ここからさらに急な階段を下りていくと、くろゆりベンチと書かれたベンチのあるスペースに着きました。
先ほどの弓折乗越からまだ30分ほどしか歩いていないのですが、たまらず小休止

いやぁー、荷物が重いせいもありますが、このルートはかなり登り応えがありますね!
時間はたっぷりあるから、焦らず行きましょ

こうして再出発すると、またまた登り坂が
みんなの口数もだいぶ少なくなりましたが(苦笑)、ただ淡々と、マイペースに足を踏み出していきました。

そして、坂を登りきった先で景色が大きく開け、眼下を覆っていたガスが幕を引くようにさぁっと晴れていくと・・・
双六小屋が見えたーっ!!
1508双六岳2日目28

そうそう、あの手前のがテント場で、双六岳へはあっち方面の斜面を登っていって、鷲羽岳も聳えていて・・・
つい先日訪れたばかりなのに、なんだか懐かしい故郷の話をするかのように、ここが初めての同行者さんに説明する私がいました。

さぁ、小屋も見えたし、あとちょっとだ!(思ったより遠い気もするけど・・・苦笑)
やっぱり目標がはっきりと見えると、同じ道のりでも少し足取りが軽くなるような気がします

私たちはゆっくりゆっくり、それでも確かに小屋へと近づいていきました。

そして・・・双六小屋に到着ー!!
って、写真ではまだ到着していませんが・・・(苦笑)
1508双六岳2日目29

私たちはまず小屋でテント泊の受付をして、テントを設営することにしました。
今回も幸いなことに、まだ10張程度しかテントが張られていなかったので、良さそうな場所を選ぶことができました

この日は風がやや強かったので、気をつけてテントを設営し、荷物を片付けて一段落。
さぁ、お昼ごはんを食べよう!

今回は食事をちょっと豪華にしているわけですが、今日のお昼ご飯の用意はありません。
なぜなら・・・前回の縦走5日目、行き会った登山者さんに「双六小屋の食事はとっても美味しいよ」と伺っていたからです!

あの時は自炊にしてしまって、小屋を後にしてからそのことを知ったので、結局双六小屋の食事をとることができなかったんです
ならば、また食べに行かねば
今回、笠ヶ岳へ登るのに敢えて双六小屋を経由することにした理由のひとつが「ここ双六小屋で食事すること」だったと言っても過言ではありません(笑)

というわけでテント場から小屋前のテーブルへと移動した私たちは、ここでカレー&うどんをシェア。
注文して、少し待つと・・・

来ましたーっ!まずはカレー。
具もゴロゴロ入っていて、福神漬けも付いてます!汁物まで付いているとは感激
1508双六岳2日目30

それから、こちらがうどん。これも超本格的!かつおだしの効いた関西風の優しい味が、お腹に染み渡ります
1508双六岳2日目31

あぁー美味しかった!ご馳走様でした
何時間もかけてここまで登ってきたわけですが、ご馳走は一瞬で無くなるものですねー(苦笑)

他のメニューもまた食べに来なければ・・・(笑)


昼食を終えていったんテントに戻った私たち。
テント泊装備をかついでここまで登ってくる時には、だいぶ足取りの重かったメンバーも、少し休んで食事をしたらだいぶ元気を取り戻したようです。

それなら、今のうちに双六岳の頂上へお邪魔してこよう
というわけで、サブザックに必要な荷物を詰めて、私たちは小屋の脇から登山道を登っていきました。

まずはキツイ坂を分岐のところまで。
体力を回復したとはいえ、ここはかなりこたえました
分岐でホッと一息です。
1508双六岳2日目32

そこからさらに進んで、またまた急坂に差し掛かります。
辺りに雲が湧いてきて、涼しくなったのが幸いでした。
1508双六岳2日目33

急斜面を登り切ると、ここから頂上直下まではなだらかで気持ちのいい道が続きます
が・・・前回と違って、景色が真っ白だーっ
1508双六岳2日目34

双六岳に登ったことがない同行者さんへ、「この先に頂上があるんだよ・・・」なんて説明しながら涼しい道を歩いていき、最後ひと登りで無事に双六岳登頂!
1508双六岳2日目35

頂上からの眺めは案の定真っ白。
うーん、残念!でも、雨に降られていないだけラッキーだったよね。

私たちはこの場所にあまり長居はせず、記念撮影だけして下り始めました。
すると・・・ほんの少しだけ、槍ヶ岳がその穂先を見せてくれました
「お疲れ様ー。」
なんて言ってくれているかのようです
1508双六岳2日目36

ありがとう


なだらかな道を引き返し、急坂を下り始めると、眼下の景色が広がりました。
雲はそれこそ帽子のように、山の上にだけ覆いかぶさっていたようです。
1508双六岳2日目37

穏やかな天気の中を、足下に気をつけつつ、辺りの花に目をやりながら下っていく私たち。
こうして無事に、双六小屋まで戻ってくることができましたー


今日は結構歩いたねぇー。お疲れ様でした!
私たちはテントに戻って、夕方までお昼寝を楽しんだのでした(笑)


そして夕方になると、私たちは小屋前のベンチのところに集まりました。
代表者1名に急坂を15分ほど登った分岐のところまでちょっと行ってもらって(ありがとう)、携帯の電波が繋がるところで天気予報の最新情報をチェックしてきてもらいました。

その結果を元に、明日の行動予定について相談しました。

うーん・・・明日と明後日の天気予報が思わしくありません
明日の早い時間はなんとか曇りマークになっているものの、その後は明後日まで雨模様で、特に明後日は風も強まるという予報でした。

そして、ここまでのメンバーの足取りや今後の道の状況のことなど、色んな条件を考えた結果・・・これ以上先へ進むのは賢明ではないと判断しました。
私たちが一番大事にしたいのは笠ヶ岳の頂を踏むことではなく、みんなが事故なく山を楽しんで、笑顔でただいまを言えるような登山にすることだからね

こうして、明日は来た道を引き返して新穂高温泉まで下山することに決まりました
しかも、予定よりも早く天気が崩れる可能性もあり、万が一秩父沢が増水するようなことがあっては危険なので、できるだけ早く出発することにしました。

そうと決まったら、最後は食材消費の宴ですよーっ!!(爆)
まずはウィンナーを豪快にまとめてボイル。(笑)シンプルだけどパリッとしててめちゃめちゃ美味しいんですよねー
1508双六岳2日目38

それから、乾燥野菜たちと焼いた厚切りハムを使ったラーメン!
マルちゃん正麺 袋めん(味噌味)は本当に生麺みたいになるから感動ですよねー
1508双六岳2日目39

他にも、各自残った食材をしっかり消費し、食後のコーヒーや紅茶でホッと一息つきました。

そして食事の片付けを済ませて寝支度を整える頃には、辺りに夜の気配が漂い始めました。
ここから望むと、私のイメージする両翼を広げた様子からはほんのちょっと横を向いた鷲羽岳は、最後までそこに雄々しい姿を見せてくれていました。
1508双六岳2日目40

ありがとうございました
また・・・、またきっと会いに来ますね

【次回へ続く】
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2015.08双六岳2泊3日テント泊登山(2)【2日目:わさび平小屋~双六小屋前編】

双六岳テント泊登山、(1)の続きです。

初日に新穂高温泉からわさび平小屋まで移動してテント泊した私たち。
2日目はまだ夜が明ける前に動き始めました。

テント場が空いていたためか、昨夜は早い時間からとても静かになり、眠る時に耳栓をする必要はありませんでした。
それどころか、近くを流れる沢の音が心地よく耳に入ってきたので、リラックスしてぐっすりと眠ることができました

連日熱帯夜で寝苦しい自宅のベッドより、山の中の方がよっぽど熟睡できますね(苦笑)

目を覚ました私は、お湯を沸かして温かい飲み物とサタケ マジックパスタをいただいてから、片付けを進めます。
(朝はまだ真っ暗だし、周囲に寝ている人もいるので簡単な朝食で済ませています・笑)

昨夕に少しだけぱらついた雨も、すぐに止んだようでこの日の行動に支障はなさそうです。
私たちはテントを片付けて荷物をまとめると、いったん小屋の前まで移動して、身支度とパッキングを済ませました。

さぁ、出発するよ
空はだいぶ明るくなってきていましたが、私たちの歩く林道は背の高い木々に囲まれていたので、しばらくは薄暗い状態が続きました。
1508双六岳2日目1

道は砂利道だったので、薄暗くても特に危険はありませんでした。
写真では写しにくかったのですが、この辺りもテント場同様に美しいブナなどの森が続いていて、とっても気分が良かったです
やがて、木々の合間には朝焼けも見えるようになりました。

奥丸山へ向かう道との分岐を過ぎて少し進むと、開けた河原の景色が広がります。
1508双六岳2日目2

雲が多いけど、お天気もまずまず。
今回はお天気が一番心配だったので、少しホッとしながら先へと進んでいきました。

ここからの登りは、石畳のような雰囲気の道になりました。
大きな岩がゴロゴロしているのですが、奥穂高岳登山をした時に通った涸沢~ザイテングラートの登りのように、足を置きやすい平らな岩が積み上げられていたので、思ったより歩きづらさはありませんでした。
1508双六岳2日目3

時折木々に囲まれたり、再び開けたりしながら1時間ほど登っていくと、急に涼しい風がふわーっと吹き付けてきました。
その先にあったのが秩父沢です。きちんと橋がかけられているのですが、渡る時には豊富な水量に圧倒されました。
天気が崩れた時には、この辺りの状況が重要なポイントのひとつになりそうですね
1508双六岳2日目4

この先にももう1つ小さな渡渉がありました。
ひたすら登りベースで岩だらけの道が続いているので、荷物の重さもあってなかなかペースが上がりません

それでも、辺りは緑がいっぱい。そして花もあちこちに見られました。
この花はなんだか毛がふさふさ(笑)
1508双六岳2日目5

何だろう?実も鈴なりです!
1508双六岳2日目6

こうして身近な植物や遠くの景色を楽しむ余裕を残しつつ、淡々と進んでいく私たち。
やがて開けたところに出たーと思ったら、そこに「イタドリヶ原」という表示がありました。
ここから鏡平まで、1時間45分とのこと。うーん、まだ結構あるねぇー

さらに登っていくと、今度は登山道上にクマらしき糞がありましたーっ!!
他の動物かもしれないけど・・・いやー、このボリューム感はやっぱり・・・

なんて言いながらまた少し進んだところに、またもや似たような糞の塊がっ!!

そう言えば、前回の縦走時に、双六岳から三俣蓮華岳に向かう途中でお話した登山者さんに、「新穂高から双六岳に登る途中で熊に会った人がいたらしいよー」って話を聞いていたんだっけ・・・

私たちの先にも登山者さんが何組かいらっしゃったし、熊鈴も付けてるから大丈夫とは思うけど・・・気をつけよう

こうして、雪と緑の雄大な景色が広がる中を登っていった私たち。
1508双六岳2日目7

しばらくして、シシウドヶ原というところまでやってきましたー!
1508双六岳2日目8

ここにはベンチなども設置してあって、景色を眺めながら休憩するのにもってこいの場所でした。
ところが私たち、この数分前にちょっと立ち止まって休憩を取っていたため、ここは少し景色を眺める程度にして先へと進んでいきました。

この先もひたすら登りが続きます。
まだ先は長いので、とにかく淡々と、自分のペースを守って歩を進めていくばかりです。
1508双六岳2日目9

すると、木道が設置されていて、なんだか湿原みたいな雰囲気の場所が現れましたー!
1508双六岳2日目10

へぇ、これまでの道とはちょっと雰囲気が違う感じ。面白いなぁーと興味津々でキョロキョロしながら通過しようとしたら、足下に
「熊のおどり場」
と書いてありました。

そ、そっかぁ・・・さっきの糞って、きっとここに踊りに来た熊さんたちのだったんだね(苦笑)

そこからも景色や花などを眺めながら淡々と登っていくと、ついに「あと5分」という表示が!
1508双六岳2日目11

岩々の積み重なる道を登り、木道を進んでいくと・・・
1508双六岳2日目12

目の前に、とっても美しい池が現れましたーっ!
正面には槍穂高の山並みが聳え、それが鏡のように水面に反射しています。その景色には思わず感動っ
1508双六岳2日目13

しばらく立ち止まってこの美しい景色を眺め、シャッターを何枚も切って、ようやく登山を再開すると・・・
そのすぐ先に鏡平小屋がありました
1508双六岳2日目14

実は前回の縦走で、西鎌尾根を歩いた日(槍ヶ岳山荘~双六小屋)に、あまりにも景色が開けているのでここ鏡平小屋と思われる建物もばっちり見えていたんです。

その時、
「すっごい場所に小屋が建ってるあの小屋からはめちゃめちゃ眺めが良さそうだなぁー」
なんて言っていたのですが、予想通り素晴らしいロケーションの小屋でした

見て、目の前にはこんなに美しい池。
1508双六岳2日目15

それから、ちょーっと雲が上がってきちゃったけど・・・この展望!
小屋の前に掲示されていた分かりやすい展望案内と照らし合わせた感じ、今見えているのは小槍~槍ヶ岳~大喰岳~中岳!で合ってるかな?
1508双六岳2日目16

わさび平小屋から本日の宿泊地である双六小屋までの行程のうち、この段階で半分以上を登ってきたことになります。
残りはコースタイムでいうとだいたい2時間くらいなのですが、地図を見る限り、そう楽な道のりではなさそう・・・
特に、ここから1時間ほどの登りは、かなりの急坂のようです

ちょうど小屋脇のテーブル&ベンチが空いていたので、今後のハードな登りに備えて、ここでしっかり休憩することにしました
売店で冷たい飲み物を買って、行動食をつまみながら景色や地図を眺めてのんびりと。

じっとしていると辺りに虫が集まってきますが、ブヨらしき虫はほとんどおらず、血を吸わないハナアブがほとんどのようでした。
その中で、普段みたことのないカラーリングのハナアブがいたので写真に撮っておいたのですが、帰宅後調べたらヘリヒラタアブという種類らしいと分かりました。
虫が嫌いな人もいると思うのでここには乗せませんが、黄色と黒のしましまではなく、ブルーグレーと黒のしましまでとってもオシャレでしたよー(笑)

30分ほどの休憩を終えて、私たちは重いザックを背負い、再び歩き始めました。
さぁ、まずは弓折乗越までの約1時間。マイペースに楽しく登っていきましょう
1508双六岳2日目17

鏡のように輝く美しい池に渡された木道を通って登山道へ入ると、予想通り結構な登りになりました。
前方の景色が開けると、目の前に立ちはだかる斜面をトラバースするように一筋の道がすぅーっと伸びているのが見えています。

これからのあの道を行くんだね。なかなかキツそうだなぁ
1508双六岳2日目18

振り返れば、下界と上空から湧いてくる雲にはさみうちにされて、槍ヶ岳の姿が今にも消えて無くなりそう・・・
1508双六岳2日目19

それなのに、私たちの歩いている道にはさんさんと真夏の陽射しが降り注いでいて、みんなすぐに汗だくになってしまいました
暑いけど、キツイけど、ゆっくり、ゆっくり、マイペースで。
みんなで声を掛け合いながら、この急な坂道をじわじわと登っていきます。

そんな私たちのことを、辺り一面に満開のシシウドさん(かな?)たちが頑張れ!頑張れ!と励ましてくれていたのでした
1508双六岳2日目20

【次回へ続く】
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2015.08双六岳2泊3日テント泊登山(1)【1日目:新穂高温泉~わさび平小屋】

双六岳(2,860m)/岐阜県高山市、長野県大町市


ルート詳細はコチラ
※2日目の双六小屋から双六岳への往復の記録をとり忘れたようです・・・すみません

■今回のコースと所要時間
所要時間合計(テント設営撤収、食事、休憩等込み):
【1日目】約1時間40分
【2日目】約10時間
【3日目】約5時間55分

(行動時間)
【1日目】
新穂高温泉登山者用無料駐車場(仮設トイレあり)―【約20分】→新穂高センター(トイレあり)―【約1時間20分】→わさび平小屋(トイレあり)(テント泊)

【2日目】
わさび平小屋(トイレあり)―【約1時間20分】→秩父沢―【約2時間10分】→鏡平山荘(トイレあり)―【約55分】→弓折乗越(弓折岳分岐)―【約1時間10分】→双六小屋(トイレあり)―【約55分】→双六岳頂上―【約50分】→双六小屋(テント泊)

【3日目】
双六小屋(トイレあり)―【約1時間10分】→弓折乗越(弓折岳分岐)―【約30分】→鏡平山荘(トイレあり)―【約1時間25分】→秩父沢―【約40分】→林道―【約15分】→わさび平小屋(トイレあり)―【約1時間】→新穂高センター(トイレあり)

■参考マップ
山と高原地図 35 鹿島槍・五竜岳 北アルプス
山と高原地図 36 剱・立山 北アルプス
山と高原地図 37 槍ヶ岳・穂高岳



前回、北アルプスで充実した夏休みを過ごすことができた私。
実は早くも夏の山旅第二弾の計画を立てていました(笑)

今度は4~5泊程度で南アルプス南部の山々へお邪魔しようと、打ち合わせを進めていたのですが・・・
出発の日が近づくにつれて、日程後半の天気予報がだんだんと怪しくなってきたんです

南アルプス南部はアクセスが良くないので、悪天候につかまると下山後もしばらく動けなくなってしまう恐れがあります。
日程を短縮することも考えましたが、メンバーのお休みの都合や移動時間を考えると、山で過ごす時間が大幅に削られてしまう・・・

相談を重ねた結果、計画当初から代案として考えていた、北アルプス笠ヶ岳へのテント泊登山に変更することにしました
えぇと・・・タイトルと行き先が違っている理由については、これからのレポートの中で明らかになるでしょう(苦笑)

笠ヶ岳は私が以前からずっとずっと憧れていたお山で、前回の縦走時にも、笠ヶ岳へ立ち寄るかどうかギリギリまで悩んでいたのでした。
このタイミングでお邪魔するチャンスができて、とっても嬉しかったのですが、笠ヶ岳って新穂高温泉から直接登り下りするには、道がかなり急でハードなんですよね

そこで、移動疲れもある初日は、無理せずいったんわさび平小屋でテント泊しようということになりました。
そして翌日は一気に笠ヶ岳へ・・・と思いきや、私は思い立ってしまったんです。「そうだ、双六岳にも立ち寄ろう!」と。

双六岳はつい最近お邪魔したばかりですが(笑)、私はあの景色やあの場所に流れる時間、テント場の過ごしやすさがとても気に入っていたんです。
今回は前回と違うメンバー編成で、裏銀座方面を訪れたこともないメンバーもいたので、ぜひその素晴らしさを知ってもらいたいと思ったのでした。
(自分がいいと思ったモノをつい人に勧めたくなるタイプ・笑)


登山初日はゆっくり出発ということで、お昼近くに新穂高温泉に到着!
登山者向けの無料駐車場はいつも満車のイメージだったので今回も期待はしていませんでした。

ところがっ!
時間と曜日が中途半端だったためか、予想外にめっちゃ空いてるーっ
1508双六岳1

ありがたく無料駐車場に停めさせていただいた私たちは、荷物をまとめて駐車場の奥から歩き出しました。
1508双六岳2

緑いっぱいの気持ちの良い道を少し歩いて坂を登り、舗装道路に出ると、その先に新穂高センターがありました。
やっぱりこちらの駐車場からだと近いですねー。
1508双六岳3

ここでトイレを借りたり登山届の確認をしたり、身支度を整えたりしていよいよ登山スタート
以前、新穂高温泉から槍ヶ岳を登った時には右俣林道を進みましたが、今回は左俣方面へ入っていきます。
楽しみだなぁー、ドキドキ

駐車場到着時から出発まではかなりどんよりとした空模様でしたが、だんだん明るくなってきて、陽射しも出てきました!
辺りの景色や建物などを眺めながら舗装道路を進んでいき、ゲートを通過します。
1508双六岳4

その先に続く道も、舗装路~砂利道でかなり歩きやすかったです。
この日の予定コースタイムは1時間20分ほどだったので、私たちはのんびりと歩いていきました。
1508双六岳5

辺りは背の高い木々に囲まれたり、開けたりしながら続いていきます。
まだまだ山登りといった雰囲気ではないものの、開けたところから望む景色は実に雄大です
1508双六岳6

ちなみに・・・この日、駐車場で腕時計を見たら気温が28度くらいと表示されていました。
街に比べれば低い気温ではありますが、日光を浴びながら身体を動かしているとやっぱり暑いんです

そんな時、なんとなーく林道脇の斜面の方から涼しい風が吹いてくるような感じがありました。
あれっ?なんかこの辺涼しくない?という話になり、風の出どころをたどってみると・・・
1508双六岳7

なんと、岩と岩の隙間から涼しい風が出ていたんです!
その少し先に、「お助け風(風穴)」という看板があって納得。
上高地から岳沢に向かう時にもあった、天然クーラーだね
これ、うちにもあったらいいのになぁー(苦笑)

それからも、歩きやすい道は続いていきました。
橋を渡って、こんな開けた場所を通って・・・
1508双六岳8

さらに少し進むと、なにやら看板が見えてきましたー!
1508双六岳9

ここが笠新道との分岐です。
計画通りに進んだ場合には、私たちは明々後日に笠ヶ岳からこの道を下ってくる予定になっています。
(まぁ、計画通りにはいかなかったのですが・・・)

ここまで来れば、この日の宿泊地であるわさび平小屋はもうすぐです。
ですが・・・コースタイムが短く、歩きやすい道だった割に、気分的には予想よりもずっと長く感じました

それは同行のメンバーも同じだったようです。やはり自宅から登山口までの移動疲れがあるのかもしれませんねー。

それでも、このお天気に助けられてのんびり楽しく歩いていくことができました。
1508双六岳10

お花も色々咲いていたんですよー
1508双六岳11

すると、向こうに赤い屋根の建物が見えてきました。
あっ、着いた!
結局気分的には長く感じたものの、ほぼ予定通りの時間でわさび平小屋に到着することができましたー
1508双六岳12

小屋の外には、飲み物や野菜、果物が水で冷やされていました。
これはいいっ!見ているだけでも清涼感があって、とっても素敵な眺めですねー
1508双六岳13

私たちは小屋で受付をしてから、テント場へと移動しました。
わさび平小屋のテント場は小屋の建物の脇を入ったところにありました。辺りは木々に囲まれていて、沢の音が聞こえてきます。
とっても落ち着いた雰囲気だし、たまたまなのか人はいないし、地面は平らな場所が多くてとっても泊まりやすい感じでした
1508双六岳14

今日はこの後にどこかへ登りに行くような予定もないので、テントを設営したらのんびりとくつろいで過ごしました。
私たちと一緒に、鳩もテント場をのんびりとことことお散歩していましたよー
1508双六岳15

周囲には、ブナなのかな?とても立派で美しい木々が立ち並んでいました。
こうやって、大木を見上げながら対話するのもとっても楽しいんです
1508双六岳16

ちなみに、水場は小屋のすぐ近くにある清流から直接汲む形になっていました。
なんだかとーっても雰囲気のいいところ。あぁ、ここを素通りせず1泊する予定にして良かったなぁ
1508双六岳17

私たちはその後、夕方までぐっすりとお昼寝してしまいました(笑)

そして17時頃にごそごそと起き出してきて、テントの外で夕食作り開始!
この時間帯になると、他にもテントがいくつか張られていました。それでもスペース的にはゆったりしています。


前回の縦走は8日間という長い日数だったため、日持ちと軽量化重視でフリーズドライ食品などしか持っていくことができませんでした。

そのぶん、今回は食事にこだわることにしたんです

というわけで・・・
まずはベビーリーフ&ミニトマトに焼いたベーコンを散らしたシーザーサラダ、そしてフリーズドライのスープ
1508双六岳18

それから、アルファ米に千切りキャベツと豚のしょうが焼き(湯煎でできるもの)を載せた、しょうが焼き丼
1508双六岳19

さらに・・・余った千切りキャベツとベーコンも盛り付けて1品完成
1508双六岳20

えーっと・・・今日って2時間も歩いてないのに、だいぶカロリーを摂取しているような気もしましたが
みんなで美味しくいただきました

夕食を食べ終わる頃に、空から雨粒がパラ、パラと落ちてきたのを感じたので、急いで片付け
寝支度を整えたら、ちょっと早めに眠りに就いたのでした。

おやすみなさーい、また明日

【次回へ続く】
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yamajoshi

yamajoshi (ヤマジョシ)
【特徴】
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・身体が小さい
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